もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2006年04月

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(写真1)山頂へ向かう途中に見た桜
(写真2)山頂から見下ろした白石川の流れ
(写真3)城址公園入口の桜

東北の桜を見る

 こんにちは。
 先日、北東北へ出張があり、その帰路に東北地方の桜を見てきました。東北の桜といえば、弘前、角館等が有名ですが、今年は例年になく桜の開花が遅れているようで、そのため今回レポートは南東北が中心になります。

船岡城址公園

 前日に同僚と少し飲んだので、その日は少し二日酔い。ホテルで少しゆっくりと朝食を取り、0800頃出発しました。今日最初の目的地は船岡城址。仙台からJR東北本線に乗って30分ほど。船岡駅に着いたのが0900頃。そこから歩いて15分ほどの所に船岡城址公園があります。
 歩く距離は大したことがないのですが、城址公園というだけあって麓から山頂までは少しばかり山登りする必要があります。標高差は100もなかったと思いますが、最近登山せずなまった体で山登りは結構辛かったです。15分ほど歩いて山頂に着きました。山頂から見下ろす桜は美しかったです。山頂から見ると眼下に流れる白石川と山麓をピンクに染める桜の花。そういえば山頂には沢山のカメラマンがカメラを構えていましたが、どうやら東北本線を走る列車が目当てのようです。


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(写真)第3ターン移動フェイズ。日本駆逐艦の放った酸素魚雷が米巡洋艦を捉えた瞬間

ルンガ沖夜戦


前回お知らせした「ソロモン夜襲戦」のサイバーボード版シナリオをプレイしました。
シナリオタイトルは「タナカ、恐るべし」
ルンガ沖夜戦を扱った史実シナリオです。
ガダルカナル島に対する夜間輸送任務に赴いた日本駆逐艦8隻を米軍の巡洋艦隊が奇襲した戦いです。
日本軍が卓越した夜戦技量により兵力面での劣勢を跳ね返し、見事な勝利を収めた戦いです。
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セットアップ

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/9/6/960f81ed.jpg

上の写真を見て下さい。これは本シナリオのセットアップ時の状況です。
日本艦隊は警戒艦の「高波」(DD1)を左翼に展開し、主力は旗艦「長波」(DD2)を中心として前方に第15駆逐隊の「陽炎」級駆逐艦4隻(DD3~6)、後方に第24駆逐隊の「白露」級駆逐艦(DD7,8)という布陣です。
米艦隊は前衛に駆逐艦4隻(DD1~4)、中央に巡洋艦5隻(CA1~4,CL1)、その後方に駆逐艦2隻(DD5,6)という並びの単縦陣です。この戦い以降米軍が好んで採用した水上戦闘用の布陣です。

ゲーム展開

第1ターン

両軍とも速度はそのまま。連合軍は第1~2ターンは移動制限が課せられていて旋回することができない。
米巡洋艦「ペンサコラ」(CA3)が距離13キロから照明弾を発射。それが日本駆逐艦「親潮」(DD3)、「黒潮」(DD4)を照らし出した。「ニューオーリンズ」(CA2)、「ペンサコラ」(CA3)、そして前衛駆逐艦4隻が射撃を開始した。「ペンサコラ」の射撃が「黒潮」を捉えた。2発が「黒潮」に命中。その8インチ砲弾は誘爆を引き起こして「黒潮」は損害4。「黒潮」は大破した。
前衛に突出した「高波」に対しては米駆逐艦4隻が射弾を集中した。夾又弾は得られたものの命中弾はなし。「高波」は魚雷8本を米艦隊向けて発射した。

 写真:第1ターン終了時の状況
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第2ターン

損傷した「黒潮」は速度10ktでよろよろと戦場を離脱。残った各艦は速度を30ktに上げた。米艦隊は速度そのまま(20kt)。
「高波」の放った魚雷が「ペンサコラ」を捉えた。3本が「ペンサコラ」に命中。「ペンサコラ」轟沈。
米艦隊の反撃。「ニューオーリンズ」(CA2)が「親潮」(DD3)を砲撃。距離6km。3発の8インチ砲弾が「親潮」に命中した。その1発が「親潮」の弾薬庫を貫いた。「親潮」轟沈。
「ホノルル」(CL1)、「ノーザンプトン」(CA4)が「高波」(DD1)を砲撃。距離6km。「ホノルル」の放った6インチ砲弾3発が「高波」に命中。ダメージ3。「高波」中破。
日本駆逐艦5隻が米艦隊を砲撃。「フレッチャー」に2発が命中。ダメージ2。「フレッチャー」小破。
日米艦隊魚雷発射。

