市房山は以前に紹介したことがありましたが、熊本県では最も高い山で、標高1720.8mあります。前回に紹介した時には秋の山でしたが、春のツツジが綺麗だという評判を聞いていたので、GWの明けの5月上旬に挑戦しました。
登山口である市房林道終点に着いたのは朝の06:30頃でした。軽く準備を整えて登山開始。例年春先は花粉症の後遺症で結構キツイのですが、今年は新しい薬が効いたのか、この時期にしては体調が良い。登山道は必ずしも歩きやすい訳ではないのですが、快調に標高を上げていきます。
歩き始めて20分程で4合目の市房神社に到着。ここは小さな避難小屋になっており、市房山登山はここからが出発点です。
前々日に降った雨の影響で登山路は少し濡れているので、足を滑らさないように慎重に歩いていきます。市房山の登山道は必ずしも歩きやすい訳ではなく、特に前半6合目までは結構急な登山路が続きます。
歩き始めて1時間ほどで6合目に到着。時間的、標高的にはここで大体40%程度の達成度になります。ここから山頂までは結構長いのですが、登山路の斜度がやや緩やかになり、特に8合目から先は気持ちの良い上り坂が続きます。期待していた山ツツジについては、所々で赤や白の花が咲いていますが、「一面咲き誇っている」といった感じではなかったです。正直、少し期待外れでしたが、「まあ、こんなものだろ」と納得し、先を急ぐことにします。
山頂に着いたのは09:10頃。所要時間は丁度2.5時間でした。山頂でしばしの至福の時を過ごします。別の登山路から上って来た人に話を聞くと、今年はツツジの開花が少し遅れているとのこと。例年なら丁度この時期が見頃になる筈なのですが、今年はまだまだということでした。
帰りは来た道を戻り、約2時間で下山しました。上りはほぼコースタイム通り、下りは少しコースタイムを超過してしまいましたが、まあ久しぶりの登山としては良いのではないでしょうか。
麓の清流で冷たい水で手を洗うと、気持ちよかったです。
麓の清流で冷たい水で手を洗うと、気持ちよかったです。
今回、市房山の山ツツジを楽しみにしていたのですが、残念ながら少し時期を外していたようです。是非来年リベンジを果たしたいと思います。