もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2007年04月

イメージ 1

コンポーネント

発売予告があった時から注目していたSix Anglesの「戦略級・日露戦争」ですが、先日東京方面へ出かける機会があったので、CMJやGJの最新号と一緒に購入しました。\7140。高いか安いか?。少なくともコンポーネント的にはそれだけの価値がありそうです。

マップはA1サイズのフルマップ2枚。1枚はメインマップです。東はウラジオストックから西は旅順・錦州、北は吉林から南は仁川まで、要するに満州平原の大半、朝鮮半島中北部、そして極東ロシアの一部が含まれています。エポックの「日露戦争」が遼東半島を中心にマップ化したのに比べて、こちらはかなり広範囲を扱っていることがわかります。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/b/b/bba97b52.jpg



もう1枚のマップは海戦ディスプレイを配置するものです。他にミニゲーム用のマップも含まれています。マップ2枚を広げておくスペースがない場合はミニゲームだけを楽しむことも可能みたいです。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/5/c/5c11bc49.jpg

ユニットシートは4枚。駒数は約400個です。陸軍は1ユニットが師団・旅団、艦艇は巡洋艦以上が1ユニット1隻、駆逐艦、水雷艇は1ユニット1隊です。私の大好きな吉野級防護巡洋艦もちゃんとユニット化されています。ただ能力はかなり低めです。
高砂3-1(攻撃-防御)、吉野2-1で、新型の千歳(3-2)や笠置(3-2)に負けているのは仕方ないとしても、旧式の浪速(4-1)や高千穂(4-1)に負けているのは許せん・・・・。あっ、また些細なことにこだわってしまった・・・・。我ながら情けない・・・・。
他に興味を引くのは両軍の指揮官がユニット化されていることで、大山巌、東郷平八郎、乃木希典、マカロフといった有名どころはとにかく、何故か一介の師団長・旅団長に過ぎないコンドラチェンコやミシチェンコ、あるいは秋山好古がユニット化されています(選択ルールで使用するみたいです)。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/9/5/95a06e70.jpg


ルール

ルールブックは実質16ページ強で、他にQ&Aが2ページ弱、日本語版改訂ルール等が5ページ、練習用ミニゲームが1ページです。全部合わせて24ページですから、量的には「中級ゲーム」といった所でしょうか。
ルールは「海戦ルール」と「陸戦及び統合ルール」に大別されています。海戦ルールだけで5ページありますから、海戦ゲームだけを切り取って遊ぶこともできそうです。
陸戦ルールは活性化、移動、補給、戦闘、スタック、防御陣地、要塞等があります。興味を引いたのが活性化で、ユニットは活動する時には何らかの形でダイスチェックに成功する必要があるみたいです。先ほどの指揮官駒は、この際の活性化チェックに関係ありそうです。
その他、海上封鎖、機雷、バルチック艦隊、戦費調達、鉄道線、ロシア海軍歩兵、攻城砲等のルールがあります。興味を引いたのは「18.7 旅順要塞における愚行」で、旅順要塞には2つの司令部が並列していて(ステッセルとスミルノフ、能力的には後者の方が優越)、どちらが指揮を執るか毎ターンチェックするみたいです。ちょっと面倒かな。
選択ルールには、日本語版追加ルール、バルチック艦隊の早期回航、鉄道の建設、ロシア革命の早期勃発、仁川沖海戦、講和会議等があり、選択ルールを全部組み込んでプレイすれば、日露戦争のほぼ全戦局を網羅できそうです。
日本語版選択ルールの中に「鎮遠と扶桑の砲撃力」というルールがあり、両艦の戦闘能力をオリジナル版よりも劣化させるルールが提唱されています。ついでに高砂、吉野の両艦についても「ちょっとだけ」戦闘力アップを図るというのも、アリかな・・・・?

その他

デザイナーズ・ノート、プレイヤーズ・ノート、日露両軍指揮官列伝、リプレイ、ヒストリカルノートが記事になっています。総ページ数は約60ページ。この1冊でプレイに必要な情報は一通り揃っています。

感想

日露戦争全域を扱ったゲームというのが今まで本邦で発表されなかったのが不思議な気がします。エポックの「日露戦争」が偉大過ぎたのでしょうか?。そういった意味では本作には期待してみたい所です。このような昔の海外ゲームを入手しやすい形で日本語版として再販してくれるのは嬉しいことですね。
発表が1977年とかなり古いゲームなのですが、Six Angles誌がわざわざ再販する程の作品です。きっと良いゲームなんでしょう。きっと・・・・。