 写真:第2ターン終了時の状況
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第3ターン

日本艦隊の放った魚雷計32本が米艦隊を捉えた。
「涼風」「江風」の放った16本は1本が「ミネアポリス」に命中。ダメージ8で「ミネアポリス」小破。
「陽炎」「長波」の放った16本は3本が「ニューオーリンズ」に命中。「ニューオーリンズ」轟沈。
損傷した「ミネアポリス」に対して「長波」「陽炎」「巻波」が距離7.5kmで行う。5発の5インチ砲弾が命中。距離が遠いためにダメージは小さかったが、それでもダメージ2を適用。「ミネアポリス」の累積損害は10に達した。「ミネアポリス」中破。
「巻波」が魚雷8本を発射。
米艦隊の魚雷は性能不足のため回避運動に入った日本駆逐艦を追い切れない。

 写真:第3ターン終了時の状況
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第4ターン

「巻波」の放った魚雷の2本が「ホノルル」に命中。誘爆を起こした「ホノルル」は洋上に停止した。
唯一無傷に残った「ノーザンプトン」を「長波」「涼風」「江風」が砲撃。距離6km。5インチ砲弾6発が次々と「ノーザンプトン」に命中。しかも距離が近かったために5インチ砲弾は十分な威力を発揮した。2発が機関室に飛び込んで「ノーザンプトン」の速度を10ktにまで低下させた。ダメージ4で「ノーザンプトン」小破。

第5ターン以降

速度の低下した米艦隊は日本艦隊を追うことができない。魚雷を撃ち尽くした日本艦隊もこれ以上積極的な交戦はせず、戦場を離脱した。

両軍の損害

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 勝利得点:日本軍168点、連合軍42点

感想

「ソロモン夜襲戦」をサイバーボードでプレイしたのは今回が初です。プレイ時間は約2時間。慣れない間は少し面倒な所もありましたが、慣れてくると色々と便利です。艦隊を丸ごと移動したりできるのは、サイバーボードならではです。
サイバーボードの場合、リプレイを書くのが楽ですね。プレイ中にダイスを振ったり、駒を動かす場合、相手に「このダイスは何なのか」「今はどのフェイズなのか」を知らせるためにメッセージを書かないといけないので、それが自然とリプレイの記録になって残るのです。一々デジカメで写真を撮る必要がないのが嬉しいです。

細かい点では色々と改修の余地が出てきました。
例えば「大破」「小破」等のマーカーは透過色を使って背後が見えた方が良い。数値マーカーも透過色を使いましょう。「沈没」マーカー(サイバーボードオリジナル)はやっぱり日本語にしたい。「夾又」マーカーもあった砲が良いのかなあ・・・?。これは保留。あと「記念写真」を撮るのに便利なように「記念写真ボード」も用意しましょう。

あとシナリオの感想ですが、今回は史実以上の結果になりました。今回はダイスもかなり日本軍に有利で、魚雷も期待値以上の命中率を発揮しました(発射48本、命中9本、命中率19%)。逆に日本軍のダイスが奮わずに魚雷が外れまくると、日本軍にとって悲惨な結果になるでしょう。そういった意味からはやや単調なシナリオですが、ダイス目さえ恵まれれば「精鋭、第2水雷戦隊」を堪能できるので、日本軍ファンにはお奨めできるシナリオになりそうです。

という訳で誰か「ソロモン夜襲戦」のメール戦やりませんか?

