「決戦!アバオアクーDX」は、「機動戦士ガ○ダム」における最終決戦となったアバオアクー攻防戦を戦術・作戦レベルで描いたシミュレーションゲームである。
このゲームは1ユニット=1個中隊(約12機のモビルスーツ(以下、MS)又は戦闘機)、1個戦隊の艦船部隊(約4隻)を表しており、初期戦力は連邦軍66ユニット、ジオン軍45ユニットである。
基本システムはチットドリブンで、連邦軍2枚、ジオン軍2枚、無効2枚の計6枚の行動チットを毎Turn計4枚引き、それに相当する陣営のユニットが行動を行う。行動は常に1ユニット単位で行い、戦闘-移動、移動-戦闘、移動のみのいずれかを選択可能である。戦闘は原則として隣接ヘクス又は同一ヘクスに対して実施され、1対1で解決する。攻撃側がまず射撃を行い、その結果を適用した後に防御側が反撃を行う。従って攻撃側の射撃によって防御側が撃破された場合、防御側による反撃はない。
その他に長距離射撃のルールがあり、艦船や一部のMS(ボール、ガンキャノン等)は2ヘクス以上離れた敵に対して射撃を実施できる。この場合、敵による反撃はないが、射撃の効果も小さくなる。
基本システムはチットドリブンで、連邦軍2枚、ジオン軍2枚、無効2枚の計6枚の行動チットを毎Turn計4枚引き、それに相当する陣営のユニットが行動を行う。行動は常に1ユニット単位で行い、戦闘-移動、移動-戦闘、移動のみのいずれかを選択可能である。戦闘は原則として隣接ヘクス又は同一ヘクスに対して実施され、1対1で解決する。攻撃側がまず射撃を行い、その結果を適用した後に防御側が反撃を行う。従って攻撃側の射撃によって防御側が撃破された場合、防御側による反撃はない。
その他に長距離射撃のルールがあり、艦船や一部のMS(ボール、ガンキャノン等)は2ヘクス以上離れた敵に対して射撃を実施できる。この場合、敵による反撃はないが、射撃の効果も小さくなる。
今回、新たにDX版の発売を記念して、久しぶりに本作をソロプレイで試してみた。
設定
今回、折角DX版でプレイするので、DX版で追加されたユニットを使ってみようと思う。まず連邦軍。増援ユニットにG-Fighterを加えた。増援ユニットは数が決まっている上、ランダムに引かれるので、G-Fighterを追加してもバランスには殆ど影響しないと思われる。
さらに既撃破ユニットとして、FFS-3セイバーフィッシュ、RGM-79Lジムライトアーマー、RB-79Kボール、RGC-80ジムキャノン、FFX-7コアファイターを各1ユニット(セイバーフィッシュだけは2ユニット)投入した。これは連邦軍が補充マーカーを使うことによって復活させることができる。初期の段階から補充マーカーが使えるようになるので一見連邦軍が有利に思えるが、「弱い」ユニットが多いので一方的に有利とは言えない。
ジオン軍は、既撃破ユニットとしてMS-14Eゲルググマリーネ、ジッコ突撃艇、MS-21Cドラッツェ、MS-05ザク1を各1ユニット追加した。エリートザクを追加する手もあったが、バランスが崩れそうなので止めにした。
選択ルールは全採用とした。
初期配置
連邦軍は主力をNフィールドに配置し、Sフィールドは別働隊とした。すなわちモビルスーツ30ユニット中24ユニット(80%)、戦闘艦20ユニット中18ユニット(90%)、突撃艇/戦闘機10ユニット中10ユニット(100%)をNフィールドに配置した。残り計8ユニットがSフィールド配備である(戦闘艦2ユニット、モビルスーツ6ユニット)。ジオン軍は連邦軍の配置に合わせる形で防衛ラインを構築する。

