(写真)北アフリカの戦場で燃え上がるイギリス軍戦車隊
Steel Panthers WAWで北アフリカ戦
Steel Panthers World At War(以下SPWAW)にはまっています。フランス戦が終わりました。
キャンペーンシナリオは1941年に入り、北アフリカ戦に突入しました。
フランス戦から1年経ったにも関わらず我が軍の戦車は、相変わらず3号E型と4号C型。そろそろ新型戦車が欲しい頃であります。
SPWAWについて、詳しくはこちら
最初の任務は砂漠での防衛線。支援部隊として投入した88mm砲4門が大活躍し、遠距離射撃で敵戦車を次々と撃破。ほぼ一方的な勝利を収めました。敵が失った装甲車両は計54両。それに対して我々は1両の3号戦車が擱坐しただけでした。
「ふふふ、圧倒的じゃないか、我が軍は」
2つ目のシナリオは進撃作戦。ここでは例によって苦戦を強いられました。幸い厄介な地雷原や重構造物等はなかったのですが、砂漠に身を潜める歩兵の大群に苦しめれました。不用意に敵歩兵陣地に接近した偵察車両が、敵歩兵の近接突撃によって次々と走行不能に陥っていきました。敵歩兵陣地を突破した後は敵戦車隊。しかしこちらは側面に回りこみ、戦車砲の集中砲火を浴びせて撃破。重装甲のマチルダだけは撃破できないので、集中砲火を浴びせて追っ払いました。結局このシナリオは我が軍の「辛勝」。やはり攻撃任務は難しいなあ・・・。元々は機動性を重視した偵察用戦車として製造されました。1930年代後半の戦車としてはそれなりに優秀な戦車だったのかもしれませんが、1940年代では火力、装甲防御力とも不十分で、まともに対戦車戦闘できるような代物ではなかったようです。
ゲームでも、その性能はドイツ軍にとって大きな脅威ではなく、威力不足を懸念された37mm砲でもこのクラスならば十分撃破可能でした。場合によっては2号戦車の20mm機関砲ですら側面装甲を貫通することができました。
ゲームでも、その性能はドイツ軍にとって大きな脅威ではなく、威力不足を懸念された37mm砲でもこのクラスならば十分撃破可能でした。場合によっては2号戦車の20mm機関砲ですら側面装甲を貫通することができました。
この「巡航戦車」シリーズにはいくつかのバリエーションがあります。初期型はA9と呼ばれるMk.1で、その装甲を強化したのがA10(Mk.10)です。次のA13(Mk.3)では装甲は機動性能が大幅に向上しましたが、装甲防御力は再び弱められました。次のMk.4では前面装甲が強化されましたが、側面及び後面の装甲は脆弱なままでした。このシリーズには、3.7インチ(90mm)砲を搭載したCS型があります。場合によっては少し面倒な相手なので、早めに始末しておいた方が良いかも知れません。
最大装甲82mmのこの「マチルダ」嬢は、全く厄介な相手です。主砲の2ポンド砲は大したことないのですが、ほぼ全面に張り巡らされた重装甲は、マチルダをして極めて「撃破しにくい」戦車としました。事実、88mm砲以外の火器でこのマチルダを撃破することはほぼ不可能で、仕方がないので私は集中砲火を浴びせて内部の乗員を参らせる戦法で戦いました。
北アフリカといえば、この兵器を外すわけには行かないでしょう。元々対空砲として開発された火砲ですが、対戦車戦闘にも優れ、北アフリカの戦場では度々猛威をふるいました。このゲームでも待ち伏せ戦ではほぼ無敵で、最初のシナリオなどは、わずか4門の88mm砲が30台近くの敵戦車を葬ったのです。
しかしながら攻撃戦ではこの火砲も威力が半減以下でした。第2シナリオで4門の88mm砲を牽引車両と共に用意した私。「敵戦車を遠距離に見ながら牽引を解き、発射準備を整えて遠距離射撃で敵戦車を撃破」というシナリオを思い描いていたのですが、結果は散々でした。牽引車から外して射撃準備を取ろうとした瞬間、周囲に潜んでいた敵歩兵や機銃陣地、さらには敵戦車からの集中砲火を浴びてあえなく沈黙。やはり88mm砲は防御兵器なのだな、とその時感じた次第です。
しかしながら攻撃戦ではこの火砲も威力が半減以下でした。第2シナリオで4門の88mm砲を牽引車両と共に用意した私。「敵戦車を遠距離に見ながら牽引を解き、発射準備を整えて遠距離射撃で敵戦車を撃破」というシナリオを思い描いていたのですが、結果は散々でした。牽引車から外して射撃準備を取ろうとした瞬間、周囲に潜んでいた敵歩兵や機銃陣地、さらには敵戦車からの集中砲火を浴びてあえなく沈黙。やはり88mm砲は防御兵器なのだな、とその時感じた次第です。
北アフリカ戦が実質的なデビュー戦となりました。C型に比べると装甲が強化され、特に弱点であった側面装甲が最大厚23mmまで強化されました。しかし北アフリカの戦場は、本車のような歩兵支援戦車にとって必ずしも最適な戦場ではなかったようです。特に対戦車火力重視の待ち伏せ戦では殆ど活躍の機会がなく、一方攻撃任務では過酷な対歩兵戦闘に投入されて多大な出血を見てしまいました。
第1小隊 軽戦車x5両 2号戦車C型(2号戦車F型に改編中)
第2小隊 軽戦車x5両 2号戦車C型(2号戦車F型に改編中)
第3小隊 軽戦車x5両 1号戦車B型(2号戦車F型に改編中)
第4小隊 中戦車x5両 3号戦車E型
第5小隊 中戦車x5両 3号戦車E型
第6小隊 重戦車x5両 4号戦車D型
第7小隊 重戦車x4両 4号戦車C型
第2小隊 軽戦車x5両 2号戦車C型(2号戦車F型に改編中)
第3小隊 軽戦車x5両 1号戦車B型(2号戦車F型に改編中)
第4小隊 中戦車x5両 3号戦車E型
第5小隊 中戦車x5両 3号戦車E型
第6小隊 重戦車x5両 4号戦車D型
第7小隊 重戦車x4両 4号戦車C型