Breakout Normandyは、1992年にAvalon Hill社から発売されたシミュレーションゲームです。テーマはノルマンディ戦で、D-dayから7日間のノルマンディ海岸における連合軍とドイツ軍の戦いを扱っています。
本ゲームは、1981年にAvalon Hill社から発売されたStorm Over Arnhemから始まる所謂「アーンヘム・システム」の第4番目の作品です。これまでの作品がどちらかといえば市街戦における小規模部隊の動きを再現していた「アーンヘム・システム」でしたが、このBreakout Normandyでは連隊~師団規模の部隊同士の戦闘を描いています。
基本的なシステムですが、両軍とも交互にユニットを行動させて、行動したユニットは裏返す。1度裏返されたユニットは、同一Turnには行動できない。行動済状態から回復するためには補給ポイントの配分が必要という簡単なものです。それに加えて艦砲射撃、空挺降下、爆撃、上陸、沿岸砲台、橋梁等のルールがあります。ルールの量は中程度ですが、一般的な陸戦ゲームとは趣が異なるので、「慣れ」が必要だと思いました。
今回、Breakout Normandyの練習プレイとして、ドイツ軍を担当してみました。全7Turn中第5Turnまでプレイしたところで、連合軍が勝利条件を満足するところまで前進できたので、ここで終了することにしました。全5Turnのプレイでプレイ時間はセットアップ含めて3~4時間程度。思いの外、サクサク進みました。
今回のプレイについての感想を書きます。
上に書いたことの繰り返しになるのですが、良かった点は意外とサクサクゲームができたこと。この分では、4~5時間程度で1ゲームプレイでくりので、1日2ゲーム3ゲームというの「あり」だと思いました。
システム的にはダイスの当たり外れが激しいので、ダイス目で結構展開が揺れます。ただしトータルで見れば概ね「落ち着く所に落ち着く」ようにはなっています。また作戦級ゲームにも関わらず戦術級的な間隔も要求されます。その一方でティーガー戦車大隊等の所謂「キャラゲー」としての側面は、それほど強調されていないように思いました。ティーガーよりも盤上砲の方が余程「使えそう」に思いました。
上に書いたことの繰り返しになるのですが、良かった点は意外とサクサクゲームができたこと。この分では、4~5時間程度で1ゲームプレイでくりので、1日2ゲーム3ゲームというの「あり」だと思いました。
システム的にはダイスの当たり外れが激しいので、ダイス目で結構展開が揺れます。ただしトータルで見れば概ね「落ち着く所に落ち着く」ようにはなっています。また作戦級ゲームにも関わらず戦術級的な間隔も要求されます。その一方でティーガー戦車大隊等の所謂「キャラゲー」としての側面は、それほど強調されていないように思いました。ティーガーよりも盤上砲の方が余程「使えそう」に思いました。
今回は残念ながら勝利には至らず、連合軍の心胆を寒からしめるような作戦を行うことすらできませんでした。しかし今回のプレイで概ねルールを把握できたので、次回はもう少し「勝ちを意識して」プレイすることを心がけます。
いずれにしても、再戦してみたい作品の一つです。