第1Turn
ミノフスキー粒子濃度=3アクション:連邦、連邦、なし、ジオン
最初に連邦軍のアクションとなった。Nフィールドの連邦軍はジオン軍との距離を6Hexまで詰めた。ジオン側からは接敵できないギリギリの距離である。
Sフィールドは地積を確保するため前進する。
2回目も連邦軍であった。間合いを詰めすぎるとジオン側の強烈な反撃に出会う可能性もある。が、まだジオン側のエリート部隊が少ないことを見越し、Nフィールドでは距離4Hexまで詰めることにした。ジオン側に対する挑発とも取れる行動である。
中立アクションを挟んで最後にジオンがアクションを取った。先制攻撃のチャンスである。艦船部隊が前進して支援射撃を浴びせるが、命中なし。MS-09リックドム、MS-14ゲルググ部隊などのMS部隊が前進し、RGM-79ジム1ユニットとサラミス1ユニットを撃破、ジム5ユニットを混乱させたが、リックドム1ユニットがジムの反撃によって撃破され、MS-06ザク1ユニットが混乱してしまう。
第2Turn
増援フェイズ。連邦軍はRGM-79GSジムコマンド。バニング大尉率いるエリート部隊である(モンシアやベイトも含まれているのだろう)。Nフィールドに配置し、ジオンのエリート部隊に対抗させる。ジオン側はMS-18Eケンプファー。こちらもエリート部隊であるが、防御力にやや不安があるので、強敵のいないSフィールドに配置した。ミノフスキー粒子濃度=1
アクション:なし、ジオン、連邦、ジオン
アクション開始前に要塞兵器が4つとも出てしまうという珍しい展開になった。ジム1ユニット、サラミス1ユニットが混乱する。
先にアクションを取ったのはジオン側だった。Sフィールドではケンプファーとザクの混成部隊が総攻撃を敢行。ジム2ユニットとサラミス1ユニットを混乱状態とした。

Nフィールドでもジオン軍が攻撃を続行。リックドムを主力とするMS部隊がマゼラン級戦艦1ユニット、サラミス級軽巡4ユニットを葬ったのをはじめ、ジム、ボールの部隊も多大な損害を与えていた。さらには機動巡洋艦ザンジバルが突撃戦を敢行。接近戦でサラミス級軽巡を撃破するという快挙も成し遂げている。ただしバニング小隊に射撃戦を挑んだエリートゲルググ部隊がバニング小隊からの反撃によって撃破されてしまったのだが・・・。

次に回ってきたのは連邦軍のアクションだ。Nフィールドの連邦軍は窮地に立たされた。ジオンが中央突破を指向してきているのは明らかである。そこで連邦軍は中央突破しつつあるジオン軍はやり過ごすこととし、両翼から突破してアバオアクーとジオン軍主力との連絡線を遮断することにした。巧くいけば突出しつつあるジオン軍は後方との連絡線を絶たれ、窮地に陥る可能性が高い。生き残ったジム、ボールの部隊がジオン側の側面援護に当たっているザク部隊を攻撃。これを撃破して突撃路を啓開する。その間隙を縫ってパブリク突撃艇やFF-X-7Bstコアブースター戦闘爆撃機がジオン艦船部隊に猛攻を加える。一連の攻撃でジオン重巡チベが2ユニット、軽巡ムサイ1ユニットが撃破された。そのうちの軽巡ムサイは、連邦軍戦艦マゼランの接近砲撃戦による戦果である。
ちなみに後方連絡線とはいっても本作に補給ルールや連絡線ルールがある訳ではない。後方との連絡線遮断の効果は、アバオアクーとジオン主力部隊を分断することで相互支援が困難ならしめる所にあった。

最後はジオン側がアクションを取った。大戦果を挙げたジオン側であったが、明らかに前線は先細りの様相を呈している。そこで一旦兵力を引き、戦線の立て直しを図ることとした。ただしSフィールドでは攻勢を続行している。とはいえこちらも兵力不足なので、いったん立て直しが必要な状況にはなっているのだが・・・。
