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石見銀山が世界遺産に登録されて今年(2018年)で10年になるそうです。
以前から行ってみたいと思っていたこの石見銀山に、冬の一番寒い時期に行ってみました。

JR山陰本線大田市駅からバスで約30分。ちなみに大田市駅は一応特急停車駅で有人駅ですが、駅員さんは2人ほど、駅待合室と売店ぐらいしかない小さな駅です。近くにコンビニも見当たりません。

バスを降りたのは大森バス停。冬の寒い時期だったので、路面は雪におおわれており、その日も雪がパラパラと降っていました。ある程度雪道を予想していたので登山靴を履いて来ましたが、正解でした。

バス停から銀山のメインスポットとも言うべき龍源寺間道までは距離約2.3kmとなっていました。徒歩での所要時間は45分とありましたが、もし雪がなければ30分ぐらいで行けそうな距離です。今回は雪だったので40分ぐらいはかかったかもしれません。

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龍源寺間歩に着いたのは1310頃でした。ここから所謂石見銀山の坑道に入って行きます。入場料410円を支払って中へ。坑道の中は予想通り「坑道」でした。所々で鉱脈を探すための横穴ができており、少しでも質の良い鉱石を入手しようとした当時の坑夫達の苦労と底知れない人間の欲望を感じました。

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帰りは銀山ゾーンを逆に戻る。途中の清水谷、清水谷精錬所跡に立ち寄りました。

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1時間弱で町並み地区に戻ってきた。旧河島家という鉱山役人の旧家を見ます。豪邸というよりはちょっとお金持ちの家という感じ。食事のメニューを見ても今とあまり変わらないので安心します。

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次に向かったのが熊谷家。こちらは正真正面のお金持ちの家という感じ。単なる住居というよりも事務所や酒造所、商社等も兼ねていたので、部屋の数が30個もあったそうです。

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町並みの写真も紹介します。高所から見下ろした写真は代官所地区にある観世音寺から見下ろしたものです。

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最後に紹介するのは石見銀山世界遺産センター。銀山地区からはバスで10分程の場所にあります。石見銀山の歴史や銀の製錬法について紹介しており、銀山を見て回った後には興味深く見ることができました。

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