最近はYSGA恒例となっている塩原合宿。今年は6月末の週末に開催されることになっていたので、下名も参加しました。自然豊かな温泉地で、美味しい食べ物に舌鼓を打ち乍らゲーム三昧の1日。ゲーマにとっては夢のような1日で、心行くまでゲームを楽しみました。
以下、合宿でプレイしたゲームについての簡単なレポートを紹介します。

ヴェルキエ・ルーキ(CMJ#76)
1942年末期から43年初期にかけての東部戦線。レニングラードとヴィテブスク鉄道の間に位置するヴェルキエ・ルーキを巡る独ソ両軍の1Turn=6日、1ユニット=大隊~旅団(基本は連隊)規模で再現するゲームです。Moments in History社が2000年に出版したのがオリジナルで、日本語版は2007年にコマンド・マガジン日本語版76号の付録ゲームとして発表されました。システムの特徴としては、C3Iシステムとチット引きによる戦闘システムがあります。このシステムは1998年に同じくMoments in History社が発表したTurning the Tablesに端を発するもので、T3システムとも呼ばれています。両軍とも1Turnに3回の移動・攻撃機会があり、極端に言えば1ゲームTurnが通常のゲームの3倍の手間がかかるとも言えるのですが、その移動・攻撃させるためには手持ちのC3iポイントを消費してユニットを活性化させる必要があるので、「3倍手間がかかる」というはやや早計です。(C3iポイントを消費したくなければ、何もしないで「パス」を宣言します)
また戦闘システムも凝っていて、戦闘時に両プレイヤーが戦術値に相当する戦術チットを引き、チットの効果を戦闘力やDRMに適用します。従って戦闘は普通のオッズ方式ですが、オッズが高くても戦術能力が低ければ逆転される可能性があります。
その他、ZOCや補給、移動に関するルールは普通ですが、特徴的なルールに戦略移動があります。これは戦略移動を宣言した部隊は、最前線の部隊付近に一気にワープできるという過激なもので、鉄道線などがつながっていなくてもワープが可能です。このルールを上手に使わないと、ソ連軍必敗のゲームのようです。
また戦闘システムも凝っていて、戦闘時に両プレイヤーが戦術値に相当する戦術チットを引き、チットの効果を戦闘力やDRMに適用します。従って戦闘は普通のオッズ方式ですが、オッズが高くても戦術能力が低ければ逆転される可能性があります。
その他、ZOCや補給、移動に関するルールは普通ですが、特徴的なルールに戦略移動があります。これは戦略移動を宣言した部隊は、最前線の部隊付近に一気にワープできるという過激なもので、鉄道線などがつながっていなくてもワープが可能です。このルールを上手に使わないと、ソ連軍必敗のゲームのようです。
今回は練習も兼ねて3回程プレイしました。いずれも最初の1~2Turnをプレイした所でルール間違いや差し手間違い等により終了。「触り」だけのプレイに終わりました。そういった意味では今回はやや消化不良の感があったので、機会を改めてキャンペーンシナリオに挑戦したいと思います。

Pacific Typhoon(GMT)
太平洋戦争の多人数カードゲームです。兵器(大和、零戦、エンタープライズ等)を示すカードと戦役(真珠湾、ミッドウェー、マリアナ等)を示すカードが用意されており、戦場で多くの勝利得点を稼いだプレイヤーが勝利します。空母は総合戦力に強い、戦艦は水上戦に強い等といった兵器の特徴が簡単なルールで表現されているのが特徴。兵器と戦場の組み合わせが重要で、自軍に得意な戦場で自軍に得意な戦い方を目指すのがコツになります。3回程プレイして1回以上勝ったと思います。ジオニックタイフーン
K氏デザインのPacific Typhoon風のガンダムゲームです。Pacific Typhoonよりもルールはやや複雑ですが、ガンダム世界を巧みに再現したルールが魅力的な作品です。下名はアムロとガンダムを手元に持っていたのですが、出し渋ったため、勝機を逃がしてしまいました。群雄割拠(WGJ#22)
ウォーゲーム日本史の最新版。戦国時代を3~4人で再現します。毎Turn各プレイヤーは1名の戦国大名を担当し、自国領土の拡大や上洛を目指します。勝利条件はプレイヤー配下の戦国大名がどれだけ後世に名前を残したかで決まり、領土、上洛、発展、貿易等が名を残す対象になります。ルール確認も含めて3~4回プレイし、1回以上は勝ったと思います。
ルールは簡単で理解している人がいればその場のインストで即プレイ可能であり、内容的にもそこそこ楽しめる作品だと思いました。

PFB(自作)
最後にプレイしたのが自作の野球ゲームです。今回は秘密兵器である1985年タイガースを率いて1997年スワローズと戦いました。タイガース池田親興、スワローズ田畑一也の先発で始まったこの試合。タイガースの打線は以下の通りです。 9.真弓明信
8.北村照文
3.R.バース
5.掛布雅之
4.岡田彰布
7.佐野仙好
6.平田勝男
2.木戸克彦
1.池田親興
8.北村照文
3.R.バース
5.掛布雅之
4.岡田彰布
7.佐野仙好
6.平田勝男
2.木戸克彦
1.池田親興
後攻のタイガースは1回裏、掛布雅之のタイムリーで1点を先制。しかし2回表に危惧した通り先発したエース池田がスワローズ打線に捕まり、連打を浴びて5点を献上。一気に4点のビハインドと苦しい展開になる。
2回裏に1点を返したタイガース。3回から登板したタイガース2番手工藤和彦が好投して追加点を許さず、2-5で迎えた6回裏。タイガースはスワローズ2番手山本一樹を攻めて満塁から2連打で2点を返し、4-5と1点差に詰め寄る。そこで登場の3番ランディ・バース。バースはスワローズ4番手加藤博人からバックスクリーンに打ち返して起死回生の満塁弾。この回タイガースが8-5と劣勢を跳ね返し、逆転に成功しました。
7回からは福間納、8回からはリリーフエース中西清起がスワローズ打線をゼロに抑え、8-5で勝利しました。
2回裏に1点を返したタイガース。3回から登板したタイガース2番手工藤和彦が好投して追加点を許さず、2-5で迎えた6回裏。タイガースはスワローズ2番手山本一樹を攻めて満塁から2連打で2点を返し、4-5と1点差に詰め寄る。そこで登場の3番ランディ・バース。バースはスワローズ4番手加藤博人からバックスクリーンに打ち返して起死回生の満塁弾。この回タイガースが8-5と劣勢を跳ね返し、逆転に成功しました。
7回からは福間納、8回からはリリーフエース中西清起がスワローズ打線をゼロに抑え、8-5で勝利しました。




そんなこんなで週末の優雅な一時は瞬く間に過ぎて行きました。
宿の皆さまや企画して頂いたもっちひさんには大変お世話になりました。今回も楽しいひと時を過ごすことができました。
次回の予定は11月下旬とのこと。次回も是非参加したいと思います。
宿の皆さまや企画して頂いたもっちひさんには大変お世話になりました。今回も楽しいひと時を過ごすことができました。
次回の予定は11月下旬とのこと。次回も是非参加したいと思います。

