
1Turn(9月17日午後)
まず英第1空挺師団戦区から。降下部隊を局所集中し、さらに砲兵支援をつけてドイツ軍守備隊(4-5-3)を7-1で攻撃する。結果は連合軍の意図通りにDSを達成。突破の結果を得た連合軍は、次Turnにアーネム市街突入を企図する。
米第82空挺師団は降下点を無視してナイメーヘン攻略に向かう。ナイメーヘン前面の未確認ユニットを撃破し、ナイメーヘン市街地に隣接した。しかし要域Grave(フラーフェ)の攻略には失敗した。

米第101空挺師団地区では、ソンの橋を無傷で確保した。しかしVeghelの橋は奪取前に爆破されてしまう。

英第30軍団前面では最前線の部隊をValkenswarrd(2107)に籠らせて守りを固める。

アーネム前面での7-1攻撃というのは驚き。降下点を無視するというのも最近の流行りか・・・?
2Turn(9月17日夜間)
英第1空挺師団戦区では、浸透移動を使って計4ユニットがアーネム市街に突入する。史実ではフロスト大隊だけが、その2~3倍の兵力が市街地に入ってしまったことになる。こうなってしまうとアーネム市街を短時間で占領するのは困難になる。所在のドイツ軍は2-1で反撃を実施するも、EXの結果に終わった。
米第82空挺師団戦区では、ナイメーヘンが2-1攻撃を食らってDRの結果となったが、辛くも死守に成功した。ドイツ軍は精鋭の装甲車部隊をナイメーヘンに送り込んで防備を固める。

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米第101空挺師団戦区では、アイントホーフェンが陥落した。英第30軍団が空挺部隊の作ったハイウェイ上を北に向かう。

3Turn(9月18日午前)
作戦開始2日目である。天候は晴れ。しかし英第1空挺師団及び米第82空挺師団戦区では降下点をドイツ軍は抑えているので増援はなし。米第101空挺師団の残余がアイントホーフェン北方に降下した。このTurn、ドイツ軍は2ヵ所で反撃を実施した。アーネム北方とナイメーヘン東方である。いずれも2-1攻撃であったが、結果は最悪の"1"。両方ともA1/ENGの結果となって反撃は失敗に終わった。
さらにナイメーヘン北方の鉄道橋爆破をドイツ軍は爆破を試みるも失敗。仕方が無いので鉄道橋を守るために守備隊をナイメーヘン市街に派遣する。
さらにナイメーヘン北方の鉄道橋爆破をドイツ軍は爆破を試みるも失敗。仕方が無いので鉄道橋を守るために守備隊をナイメーヘン市街に派遣する。

攻撃の出目は最悪。橋を落すダイスは概ね上手くいっているが、肝心な所で出目が悪い。
4Turn(9月18日午後)
天候は曇天。連合軍の空挺増援はこのTurnもなしである。アーネム地区では、再び独軍による反撃が実施された。装甲シフトを得た独軍は2-1で攻撃を実施。結果は最良の"D1"。英軍は辛くも死守に成功する。
ナイメーヘン地区では、米空挺部隊を攻撃をナイメーヘン守備隊が跳ね返していた。さらに増援のFrustenbrg自動車化部隊(4-4-5)が米空挺部隊に対して反撃を実施し、米軍部隊をA1/DRで撃退した。Frustenbrg自動車化部隊がナイメーヘンに入城し、同地の守りを固める。

南の方では、連合軍は東方へ突破をしかけてくる。Hemomd(2914)の渡河点が占領される。独軍はDeurne(2819)を頂点とする馬蹄形の防御陣地を築く。

ナイメーヘンの守備兵力を強化できたので一応の危機は去った。

6Turn(9月19日午前)
天候は悪天となった。アーネム地区では兵力を強化した独軍は3-1と2-1攻撃を実施した。出目はいずれも"6"で結果は"D1"。英軍は死守に失敗し、アーネム守備隊は東西に分断されてしまう。
7Turn(9月19日午後)
天候は悪天。アーネム地区ではドイツ軍が遂に鉄道橋まで到達し、英軍空挺部隊を完全に分断した。一方ナイメーヘン地区では、英第30軍団が最前線に到着した。砲兵射撃の元、ナイメーヘンに対する4-1攻撃が実施されたが、独軍は死守に成功した。

8Turn(9月19日夜間)
アーネム地区では独軍の攻撃が熾烈を極め、アーネム西方の英空挺部隊をあと1ヘクスまで追い詰めた。さらにアーネム市街の英軍は補給切れのため孤立損耗チェックとなり、1ステップを失った。
また戦線左翼では、独軍の精鋭第107装甲旅団登場し、反撃実施を開始していた。

感想
時間の関係でここで終了となった。ドイツ軍の立場で言えば、現時点では概ね上手くいっている。特にアーネム地区で英軍を撃破できる目処が立ったのは大きい。このペースで攻撃を継続すれば、恐らくゲーム終了までにアーネムの英軍は壊滅させることができるだろう。ナイメーヘン地区では、市街地とワール川北岸にある程度堅固な防御線を構築できたので、数Turnは時間稼ぎができそうだ。ただしいずれは連合軍の猛攻の前に防衛戦は突破されるだろう。従ってアーネムの英軍を撃破するのが早いか、ナイメーヘンの防衛戦を突破されるのが早いか、の勝負になると思われる。
相手側プレイヤー氏からも指摘されたことだが、第30軍団に対する独軍の妨害は消極的すぎるのではないか、という点があった。その点については確かに指摘の通りであり、第7Turnに第30軍団がナイメーヘンに着いたのはやや早すぎる感がある。わずか数Turnに過ぎないかもしれないが、もう少し第30軍団の足を引っ張って、ナイメーヘンへの到着を遅らせる必要があったかもしれない。
いずれにしてもまだまだ奥の深い作品なので、再戦を楽しみにしたい。