ところで私にとってSix Anglesのゲームを購入するのは実は今回が初めてです。Six Anglesの作品は、本作以外にも「Kursk」とか「Dark December」とか「スターリングラード攻略」とか「ゼーロフ&キュストリン1945」とか面白そうな作品が揃っているので「欲しいな」と前々から思っていたのですが、「槍隊ゲーム」バッファが詰まっているのでこれまで手を出しかねていました。本作の感想如何によっては別の作品にも手を出してみようかと思っています(上記のゲームの大半が「絶版」なのは悲しいところですが・・・・)。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

軽巡「阿賀野」(1/700)が完成しました。
前回の「ゲルググ」に比べると3倍以上大変でした。
いやー、ホント参ったです。

「プラモデルのパーツってこんなに細かかったかなあ・・・・?」

と首を傾げてしまいました。

失敗個所は探照灯。
探照灯の台座を間違えてぶっ壊してしまったので、復活できませんでした(涙)。
仕方がないから25mm機関砲を設置しましたが、どう見ても「嘘ッポイ」です。

ま、これも経験ということで・・・・。

次、頑張りまーす。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/3/b/3b457f30.jpg
ゲルググくんと記念撮影

イメージ 1

筑波山口のバスターミナルから見た筑波山

筑波山登山

春になりました。
そろそろ登山の季節です。
昨年の「初登り」は6月の高尾山です。初登りが遅くなったためか、昨シーズンの山登りは成果が今ひとつでした。富士山登頂とか、涸沢カールで紅葉を見るとか、個々のイベントには印象的なものが多かったのですが、全体としてみた場合はやや低調なシーズンでした。

そこで今年は昨シーズンよりも少し早めに「山開き」。手始めにどこかの低山で足慣らしをすることにしました。


今回選んだのは茨城県の筑波山。標高877mの筑波山は、関東平野の真ん中に聳え立つ名山で、日本百名山にも選ばれています。大変有名な山なので、詳しい説明は不要でしょう。

東海道本線の始発電車に乗って東京に出て、上野発0631の常磐線に乗り込みます。朝が早かったので電車の中では熟睡。山登りの場合、早起きが基本の「き」ですが、電車移動の場合は移動中に睡眠時間を稼げるのがありがたいです。車移動だとそうは行かない・・・・。
土浦駅には0735頃に到着。駅前から0800発の筑波山口行きバスに乗ります。土浦から筑波山口までは意外な程遠く、バスの乗車時間は50分ほど。筑波山口に着いたのが0850。そこからさらにバスを乗り換えて、筑波神社前へ向かうバスに乗ります。筑波神社前に着いたのが0915。ここから標高877mの筑波山頂を目指します。

大きな鳥居を抜けて参道の中に入っていくと、ホテルや土産物屋が見えてきます。途中で筑波山神社方面へ左折するとそこが筑波山神社です。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/c/a/ca658aef.jpg
筑波山神社の入り口

筑波山神社の前を抜けて、階段を少し上がった所がケーブルカーの駅です。ケーブルカーを使えば筑波山の山頂まで僅か8分で運んでくれます。しかし今回それでは意味がない。ケーブルカーに沿った登山道を登っていきます。

最初は緩やかな登りが続きますが、しばらくするとかなり急な斜面になります。筑波山というと何か「低山」の代表格という印象があり、私も左程緊張しないで上り始めたのですが、歩いていくと結構汗をかきました。着込んできたのが行けなかったのでしょうか。最初は長袖の腕まくりで対応していましたが、途中で我慢できなくなって上着を脱ぎました。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/f/2/f29ff204.jpg
筑波山の登山道はほぼケーブルカーに沿って続いています。登山道の途中にケーブルを真横に見る地点があるのですが、この写真はそこで撮影しました

中間点を過ぎ、さらに高度を上げていきます。やがて登山道の周辺には高山植物の可憐な姿が見えてきました。花音痴の私には花の名前なんてわかりませんが、まあ綺麗な花でした。一応写真を撮っておきました。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/5/0/50b7811a.jpg

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/a/9/a9c352f5.jpg

さらに登っていくとケーブルカーの山頂駅に着きます。ケーブルカーで登ってきた人たちが溢れていました。ここから15分ほどで筑波山の最高点=女体山に到着します。筑波神社から山頂までの所要時間は1.5時間ほど。標高差約650m。足慣らしには丁度良い高さでした。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/6/0/60670073.jpg
筑波山頂駅付近の風景。最高点の女体山は画面右上です

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/d/1/d1ed52e5.jpg
女体山山頂から見た風景。右下方の駐車場はつつじヶ丘です

帰りは元来た道を下山しました。筑波神社前からバスに乗り、つくばエクスプレスのつくば駅までノンストップ。「近いかな?」と思っていたら40分程かかったので少し驚きました。つくば駅からはつくばエクスプレスで戻りました。つくばエクスプレスを使った場合、交通費はやや割高になるのですが(私の場合)、時間的にはこちらの方が早いかもしれません。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/6/c/6c9f458c.jpg
つくばバスセンター。つくばエクスプレスのつくば駅と直結しています。

