かつて北近畿タンゴ鉄道と名乗っていた京都丹後鉄道(いつ社名を変えたのかな?)。最近のローカル私鉄の例に洩れずここも観光列車に力を入れています。今回、京都丹後鉄道が誇る3種類の観光列車「あおまつ」「あかまつ」「くろまつ」に乗ってきました。
あおまつ
最初に乗ったのは「あおまつ」です。これは3種類の観光列車の中で唯一追加料金なしで乗れる列車です。朝8時過ぎに西舞鶴駅を出発。途中宮津を経由して福知山に向かいます。所要時間は約1.5時間。同社の観光列車の中ではかなり長い距離を走る列車です。この列車は西舞鶴~宮津間では日本海の海岸風景や由良川沿岸の風景を楽しめ、宮津~福知山間は山間部の鄙びた風景が楽しめます。まさに「1粒で2度美味しい」観光列車です。しかも追加料金なし。一番「美味しい」列車なので車内はかなり混んでいました。座席は全部埋まっており、立ち客も出る状態です。車内では購買カウンターが設けられ、アルコール、ソフトドリンク、軽い食事が売られていました。




あかまつ
福知山から天橋立に戻ってきて、次に乗ったのは観光列車「あかまつ」です。天橋立~西舞鶴間を1時間弱で結んでいます。先の「あおまつ」と比べると乗車時間は約半分です。この列車は追加料金540円がかかり、予め予約しておく必要があります。そのためか車内は先の「あおまつ」に比べるとかなり空いていて、乗客は10名以下でした。走行距離は短いですが、由良海岸の風景、由良川沿岸の風景など、同鉄道線では最も見所の多い路線と言えます。この列車には2名の女性アテンダントさんが乗務しており、沿線案内等のサービスをしてくれます。乗客10名以下でアテンダント2名というのは随分贅沢な話ですが、乗客の立場から言えばラッキーでした。







くろまつ
夕方17時過ぎに豊岡を発車するのが。今回最終の観光列車「くろまつ」です。この「くろまつ」。昼間は豪華な食事列車として運行されているらしいのですが、何でも1万円近くするので今回はパス。比較的リーズナブルな価格で利用できる「ライブラリーコース」に乗ってみました。食事が出ない分、ソフトドリンクのサービスがあります(言い忘れましたが、先程の「あかまつ」にもドリンクサービスがついています)。沿線風景は豊岡~天橋立の鄙びた風景と宮津~西舞鶴間の海岸風景。尤も後者は既に日が暮れていたのであまりハッキリとは写真に撮れませんでしたが・・・。ちなみに同乗していたアテンダントさん「鄙びた風景が良いですね」と言ったら、「鄙びていてすいません」と言われました。「鄙びた」は褒め言葉だと思ったのですが・・・。走行距離が長い分、じっくりと沿線風景を楽しめました。また(今回だけだったも知れませんが)、夕方の「くろまつ-ライブラリーコース」は、比較的乗車率が低いので、ノンビリできました。





まとめ
久しぶりの京都丹後鉄道でしたが、予想以上に楽しめました。以前に来た時には(乗客が多かったということもありますが)サービスがやや荒削りであった印象がありました。今回はこの種の観光列車の運行に慣れてきたこともあり、乗客の立場からは十分に楽しめる内容であったと思います。「また乗ってみたい」と感じさせてくれる観光列車でした。



