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間違いだらけのソフトウェアアーキテクチャ-非機能要件の開発と評価

トム・エンゲルバーグ 長谷川祐一/土岐孝平訳 技術評論社

なんだかよくわからないアーキテクチャー本である。前半は計算機やアーキテクチャの歴史について書かれているが、まあ読み物としては面白い。中盤以降が恐らく本書のキモである。要約すれば、品質特性を用いたシナリオ分析でアーキテクチャ設計をする。可能なら形式手法を使ってアーキテクチャ記述をする。ATAMでアーキテクチャを評価し、ソースコードメトリクスやDSMを使ってアーキテクチャを維持管理する。そんな所だろうか。
読み物としては流し読みできる程度の内容で読みやすい。

お奨め度★★★