今年もあとわずかです。今日はPFBの不具合処置を行いつつ、年賀状を一気に書き上げました。人付き合いが苦手な私も年賀状を書く相手ぐらいはいるわけで(というよりも年賀状ぐらい書かないと誰も遊んでくれない?)、それなりに時間をかけて年賀状を書きました。とはいっても「筆王」を立ち上げて、昨年入力済みの住所録から新規登録や削除を行い、プリンタで印刷し、それぞれに一言一言メッセージを書き込むだけです。その気になれば1~2時間で済む作業なのですが、「その気」になるまでが結構面倒ですね(この部分昨年の流用)。
なにはともあれ、今年も色々なゲームをプレイしました。しかし実際の所、購入したゲームのうちプレイできたものは(ソロプレイも含めても)ホンの一部で、あとは大半が未プレイ状態です。やりたいゲームは沢山あるし、やりつくしていないゲームも沢山あります。そこで今回は現時点でまだ未プレイのゲーム。あるいはプレイはしたけどまだまだやり残した課題の多いゲームをいくつか取り上げてみたいと思います。
と、昨年も書きましたが、今振り返ってみるとあまり成果が出ていない、というのが実感です。昨年未プレイのゲームが、今年未だに未プレイである、という例が余りに多い。
「Onslaut」
「Ukraina43」
「激闘!マンシュタイン軍集団」
「激闘!キエフ奪回作戦」
・・・・
「Ukraina43」
「激闘!マンシュタイン軍集団」
「激闘!キエフ奪回作戦」
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そこで今回は槍隊ゲームをランク付けし、優先度A、優先度B、優先度Cという具合に分類したく思います。
このブログでも何度か紹介しましたが、ベトナム戦争を扱った空中戦ゲームです。今年ソロプレイでは何度か経験したのですが、対人戦は未経験。幸い私の好敵手が興味を示してくれたので、彼の食いつきに期待したい所です。このゲームはシリーズ化されるようなので、私としては「198x年東西ドイツ上空」をプレイしてみたいですね。
カードドリブン方式の太平洋戦争ゲームです。我々にとっては身近なテーマですね。カードドリブン方式なのでソロプレイ困難という問題はありますが、なんとか克服したいゲームです。太平洋戦争のキャンペーンといえば、今ひとつ「決定打」に欠けるというのが現状。名作と言われている「太平洋艦隊」(サンセット/HJ)にしても、「パルミラ攻略戦」「駆逐艦10ユニットを集めた最強艦隊」等といった珍プレイばかりが目に付き、今ひとつプレイ意欲が湧いてこないというのが現状です。
「太平洋戦争のキャンペーンゲームはゲーム化しにくいのかな?」
と最近は思い始めてきましたが、このゲームで何か変わった視点が得られるのではないか、と藁をもつかむ気持ちです。
昨年も「来年槍隊ゲーム」に取り上げた本作。プレイ時間3時間程度で北アフリカ戦役をプレイできます。ルールを読んだときには「枢軸軍必勝のクソゲー」という印象を持っていたのですが、プレイしてみると両軍の特性が上手く表現されている佳作でした。コンポーネントが貧弱なのが少し難点ですが、それを補って余りあるゲームです。旧GJのゲームの中では再販を望みたいゲームの1つです。ワニミさん、やろうよ、このゲーム。
このゲームも結構お金をかけてコンポーネントを色々揃えたのですが、対人戦でプレイする機会はなかなかないですね。この手のゲームの場合、1941~42年だと日本側が有利で、1943年以降になると一転して日本側が不利になってしまいます。そういった意味では終盤まで質的なバランスが伯仲していた欧州戦線に比べると興味が薄れてしまいますね。それでも追加シナリオ集には、「ダッチハーバー作戦」とか「ビスマルク海海戦」とかいったような「美味しい」シナリオも揃っているので、対人戦で戦ってみたいです。takobaさん、お一つお相手願えませんか?。
今年のGWにキャンペーンを予定していたのですが、諸般の事情でお流れになってしまったゲームです。細かいルールが多く、覚えるのはそれなりに大変なのですが(それでも「Down Town」よりは遥かに簡単かな?)、プレイバリューはそれを補って余りあるものがある(という評判です)。来年は再チャレンジしたいですね。ね、ね、ね。
Ukraina44 (CMJ.70)
世間の評判はなかなか良いみたいです。Ukraina43 (GMJ.60)がソロプレイするにはやや「重い」ゲームなのですが、こちらならなんとかプレイできそうです。もしこのゲームが面白ければ、「東部戦線の崩壊」 (Command Best) に含まれている「ブダペスト45」にチャレンジしたいと思います。このゲームについては、
