荒船山は群馬・長野の県境にある山で標高1422.7mの山である。「クレヨンしんちゃん」の作者として知られている臼井儀人氏が最期を遂げた場所としても知られている。

9月初頭の日曜日。前夜に近くのSAで車中泊した私は、車で荒船山の登山口を目指していた。天候は雨。大凡登山向きの天候ではない。内山峠の登山口に着いたのは0800頃。車は1台もなく、登山者はないと見える。この雨では無理もない。私も一旦は登山を諦めた。

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車で山を下りていく途中、雨が上がってきた。この分では軽く歩くぐらいは出来るかも知れない。車をUターンさせ、山へ戻る。先ほどの内山峠ではなく、荒船山山頂に最も近い荒船不動の登山口だ。荒船不動の登山口に着いたのは0840頃。やはり車は1台もなかったが、雨は上がっていた。

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登山と言うよりは森林浴でもしようと思って歩き始めた。幸い雨は上がっていたので歩きやすかった。歩き始めて少しで荒船不動に到着。そこにも駐車場があり、車が1台停まっていた。

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荒船不動から先は荒船山へ続く登山口になる。緩やかな登山道をゆっくりと上っていく。登り坂は緩やかだったが、途中から雨が強くなってきたのでレインウェアを着込む。歩き始めて30~40分ほどで星尾峠に到着。ここから先は荒船山の稜線歩きとなる。

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そこから先は高原の草原地帯になる。雨が強くなってきたが、雨に煙る草原も又良い。

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星尾峠から約30分でトモ岩に到着した。トモ岩は周囲の景観が一望できる景勝地であったが、あいにくこの日は雨なので視界は効かなかった。

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帰りは元来た道を引き返す。登山口に戻ってきたのは1120頃。往復3時間弱の短い山旅であった。

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山としては比較的楽な山で、片道1時間ほどで高尾山よりも楽であった。ただし一部の登山道が大雨のため崩落しており、その通過には慎重を要する。今回は雨のため景観を楽しむことはできなかったが、その一方で雨に煙る草木の姿を見ることができた。雨の日の登山も悪くないなとも思う。

だけど次は晴れた日に登りたいな・・・。

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