Leipzig 1813 - The Battle of the Nations

Peter Hofschroer Osprey

オスプレイの「戦役(Campagin)シリーズ」の1巻で、ナポレオン戦争最大のイベントと言って良い諸国民戦争を描いている。
前半のほぼ半分が両軍の編成に関する記述で、後半が戦役の流れとなっている。
全体に記述内容はコンパクトだが、馴染みのないナポレオン戦争の記述を英語で読むのは正直辛かった。
また本書の所所に戦域地図が挿入されており、戦場の流れを理解する助けとなっているのだが、私の購入したKindle版ではその戦域地図がバラバラなってしまって却って読みにくい。
唯一面白かったのは本文中に挿入された当時の絵画で、写真とはまた違ったリアリティがあって面白かった。
ナポレオン戦争に詳しい方にとっては面白い著作だとは思うが、筆者の知識と英語力では本書の面白さを理解できるには至らなかった。

お奨め度??