
西国の雄=毛利元就が本拠を構えたとされている安芸の吉田郡山城。いつかは行ってみたいと思っていましたが、主に距離的な制約からなかなか機会がありませんでした。
先日、広島方面への旅行を行い、ついに吉田郡山城に訪れる機会を得たので報告します。
吉田郡山城は安芸高田市の中心地付近にあります。町から見える小高い丘に郡山城はあります。城の近くの駐車所に車を停めて、早速歩いてみました。

最初に鳥居を潜って森の中へ。緩やかな参道を歩いて10分ほどで毛利一族の墓所につきます。一族の墓所からさらに高い所に毛利元就の墓所があります。





ここからは少し登山ぽい道になります。800mほど山道を歩いた先が郡山城の心臓部です。一番高い所が本丸。そのすぐ下が二の丸跡です。



本丸から少し下がった所が勢溜の檀です。いくつも段のようになっていて、攻める側から見た場合はいくつもの防衛ラインを超えて行かなければならないようになっています。さらに左右の地積も十分広く、守る側の兵力運用に余裕が得られるようになっています。

登山路を降りていくと展望台になっていて、安芸高田市街が一望できるようになっています。

降りた所にあるのが清神社(すがじんじゃ)。毛利氏から尊宗を受けたそうです。


麓には安芸高田市歴史民俗博物館があり、毛利氏に関する資料や吉田郡山城に関する資料が紹介されていました。入場料300円で見どころは豊富で見ごたえがありました。内部の撮影が禁止されていることが残念でした。

吉田郡山城の感想ですが、規模的には小谷城や観音寺城に匹敵する大規模城郭だと思いました。また勢溜の檀など防御側の兵力運用にも留意した縄張りになっており、高い防御力がありそうでした。毛利氏がこの城に籠って尼子氏の攻撃を跳ね返した理由も少し分かる気がしました。