神様のカルテ
夏川草介 小学館文庫
結構有名な本なので読んでみた。まあまあ面白かった。私の場合、本書を読み始めたのは手術入院で入院したその日。点滴の針を刺してもらっていよいよという夜であった。読み終えたのは手術直後の苦悶の時間が過ぎ、少し余裕が出来た夜に読んだ。術後の眠れない夜にも読めるぐらい平易な内容であった。
終末医療に関する内容が主なテーマだが、過度に生々しい話でもなく、かといって荒唐無稽な話でもない。「心に浸みる」という程でもなかったが、素直に「良い話」だと思った。
お奨め度★★★
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