四国の東赤石山は、四国山地の中央部に位置する標高1706mの山です。日本200名山の一つで、近くには同じく200名山の笹ヶ峰があります。
この6月、梅雨入り直後の東赤石山に登ってきました。
この6月、梅雨入り直後の東赤石山に登ってきました。
梅雨入り後とはいえ、晴れたの日が続いていた四国地方。この日も3日連続の晴れの日であった。6月3日の日曜日。伊予三島駅近くのホテルを朝5時にレンタカーで出発した私は、山道を縫って今日の登山口である筏津(いかだつ)へ向かっていった。6月の朝5時といえば、もう明るい。銅山川沿いの鄙びた風景の中、順調に車を走らせた。
登山口に着いたのは午前6時頃であった。念入りに準備を整えて出発は0620。登山口を入るといきなりの急登がお出迎え。前回、市房山登山から約3週間ぶりの登山なので、少し体が鈍っている。
最初はいきなり急登、しかしその後ダラダラとアップダウンが続き、最初の分岐点からは緩やかな登りになる。その後はいくつか渓谷を渡り、斜度がきつくなってきて、8合目付近で稜線に出る。最後の急登を登りきると、そこが東赤石の山頂であった。周囲を一望でき、向こうに見える西赤石はアルペンチックな良い山でであった。
帰りは登りをピストンする。最初は急斜面の下りであったが、登りの時に想像したよりは楽。中盤以降は道が歩きやすくペースがあがる。途中で渡る滝や渓谷が気持ちいい。いくつもの渓谷を超えていくのがこのコースに魅力だと感じた。
山自体の難易度は、累積標高差は1100mぐらいだろうか。標高差は丁度1000mぐらいだが、少しアップダウンがある。途中で渓谷を渡る所だ。危険個所は特にないが、後半はかなり急で歩き辛い山道になる。逆に帰りは道幅が広くて歩きやすく、かなりハイペースに歩ける感じだ。レベル的には中級程度の山登りではないだろうか。
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