ところで

サイバーボードで時々日本語が化けるんですよね。元々向こうのソフトだから仕方がないのですが、「判定」という文字が化けるのは頂けません。「命中判定」「損害判定」が「命中チェック」「損害チェック」になってしまうのはちょっと悲しいです。

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(写真1)近鉄奈良線「新大宮駅」
(写真2)「天一」の餃子定食
(写真3)「天一」新大宮店

関西風ラーメン「天下一品」

 関西のラーメン屋さんを紹介します。
 「天下一品」
 関西では随分前から有名なお店でした。最近は他の地方でも多く出店し、関東でも比較的容易に見つけることができます。味噌味こってり系の独特のスープで、高校時代に初めて食べた時はカナリ衝撃でした(最初は「なんてマズイラーメンなんだ」と思ったものです)。
 就職して上京した後でも、「関西に戻ったときは一度は天一」という感じで通ったこともあります。さすがに最近は毎度毎度「天一ラーメン」ということはなくなりましたが、それでも時々妙に「天一ラーメンが食べたーい」と思うことがあります。

 ところで「天一」ラーメンって店毎に微妙に味が違っているみたいですね。私はどの店が美味しいのかはわかりませんが、やっぱり京都の本店が美味しいのでしょうか?。

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(写真1) シナリオ8「タナカ、恐るべし」の全領域表示
(写真2) シナリオ8「タナカ、恐るべし」の日米艦隊を拡大

「ソロモン夜襲戦」をサイバーボードで

昨晩「ソロモン夜襲戦」のサイバーボード版を作成しました。
写真は、シナリオ8「タナカ、恐るべし」のセットアップ風景です。
まだプレイはしていません。連休中に暇を見てプレイしてみます。

マップと記録トラックはサイバーボードで用意できたのですが、問題は記録シートですね。
サイバーボード側で記録シートを作成するのは不可能ではないのですが、シナリオ毎にそれぞれ記録シートを2枚(日本軍用、連合軍用)作成しないといけないし、記録シートに書き込む内容をすべてマーカー化しないといけないので結構大変です。
もう1つの方法は、記録シートをエクセルのワークシートで管理する方法もあります。この方法だと既にエクセルで作成した記録シートがあるのでそのまま流用できます。作業量は小さいので楽ですね。こちらの方法の問題(というほどでもないのですが)としては、エクセル上の記入とサイバーボードが連動していないことですね。ソロプレイの場合は左程問題ないのですが、対人戦を考えた場合、エクセルのシートとサイバーボードを個別管理しなければならない、というのは少し面倒かも知れません。

サイバーボードに慣れてくると、自作ゲームを最初からサイバーボードで作ってみたくなりますね。サイバーボード上でマップやユニットを作るのは確かに面倒なんですけど、それでも実際にマップやユニットを作るよりははるかに楽です。今後作りたいゲームの1つに「ソロモン方面の陸海空作戦級ゲーム」があるのですが、それをサイバーボードで作ってみましょうか?。

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前回まで

 前回
 こんにちは。
 先日、京都・奈良方面へ桜の写真を撮りに行きました。初日は京都周辺の桜を見て回りました。黄砂の影響で天候が優れず、満足できる写真が撮れませんでした。2日目は奈良の長谷寺から回りました。抜けるような青空を期待したのですが、どうやら今日も黄砂の影響が残っているようです。

大野寺

 長谷寺駅に戻ってきたのは0930頃。都合2時間ほどを長谷寺で過ごしたことになります。そこからさらに2駅ほど山の中に入って行き、室生口大野という駅で下車しました。次の目的地は大野寺。枝垂桜で有名なお寺だそうです。着いたのは午前10時少し前ぐらいですが、この時間になると多数のカメラマンがやってきて写真を撮っていました。桜は綺麗だったのですが、空模様が今ひとつよろしくありません。これも黄砂の影響なのでしょうか?。

 時間の関係で今日回ったのは、前回紹介した長谷寺とこの大野寺の2箇所だけでした。その後新大宮でラーメンを食べ、あとは青春18切符でひたすら東へ向かいました。今回は黄砂にやられた感がありましたが、少し青空を意識しすぎたのかも知れません。曇った日には曇った日なりの写真が撮れるようになりたいものですね。まだまだ未熟者です。

つづく

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