日本潜水艦史(世界の艦船2014.No.791)
日露戦争中に導入したホランド型から終戦直前に就役した潜特型(伊400型)、潜高型(伊201型)、丁型(伊361型)、潜高小型(波201型)等、50以上に及ぶ日本海軍潜水艦の各艦形について、それぞれ写真つきで解説している。また甲標的、蛟龍、回天といった等の潜航兵器についても取り扱っている。写真ページは合計122ページ。他に34ページの解説文がついている。日本海軍潜水艦史について端的にまとめた著作で、資料性は高い。本著は1993年に発売された増刊第37集「日本潜水艦史」の全面改訂版である。内容的には前作に重複する部分も多いが、新たに掲載となる写真も多く、記事も一新されているので、前作を保有している場合にも入手する価値はあるといえる。
お奨め度★★★