Naval Anti-Aircraft Guns and Gunnery
Norman Friedman Seaforth Publishing
第2次大戦及びその前後における対空戦闘を扱った書籍である。対空戦闘と一言に言ってもその範囲は広く、戦術、火砲、火器管制、戦闘機誘導等多岐に渡る。本書の主なテーマは火砲による対空戦闘で、火砲の性能と火器管制に多くのページを割いている。特に火器管制についての記述はかなり詳細であり、高速化し益々撃墜困難になってくる航空機に対して、正確な火器管制を行うのが如何に困難かが所々で触れられている。特に厄介なのが急降下爆撃機と特攻機で、前者については地中海で英艦隊がその対応に苦慮し、後者については言うまでもない。対空射撃について体系的に理解するには好適な著作である。こんなマニアックな洋書が電子書籍で読めるなんて。なんて素敵な世の中なんだ・・・。
ただし・・・、
正直な所、かなり専門的な内容でかつ英語なので、理解するのには苦労した。本当は半分も理解できなかったというのが本音の本音。
正直な所、かなり専門的な内容でかつ英語なので、理解するのには苦労した。本当は半分も理解できなかったというのが本音の本音。
お奨め度★★★★
Fighters Over the Fleet
Naval Anti-Aircraft Guns & Gunnery
Naval Firepower: Battleship Guns and Gunnery in the Dreadnought Era