年末に山科会でプレイした真田軍記の話を紹介しましたが、その後時間が余ったので、主題のゲームをプレイしました。
今回、下名はルールマスターに回りました。

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1Turn(1854年)

いきなり「和親条約」発動で、条約レベルが+1する。
さらに井伊大老が就任し、そして安政の大獄。これで佐幕派は一気に地歩を広げた。
勢いに乗る幕府は、薩摩で政変を起こして倒幕派を打倒する。
Turn終了時、佐幕派は全ての雄藩を支配下に置いた。

2Turn(1857年)

倒幕派は薩摩で「攘夷実行」。薩摩での主導権を取り戻す。
また土佐でも「吉田東洋暗殺」によって武市半平太が登場。佐幕派の地盤を崩していく。
一方の佐幕派は紀伊に徳川家茂が登場して紀伊を支配する。

Turn終了時、佐幕派は福井、長州、水戸を支配、対する倒幕派は薩摩、京を支配した。
VPは佐幕11点である。

3Turn(1860年)

修好通商条約が結ばれて条約レベルが3に上がった。次Turnから開国デッキがカードに加わる。
長州では倒幕派が糸を引いた政変が勃発。倒幕派が長州の支配を握った。一方の幕府は「咸臨丸航海」を成功させ、国内の勢力拡大を図る。

Turn終了時、佐幕派は福井、水戸を支配、対する倒幕派は薩摩、長州、京を支配した。
VPは佐幕9点である。

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4Turn(1862年)

長崎に「亀山社中」が設立された。坂本龍馬の活躍が始まる。
しかし全般的には佐幕派が状況を有利に進めている。「土佐勤王党が壊滅」し、武市半平太は切腹して果てた。また松平容保は「京都守護職を拝命」し、さたに新選組も京で暗躍を開始する。そして「和宮降嫁」によって雄藩の支配を固めていく。
Turn終了時、佐幕派は福井、水戸、土佐を支配、対する倒幕派は薩摩、長州、京を支配した。

VPは倒幕派8点である。佐幕派が有利に進めているようにも思えるが、倒幕派は中国と九州の支配を固めて得点カードで一気に得点した。

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5Turn(1864年)

なおも幕府による反撃が続く。幕府の息のかかった「四賢候」が諸藩での幕府の影響力を高めていく。徳川慶喜が京都へ出陣。さらに反攻的な態度を取り続ける薩摩に対して遠征軍を派遣。同地の倒幕派を一掃した。「乙丑の獄」により長州の倒幕派は壊滅した。
対する倒幕軍は坂本龍馬と「海援隊」の活躍で京都における支配権を確立。

Turn終了時、佐幕派は福井、水戸、長州を支配、対する倒幕派は土佐、京を支配した。
VPは倒幕派4点。

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6Turn(1865年)

長州で倒幕派による政変が起こる。さらに倒幕派は「陸援隊」を編制して土佐支配を固める。

Turn終了時、佐幕派は福井、水戸を支配、対する倒幕派は長州、土佐、京を支配した。
VPは倒幕派7点。

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7Turn(1866年)

陸援隊の活躍は続く。「陸援隊」を使って倒幕派が佐賀を支配し、さらに通常アクションで薩摩支配を固める。そして幕府びいきの「孝明帝が崩御」し、倒幕派は京の支配も盤石にする。
佐幕派は「四賢候」で反撃するも、焼け石に水。

Turn終了時、佐幕派は福井、水戸を支配、対する倒幕派は薩摩、長州、土佐、京を支配した。
VPは倒幕派7点。




8Turn(1867年)

最終Turnである。佐幕派は「近江屋襲撃」で目の上のタンコブであった坂本龍馬、中岡慎太郎を排除する。
倒幕派は「諸隊創設」で長州藩の支配を固める。高杉晋作登場:

Turn終了時、佐幕派は福井、水戸を支配、対する倒幕派は薩摩、長州、土佐、京を支配した。
VPは倒幕派7点。

VPは倒幕派13点。

最終VP計算の結果、倒幕派が22VPで勝利した。九州、南海道、中国、京といった西国一帯を制圧したのが大きかった。




感想

プレイ時間はルール説明込みで3時間弱。まあインストも兼ねていたのでこんなものでしょう。