
The War at Sea Vol.1 "The Deffensive"
Stephen Roskill
102円で入手した電子書籍。なんでこんなに安いのかわからない。ボリュームはある(英文800ページ相当)。Amazonでの外人さんの評価も悪くない。だけの何で・・・?。詳しくは知らないのだが、どうやらWW2における英海軍戦史のベースラインになっている書籍らしい。米海軍のモリソン戦記のようなものかな。この第1巻では、WW2の勃発からマレー沖海戦までの帰還を扱っている。その間、U-47によるスカパフロー奇襲、グラフシュペーの最期、アドミラル・シェア―による通商破壊戦、タラント空襲、ビスマルク追撃戦といった戦史上著名な戦いは勿論、Uボートとの絶え間ない戦い、ドイツ仮装巡洋艦との戦い、英本土近海での船団防護、ヨーロッパ沿岸に対する攻撃、港湾への爆撃、英潜水艦の戦いといった著名な戦いでは描かれていない場面もしっかりと記載されている。WW2における英海軍の戦いを知るには、十分なボリュームと言えよう。ただ惜しむらくは、数値面でのデータがやや弱い所。所々に表を挿入している点は有難いが、図版が少なく、さらに言えば巻末の付録がない。古い本だから仕方がないのか、あるいは電子版になった際に落されたのかは不明だが、いずれにしても本書にとって残念な側面である。
お奨め度★★★