Shifting Sands(MMP)をプレイしてみた。今回はソロプレイである。
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9Turn(1942年夏)



米英連合軍が、アルジェリア一帯のカサブランカ(Casablanca)、オラン(Oran)、アルジェ(Alglers)に上陸する。その兵力は機甲師団1個、歩兵師団4個、独立戦闘団11個の大兵力だ。彼らは直ちに東へ向かい。チュニジア一帯の枢軸軍を攻撃する。北の港湾都市ビゼルト(Bizerta)は、米第1機甲師団「オールド・アイアンサイズ」(5-3-5)を主力とする米機甲部隊の攻撃により陥落。同地を守備していた独フォン・ブルーフ師団(Von Broich Division)(4-3-6)は瞬く間に壊滅。連合軍はチュニジアの首都チュニス(Tunis)の間近に迫ってきた。
チュニジア南部では、機甲戦闘団の支援を受けた米第34歩兵師団「レッド・ブル」(4-3-5)は、テベッサ(Tebessa)からカセリーヌ峠(Kasserine)を超えてエル・ゲター(El Guettar)に進出してきた。彼らはそのまま海岸線の要域ガベス(Gabes)を攻撃。弱体なイタリア歩兵戦闘団(1-1-3)を撃破してガベスを占領した。
ドイツ軍は直ちにトブルク周辺からドイツ・アフリカ軍団所属の2個装甲師団その他をトリポリ方面に機動せしめた。トリポリから出撃したドイツ・アフリカ軍団はガベスに対する反撃を実施。ここでもロンメル将軍の指揮が冴えわたり戦闘に不慣れな米軍部隊を瞬く間に撃破。ガベスの奪回に成功した。

10Turn(1942年秋)



チュニジア方面ではパットン将軍が戦場に到着した。パットン将軍は米第1機甲師団以下の部隊を使ってチュニスへの強襲攻撃を敢行。しかしドイツ軍の奮戦によって米軍の進撃は阻止され、チュニジア戦線は膠着状態に陥った。ドイツ軍は第10装甲師団(5-3-6)、第164歩兵師団、ヘルマン・ゲーリング歩兵師団(4-3-6)等が北アフリカ戦線に到着した。

11Turn(1943年冬)

東方ではモントゴメリー将軍が指揮官に就任し、攻撃を加速しつつあった。トブルク、ベンガジは連合軍が支配を確立。さらに戦場は西に広がり、今やエル・アゲイラ(El Agheila)に近づいていた。

12Turn(1943年春)

最終的に連合軍はトリポリを落すことができなかった。VPも8点に留まったので、最終的に枢軸軍の勝利が確定した。

感想

あとは序盤にイタリア軍にどれだけダメージを与えるかも重要かな。弱いイタリア軍でも山岳地帯や沼地なら部隊の数さえ残っていればかなり守れるので、例えば沼地であるエル・アゲイラなんかは鉄壁の防衛線になる。

枢軸軍はチュニスとトリポリ間の海岸道路確保がポイントになる。場合によってはチュニスの防衛を放棄しても海岸道路を確保すべきだろう。今回のプレイでそうであったように。
いずれにしてもShfting Sandsは面白い。何度もプレイしたくなる傑作だ。