「ソロモン夜襲戦」登場艦艇紹介

今回は「ソロモン夜襲戦」に登場する艦艇について紹介したいと思います。実際の性能や戦歴は他の史料等を見ればわかる話なので、ここでは「ソロモン夜襲戦」におけるこれらの艦(フネ)の扱いについて書いていきたいと思います。

 (注)「ソロモン夜襲戦」とは、自作の水上戦ボードゲームです。詳しくはこちら

登場艦列伝 - 日本軍軽巡編 バックナンバー

日本軍軽巡(1)

川内型(a)(b)

概説

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/7/0/708f77f1.png
5500t級軽巡の最後の形式がこの川内型です。寸法や武装は長良型と殆ど同じですが、煙突の本数が1本増えて計4本になりました。余談ですが、子供の頃、この煙突4本の川内型を見て「カッコ悪ぅー」と思ったものです。川内型は旧式ながらも開戦当時は最も有力な軽巡洋艦であったため、激戦区に投入されることが多く、そのために損害も大きかったです。最初に「神通」が1943年7月のコロンバンガラ島沖海戦で米艦隊の砲雷撃を受けて沈没。続いて「川内」がブーゲンビル島沖海戦で米水上艦の砲雷撃により沈没。最後は「那珂」が1944年2月のトラック島空襲で米空母機の攻撃を受けて撃沈されました。

ゲームでの性能

搭載魚雷を除けば長良型と全く同じ性能です。で、その搭載魚雷は「神通」「那珂」が93式酸素魚雷、「川内」は90式魚雷です。新鋭駆逐艦群に比べると雷撃力の非力は否めません。余談ですが、「川内」の搭載魚雷についてはやや不安があります。酸素魚雷を積んでいないことは間違いないのですが、8年式魚雷なのか、それとも90式魚雷なのかが曖昧です。どなたかご存知でしたらご教授願います。
「川内」型を含めた5500t級の実質的なライバルは米海軍のオマハ級軽巡です。砲力や防御力ではオマハ級が優り、雷撃力では5500t級にやや分がありますが、総合的にはオマハ級の方がやや有力な艦だといえます。特に首尾線方向の火力では大きな差があります。「川内」のような軽艦艇の場合、舷側砲火だけではなく首尾線方向の火力で戦う機会は案外多いのですが、「川内」型を含めた5500t級軽巡はその首尾線方向火力に弱点を持っています。旧式の艦ゆえに止むを得ない所かもしれませんが。

シナリオでの扱い

シナリオ3,6,12で「川内」、シナリオ10で「神通」が登場し、キャンペーンシナリオでは「川内」が登場します。隻数こそ少ない川内型ですが、登場機会は意外なほど多いです。特にシナリオ10の「神通」は、ある意味「本シナリオの主役」とも言っていい存在なので、ファンの方にはお奨めしたいシナリオです。

夕張

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/5/0/503b905a.png

概説

5500t級軽巡と同等の戦力を出来る限り小型の艦にまとめる、というコンセプトに基づいて設計された実験艦的性格の強い巡洋艦が夕張です。主兵装の中心線上配置と徹底した重量軽減によって僅か3000t弱の船体に5500t級とほぼ同等の戦力を持たせることに成功しました。しかしながら余りに小型過ぎて将来への発展性に乏しく、個艦としてみた場合は必ずしも成功作とは言えないかもしれません。しかし本艦以降の日本巡洋艦が本艦を起点として発展していることを考慮すれば、実験艦としては十分に評価できると言えます。

ゲームでの性能

主砲は14cm砲3-6-3、魚雷は8年式魚雷発射管が中心線上に計4門装備しています。その攻撃力は5500t級と比較しても遜色ありません。ただこれも5500t級と同じなのですが、その砲雷撃力は、新鋭駆逐艦群と比較した場合、必ずしも有力なものとは言えません。

シナリオでの扱い

シナリオ4に「夕張」が登場します。傑作艦と言われた「夕張」が唯一敵艦隊と砲雷撃戦を交えた戦いが、シナリオ4で扱う第一次ソロモン海戦です。このシナリオで「夕張」の潜在的な威力を感じてみて下さい。


