半年ぶりにゲームを購入しました。
Wild Blue Yonder(GMT)
"Zero!"と同じDown in Flamesシリーズの最新作です。テーマは欧州戦線で、1940年~44年までの欧州戦域における航空戦闘を扱います。ルールは今までのDown in Flamesと殆ど同じ。アクションカードが枢軸軍と連合軍で別々になったとか、大口径機関砲ルールとか、水噴射エンジンとか、そういったルールが追加されています。「1944年まで」というのが結構ミソで、そのためDo24Tとか、Z.506Bとか、YB40とか、ちょっとマイナーな(というか変な)機体が混じっている反面、P-51D、Me262、Fw190D、Me109K、Ta152Hといった結構メジャーな機体が含まれていなかったりします。
シナリオはバトルオブブリテン、バルバロッサ作戦、マルタ島空襲、ペデスタル作戦、ベルリン空襲などで、特にペデスタル作戦は輸送船1隻1隻に名前がつけられているというマニア垂涎の内容になっています。
難点と言えば最近のGMTゲームの例に漏れず箱がデカくて可搬性が甚だ悪いこと。The U.S. Civil WarやWing Leader同様、ゲーム会へ持参するのも至難の業です。
Next War Poland(GMT)
Next Warシリーズの第4弾で近未来ポーランドにおけるロシアとNATOの戦いを描きます。1Hex=約12km、1Turn=3~5日、1ユニットは大隊~旅団を示します。基本システムはNext War標準ルールで、本作固有のルールとしては戦略マップ、長距離SAM、戦域兵器、戦術核弾頭等があります。話題のイージスアショアも選択ルールで登場します。シナリオは基本シナリオ5本と上級シナリオ3本。上級シナリオは戦略的奇襲、戦術的奇襲、長期増援の3パターンがあり、最大12Turn続きます。
Next Warシリーズの標準ルールはクロノノーツさんで和訳が公開されているので、特別ルールだけ読みこなせばプレイ可能。久しぶりに新しい現在戦ゲームをプレイしてみますか・・・。