西武新宿線航空公園駅の目の前には航空公園という名の公園が広がっています。その一角に所沢航空発祥記念館というものがあるそうです。なぜ所沢にそんなものがあるかといえば、その昔、日本で初の有人飛行を成し遂げたアンリ・ファルマン機が、1911年に所沢に移設されたことを記念したためです。ちなみに所沢の施設は、日本初の飛行場となるそうです。
その航空発祥記念館で「堀越二郎と烈風」という特別展示が4月6日まで行われているという話を聞き、面白そうなので見に行きました。
入館料を支払って館内に入ると、体育館ぐらいのスペースに飛行機の実機が展示されています。展示されている機体の種類は、バートル輸送ヘリ、T-6テキサン練習機、T-1ジェット練習機、UH-1輸送ヘリ等で、戦後生まれの輸送機、練習機が主です。実機を間近で見られるのは良いのですが、戦闘機がないのは少し寂しい。
肝心の特集については、烈風といっても実機が存在している訳ではなく、CG合成で再現しています。とはいえ所詮CGはCG。実物には敵いません。とかなんとか言いながらもCG合成された烈風の飛行シーンはなかなか良かったです。
他にもシミュレータや体験コーナーもあり、真面目に回れば1時間程度はじっくり遊べそうな場所でした。
「堀越二郎と烈風」は4/6までなので、お早めに。