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見えないものをさぐる、それがベイズ

村上和夫 オーム社

ベイズ統計学とは、見えないものを確率の考え方を利用して予測する学問である。本書によれば、選挙速報や天気予報、ロケットの航法制御等、様々な分野で応用されているという。ベイズ統計学について何も知らなかった私は、ある日、某講演会で「べいず」なる言葉を聞き、これは面白そうだと思って購入した。
この本は初心者の私にとっても大変わかりやすい本で、ベイズ統計学の基本的な考え方や応用を理解できた。カルマンフィルターの細かい数式は読み飛ばしたが、これは実務で必要な時に再読すれば良いと思う。
ベイズ統計学を理解したいと思っている初心者の方にお奨めできる著作だ。

お奨め度★★★★