
無謀かもしれないが、GMT社の大型現代戦ゲーム"Next War Korea"の上級ルールシナリオに挑戦してみた。選んだシナリオは16.2.3 Tactical Surpriseである。以下はそのレポートである。
前回の展開 --> こちら
Initiative Phase
このTurnは競合Turnとなった。またここで初めて国連が調定に乗り出してきた。国連は即時停戦を決議したが、米が拒否権を発動(VP-5)。国連の調停は不発に終わった。
2nd Special Operations Forces Phase
北朝鮮軍は最後に残った特殊部隊を投入し、韓国軍早期警戒網に対する破壊工作を試みる。攻撃は成功し、韓国軍の早期警戒網は大損害を被った。しかし犠牲も多く、最後の北朝鮮軍特殊部隊が遂に帰らなかった。
対する連合軍は、保有する特殊部隊8部隊を、標定任務に4部隊、早期警戒網攻撃に4部隊を割いた。早期警戒網に対する襲撃は大成功で、北朝鮮軍早期警戒網を再び半身不随にした。一方の標定任務の方は「一応成功」といったレベルで、化学兵器工場を1ヶ所、飛行場を1ヶ所標定した。1st Strike Phase
北朝鮮領内から多数のミサイルが飛翔していく。久しぶりのスカッドミサイル大量発射だ。6発のスカッドミサイルが、ヘリ部隊の駐留している航空基地/飛行場とドンヘ(東海 Donghae S4703)の港湾施設である。しかし大量のミサイルを投入した割に戦果は乏しく、わずかに航空基地1箇所を破壊し、3ヶ所の損害を与えたのみ。他にはAH-64アパッチ攻撃ヘリを1ユニットステップロスさせたのみであった。
連合軍はB-52 2ユニットでハムンテン(咸興 Hamhung 盤外)の化学兵器工場を狙う。勿論ワイルドウィーゼル機の支援付きだ。合計2ヒットを与えたが、壊滅させるには至らなかった。飛行場攻撃に向かったのは、B-1BとB-2Aによる混成編隊だ。こちらは目標の抵抗力が弱かったせいもあって攻撃は成功。飛行場は灰燼と帰した。
一方北朝鮮軍の移動阻止に出撃したF-15Eストライクイーグルの編隊は、南北国境付近の山道を爆撃し、北朝鮮軍の退路を遮断した。しかし漢江北岸の水源地帯で阻止任務を遂行したF-35Aライトンニング2の編隊は、悪天候に阻まれて攻撃に失敗。北朝鮮軍の退路を許してしまう。

Basic Movement and Combat Phase
ROK/US Movement/Combat Segment
連合軍の攻撃は2本立て。1本は漢江北岸向けた攻撃。米第101空中機動師団を敵の背後に空中機動にて進出せしめて、正面からは米第2機械化歩兵師団、韓国軍第30機械化歩兵師団(9-11-8)、米海兵隊等が攻撃する。圧倒的な空軍力の支援を背景にした連合軍の攻撃は正に圧倒的で、北朝鮮は全く損害を与えることなく2個機械化歩兵旅団を失って後退。漢江北岸に連合軍は橋頭堡を築いた。また大白山脈に残る北朝鮮軍に対しては米第3機甲騎兵連隊(4-3-7)、韓国軍第26機械化歩兵師団(9-11-8)等が掃討戦を実施した。こちらも空軍力を背景とした連合軍に対して北朝鮮軍は為すすべもなく。2個歩兵師団が壊滅した。
その間、東海岸のカンヌン(江稜 Gangneung S4922)には連合軍の増援部隊が続々と到着していた。米第25機械化歩兵師団、英連邦軍空挺大隊、米海兵隊等である。
DPRK Movement/Combat Segment
北朝鮮軍は前線を後退させて国境付近に布陣。最終的には旧国境の北側まで後退する目論見である。ただし一気に国境まで下がる訳ではなく、徐々に後退していく腹積もりだ。そのために北朝鮮各部隊は前線を徐々にDMZに向けて下げつつも、その大半は韓国領内に留まって戦線を構築している。その間、大白山脈に取り残された北朝鮮軍部隊が突破口を穿つべく反撃を実施。狙われたのは韓国軍第8歩兵師団(3-4-4)。北朝鮮軍は自ら歩兵師団2個を失いながらも韓国軍第8歩兵師団を撃破し、なんとか一矢を報いた。

Reinforcement and Replacement Phase
韓国軍本土防衛予備師団(3-3-4)8個が一挙に登場した。これで頭数を揃えた韓国軍は守備兵力に余裕が出てきた。さらに米軍や英連邦軍の増援部隊も到着しつつあり、連合軍は国境線に向けた進撃態勢を整えた。得点差は広がりつつある。またこのTurn、連合軍の獲得VPが北朝鮮軍を上回ったため、次Turnは再び連合軍の主導権Turnになる。
