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大坂夏の陣をテーマとしたゲームとしては、GJ/天下布武の「真田軍記」、WGJ「ユキムラズ・ラスト・バトル」、そして近作GJの「講談級、大坂の陣」等があります(そういえばEWEにも大坂の陣があったけ?)。そのような中、大坂夏の陣を扱った古典ともいうべき「幸村外伝」がGame Journal誌別冊として再販されることを知り、早速入手してみました。

まずはコンポーネントを確認。ユニットシート2枚で大坂夏の陣に登場した主要な武将・部隊がユニット化されています。中には真田昌幸や後藤又兵衛等のユニットも入っていますが、これらは仮想シナリオ用だということは容易に想像できます。1ユニットのスケールは150~300人だそうです。

マップはフルマップ1枚。夏の陣での主戦場となった天王寺口一帯が描かれています。意外と起伏に富んでるね、と思ったら、マップの地形は「ただの飾り」。地形効果があるのは池ヘクスだけだそうです。そりゃそうだよね。茶臼山の標高って26mだしね。

1Turnの手順は先攻側移動、後攻側防御射撃、先攻側攻撃で1プレイヤーターン。それを先攻後攻で1回ずつ実施するというシンプルなもの。勿論先攻後攻のターンオーバーはありません。

このゲーム、システム的に姉妹編にあたる「激闘、関ヶ原」が面白いゲームだったので、是非本作も入手したいと思っていたのですが、ヤフオク等でも出品されておらず、長い間幻のゲームでした。
今回、Game Journal誌の別冊となって再販されることで、このゲームに触れることができたことは、筆者望外の喜びです。