2017年09月05日 書籍紹介「凶鳥〈フッケバイン〉 ヒトラー最終指令」 凶鳥〈フッケバイン〉 ヒトラー最終指令 佐藤大輔 角川文庫 「佐藤大輔氏がこんな本を出していたのか」というのが第一印象。読んでみるとなかなか面白い。設定は第2次大戦末期を背景にしたSF小説だが、そこは佐藤大輔。凡百の小説家には及ばない面白さがある。資料性等は皆無に近いが、娯楽作品として見た場合、少なくともウォーゲーマーのツボを押さえてあることは確かだ。過剰な期待を喚起するつもりはないが、私的には購入費用分の楽しみは十分得られた作品である。 お奨め度★★★凶鳥〈フッケバイン〉 ヒトラー最終指令 (角川文庫) リンク 「読書」カテゴリの最新記事 タグ :#読書 < 前の記事次の記事 >