京都丹後鉄道には3種類の観光列車があり、「くるまつ」「あかまつ」「あおまつ」と呼ばれています。その中で一番高級な車両は「くろまつ」です。
「くるまつ」には複数のコースが用意されており、朝はスイーツコース、昼はランチコース、夕方はほろ酔いコースとなっています。一番高いのは昼のランチコース。乗車券含めて1万円以上しますが、それでも予約殺到で、当月分はいつも完売状態だそうです。
「くるまつ」には複数のコースが用意されており、朝はスイーツコース、昼はランチコース、夕方はほろ酔いコースとなっています。一番高いのは昼のランチコース。乗車券含めて1万円以上しますが、それでも予約殺到で、当月分はいつも完売状態だそうです。
今回私が乗ったのは、「ほろ酔いコース」と呼ばれる一番安価なコース。乗車券込みで値段は4200円。決まったお酒を自由に飲める飲んべいには堪らないコースといえます。つまみも一応ついていますが、追加で注文すると費用が発生します。一方でお酒の方は決められた銘柄であれば何杯飲んでも料金は変わりません。そしてお酒は綺麗なアテンダントさんがお酌してくれます。
私が乗った時には以下の3種類の銘柄が用意されていました。
私はあまり酒の味には詳しくないのですが、今回飲んだお酒は確かに美味しいお酒で、舌触りが良く、フルーティな感じがします。後味もスッキリとした味わいで、舌の中で味を転がす感じです。さらに個々の銘柄が微妙に味が違うので、味比べを楽しむこともできます。
途中の丹後由良駅で酒蔵見学があり、歩いて10分ほどの場所にある酒蔵を見学します。昔ながらの作り方での酒造り現場は普段なかなか見ることができないので、貴重な機会です。さらにその時、またまたお酒を試飲させてくれるので、先ほどとは違った銘柄のお酒を堪能できます。
西舞鶴から天橋立までの所要時間は約2時間。途中で美しい海岸風景や由良川鉄橋からの景観を眺めることもできます。実に贅沢な時間を過ごすことができる2時間の旅。機会があれば是非どうぞ。