
最近嵌っているRed Storm - Baltic Aooroaches(以下、本作)である。
今度は米空母艦載機が登場するシナリオをプレイしてみる。シナリオ23「Danger Zone」だ。スウェーデンに侵攻したソ連軍。そこに補給物資を運ぶソ連軍輸送船団に対して米空母航空団が攻撃を仕掛けるシナリオだ。ここに来ていよいよ本命、米空母機動部隊が登場することになる。「Danger Zone」というタイトルも、米空母の活躍を予感させるものになっている。
今回、私はソ連軍を担当し、無敵の米空母部隊を迎え撃つ。
SetUp

対するNATO軍は、米空母艦載機が戦爆連合31機とさらにスウェーデンの戦闘機が6機である。しかも戦闘機は、世界最強のF-14Aトムキャット。
「こりゃ、あかんわ」
思わず投げ出したくなる所だが、ここは我慢。こちらのボロ戦闘機での戦果はまず望めないので、戦闘機を囮にしてトムキャットをSAMの威力圏内に引き寄せて、トムキャットをSAMで食ってやるぜ。とはいえ、米軍機は電子装備が強力なので、なかなかSAMで撃ち落とすのも難しいのだが・・・。
さてさて、どうなることやら・・・。
準備
まず天候決定である。我々にとって望ましいのは悪天候だ。海が荒れれば対艦ミサイルの命中率が低下するし、雲が広がればSAMの脅威が高まる。悪天候は今でも航空兵力の大敵なのだ。しかし結果は「晴天」。困ったものだ。レーガン(当時の米国大統領:ロナルド・レーガン氏)日和である。
1-6Turn

一方ジーランド島南部には既にソ連軍が上陸を済ませていた。コペンハーゲン南部には地対空ミサイルを装備する機械化歩兵部隊が展開していたが、彼らは「ケツをまくって」逃げるWP戦闘機を追いかける米軍機の接近を密かに待ち構えていたのだ。
7Turn

8Turn

その刹那・・・、
ジーランド島南部上空を飛行していたF-14Aの1機は、突如数発のMAMPAD(携行式地対空ミサイル)の攻撃を受けた。フレア弾を発射しながら回避するトムキャットだが、1発のミサイルが命中。炎に包まれて落ちていく。2名のパイロットは緊急脱出して一命をとりとめたが、1名はソ連側の捕虜になってしまう。
9Turn

その頃、バルト海を進撃する米艦載機に対して、ソ連艦隊がレーダーを作動して迎撃態勢に入る。
10-11Turn

12Turn

ここで本作の対艦攻撃ルールを説明すると、対艦攻撃を実施するためには目標となる艦隊を「識別」する必要がある。識別には「目視識別」と「レーダー識別」の2種類があり、前者は目標から4Hex以内、後者でも目標から8Hex以内に近づく必要がある。射程距離20Hex以上を誇るハープーンミサイルであっても、何らかの形で目標に近づき、目標を識別する航空機の存在が必要となるのだ。
その間、攻撃隊に随伴してジャミングを行っていたEA-6Bプラウラーに対して、数発のSA-12長距離SAMが発射された。プラウラーの放つ強力な妨害電波を逆探知して目標に突進していくミサイルのうち、1発がプラウラーの至近距離で爆発した。プラウラーは大破して帰路につくが、帰還途中で力尽きてバルト海に墜落した。
13Turn

つづく












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