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日南線は、宮崎県の南宮崎駅を起点とし、鹿児島県の志布志までの約90kmを走破するローカル線です。
沿線には、日南海岸、青島、飫肥、油津、南郷、志布志といった観光地がありますが、昭和30年代ならまだしも、平成の時代に「日南海岸へ新婚旅行」が流行るとも思えず、忘れられた観光路線の感がありました。

そんな日南線に光が当たったのは、今から6年前の2009年。JR九州が観光特急「海幸山幸」の運行を開始した時です。かくいう私も「海幸山幸」には乗ってみたいと思っていたのですが、この度、目出度く乗車の機会を得ました。

宮崎発1007の観光特急「海幸山幸」は2両編成。全体の半分以上が指定席ですが、自由席も結構ありました。私は予め指定席をゲットしてあったので指定席に着席。山側の一人席です。駅で見た情報によると往路復路とも残席ゼロとのことでした。誕生から早くも6年目なのに人気は衰えていないようです。なるほど、車内は確かに混んでいて、指定席は元より、自由席も一杯でした。とはいっても自由席が満員になったのは出発前数分だったので、早めに駅に入れば自由席でも行けそうな感じでした。

往路は車窓を見ながらノンビリしました。こういう旅も良いなあと思った次第。途中の飫肥駅では地元の人が出てきて仮装行列のようなことを行ってくれたり、車内では客室乗務員さんが紙芝居をしてくれたりして、結構楽しい。車窓の風景も変化に富んでいるので、2時間弱の乗車時間があっという間に過ぎて行きました。

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特急列車の終点である南郷に着いたのは1142。この日は18切符も持っていたので、南郷発1206の鈍行列車で日南線の終点である志布志を目指します。南郷から先の沿線風景も面白く、途中の海岸風景や菜の花畑などが目を和ませてくれました。

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終点志布志には1306に到着。食堂に入って食事をする時間はなさそうなので、駅前のスーパーで弁当を買いました。内之浦で取れたとされるアジ寿司です。野菜不足が気になる昨今なので、ワザと玉ねぎ入りにし、さらに野菜ジュースを追加しました。駅に戻って車内で食べるとこれが旨い。井之頭五郎ではないですが、「私にはこういうのがお似合いなんです」といった感じです。

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志布志からは南郷に戻り、南郷からは上りの「海幸山幸」に乗りました。帰りの乗務員さんも往路と同じメンバーだったので、話が弾んで楽しかったです。調子に乗って地ビール3本飲んでしまった上、余計な写真も撮ってしまいました。

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宮崎駅に着いたのは1715頃。当初の予定では南宮崎で都城行きに乗り換える予定の所を間違えて宮崎まで乗ってしまいました。おかげで特急料金と乗車券を合わせて\1560余分にかかってしまいましたが、まあこの程度のハプニングは旅にはつきものです。

日南線の旅、特に観光特急「海幸山幸」は今回初めて乗りましたが、機会があればまた乗ってみたいと思える車両でした。


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