「ゲームとしては面白いけど、シミュレーションとしてはどうかな?」
という評価をずっと保持していました。
ところがある方がブログの中で、「信長包囲戦では文系的手法を用いた歴史シミュレーションである」というような意味の主張をなされていました。この方の「理系/文系」という区分けについては異論なしとはしませんが、「信長包囲戦」に対する評価という点では
ところがある方がブログの中で、「信長包囲戦では文系的手法を用いた歴史シミュレーションである」というような意味の主張をなされていました。この方の「理系/文系」という区分けについては異論なしとはしませんが、「信長包囲戦」に対する評価という点では
「なるほど、そういった見方もあったのか」
と、目を開かせてくれたような気がします。
という訳でもう1度このゲームを見直してみたくなりました。
という訳でもう1度このゲームを見直してみたくなりました。
ASLシリーズ
期待の「アドアンスド・トブルク」ですが、色々試してみた結果、どうやら私には荷が重すぎたようです。あれだけのルールを理解し使いこなすのはとても無理。このゲーム群に投じた二万円近くの巨費は、どうやら無駄金になったようです。しかし精密戦術級ゲームに対する夢は未だに捨てきれない私。Steel Panthers WAWは確かにいいゲームですが、所詮は電脳ゲーム。たまには対人戦もしてみたい。そのための格好のシリーズがあるではないですか。
ASLシリーズ
これなら世間的に認知されているゲームだし、xxゲーという評価も聞かない。私自身、ASL自体は未経験でも、「スコードリーダー」ならば「GI」まで進んだ古強者です。という訳で、来年の「槍隊ゲーム」に「ASLシリーズ」を加えることにしました。
Ukraina43 (GMJ.60)
このゲームも何年越しで「槍隊ゲーム」バッファに入っているゲームです。でもなかなかプレイする機会がないです。ソロプレイするには「重い」ゲーム。かといって対人戦を戦うだけの技量もなし。うーん。Onslaut (CMJ.64)
簡単なルール、エキサイティングな展開と評判が良いゲームです。「部隊名なし」というのは少し寂しい気もするのですが、そこは割り切ってプレイすべきでしょう。敷居の低いゲームなので、まずはソロプレイからチャレンジしたいと思います。激闘!マンシュタイン軍集団 (GJ.4)
私の唯一の対戦相手が(何故か)東部戦線が好きで、その中でもどうやらスターリングラード戦前後が好みのようです。私はこの通り東部戦線は門外漢なのですが、対戦相手に合わせるためにスターリングラード周辺の地名やらスターリングラード戦に参加した部隊名ぐらいは押さえておきたい。そのための格好のゲームがこれかも知れません。Okinawa (CMJ.44)
これもプレイしたいです。ルールの難易度、プレイ時間の長さなどがネックになっていますが、日本人なら一度はプレイしてみたいテーマだと思います。あとはルールブックの不完全さがネックかな。東部戦線 (Command Best)
実は姉妹編の「装甲擲弾兵」は持っていて(EP版)、少しソロプレイをしたこともあります。旧レックの「枢軸軍バンザイ」的なユニット・レーティングが受け付けなかったので(だから「日本機動部隊」もプレイしません)、お蔵入りになっています。傑作の誉れ高いシリーズなのでこだわりを捨てれば楽しめるのかも知れません。旧赤軍には殆ど思い入れがないので、仮に「枢軸軍バンザイ」的なユニット・レーティングであっても、まあ気にならないかもしれません。Speed of Heat (COA)
エアスペシリーズの最新作です。とはいっても出版されたのは10年以上も前ですが。1950年代から60年代にかけての空対空、空対地の戦闘を扱った戦術級ゲームです。今年は"Whistring Death"のあまりの煩雑さにすっかりめげてしまった私ですが、こちらは名作の誉れ高いあの「エアスペ」の正当な後継者。であるならば、もう少しプレイ可能なゲームになっているかも知れません(と期待をこめつつ)。その他
河井継之助(CMJ.61)Korea'95(CMJ.58)
壬申の乱(GJ.12)
ビルマの落日(GJ.16)
激闘硫黄島(GJ.16)
真・バルバロッサ作戦(GJ.1)
5thFleet(VG)
BattleField Europe(GDW) (オイオイ)
という訳で今年も色々とお騒がせ致しました。
来年も当ブログをよろしくお願いいたします。
良いお年を。