阿賀野型

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/9/0/9056c071.png

概説

太平洋戦争時に日本海軍が使用した巡洋艦は約50隻にも及びますが、その中で戦時中に完成したのは、この阿賀野型4隻と、後に述べる「大淀」の計5隻だけです。その中でこの阿賀野型は、老朽化しつつある水雷戦隊旗艦用軽巡を代替するため、1939年着工、1942年~1944年にかけて計4隻が就役しました。約7000トン比較的コンパクトな船体に、適度な砲力、強力な雷装、十分な航空兵装を装備し、新鋭駆逐艦に伍して行動できる速度性能を持ったこの阿賀野型は、水雷戦隊旗艦としては極めて優れた艦でした。しかし時代は本級のような艦を必ずしも必要とはせず、ほぼ同時期に整備された米アトランタ級やクリーブランド級の軽巡に比べると「時代遅れ」の感は否めません。それでも非常に美しいシルエットを持つ本級巡洋艦は、多くのファンを得ています。

ゲームでの性能

15cm砲の火力が3-5-2です。実際の阿賀野型は15.2cm砲を前後に計6門搭載していますが、この砲は大正時代に完成した旧式の砲で、発射速度が遅いという欠点を有していました。その点を加味して砲力をやや低めに評価しています。この15cm砲、火力こそ小さいものの射程距離は12cmクラスの火砲を優越しているため、駆逐艦が相手ならばアウトレンジで戦うことができます。また貫通力も他の15cm級の砲と同等なので、接近戦に持ち込めば重巡をも撃破できる可能性を秘めています。
雷装は93式魚雷x8(次発装填装置つき)と、甲型駆逐艦に匹敵します。従来の5500t級軽巡が雷装の点でやや不安があったのに比べると、この「阿賀野」型はその点では不安はありません。水雷戦隊を率いて戦うには最適の艦と言えましょう。ただ本級の登場時期は、米艦隊のレーダー兵装が強化されている時期と概ね一致しており、過ぎ去った日々に比べると接近戦闘はより困難になりつつあります。
本級のライバルでは米軽巡ですが、当時量産されつつあったクリーブランド級に比べると火力及び防御力の両面で見劣りすることは否めません。その差は圧倒的といって良く、まともに撃ちあえば阿賀野に勝ち目はありません。同じく米アトランタ級軽巡と比較してみると、装甲防御と耐久力では彼が優り、砲力では搭載火器の性能でやや阿賀野が優っていますが、砲火力全般としては多数の12cm砲を搭載したアトランタ級の方が優れています。こちらもかなり分の悪い撃ち合いになりそうです。

シナリオでの扱い

登場時期が遅かったためにシナリオでの活躍機会はそれほど多くはありません。シナリオ12「新鋭軽巡出撃す」で「阿賀野」が初陣を飾り、その他はレイテ湾を巡る2つの仮想シナリオで「能代」「矢矧」の2艦が登場います。いずれも相手は質量共に優位に立ちつつある米艦隊なので、苦戦は免れないでしょう。


大淀

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/0/8/084910ec.png

概説

日本海軍が最後に完成させた軽巡である「大淀」は、後部に大型格納庫と大出力カタパルトを装備する航空巡洋艦でした。本来の目的は潜水戦隊の旗艦でしたが、高速水上偵察機を用いた広域索敵能力を利用することにより、母艦部隊を補完する偵察艦としての役割も期待されていました。不幸にして期待の高速水上偵察機の開発に失敗し、有力な母艦設備も残念ながら無用の長物と化してしまいました。一時期本艦は広大な格納庫を利用して聯合艦隊旗艦任務に就きましたが、その後聯合艦隊司令部が陸に上がったために再び戦場に姿を現しました。レイテ海戦や礼号作戦で善戦し、終末期の日本海軍を支えた艦でもあります。

ゲームでの性能

基準排水量8000トン。時期的には米クリーブランド級と比較するのが相応しい艦です。しかし両者を比べた場合、砲力はクリーブランドの方が倍近くあります。電探兵装にも大きな差があります。「大淀」はそもそも潜水艦隊旗艦という特殊用途に特化された艦なので、他の艦との撃ち合いは想定任務外なのかもしれません。

シナリオでの扱い

今の所、「大淀」が出てくるシナリオはありません。史実シナリオで「大淀」を登場させるのは難しいと思われます。何らかの架空設定を捻り出せば、「大淀」活躍に機会が得られるかも知れません。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/f/0/f06653a7.jpg

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/b/c/bc2111b1.jpg
某天王寺駅のうどん屋とてんぷらうどん。子供の頃はこれを食べるのがある種の贅沢でした。

この間大阪に行ったとき、ふと食べてみたくなったのが「大阪うどん」
駅の自販機で食券を買い、\280のてんぷらうどんを注文する。バイトのおばちゃんが即席めんを湯につけて、そこにうどん汁をかけ、天ぷらを乗せただけ。ハッキリ言って旨い食い物ではない。でも、店の中の雰囲気、うどんの匂い、そしてこの味、何故か懐かしい気がする。小学生だったか、中学生だったか、遠い昔、乏しい小遣いで駅前の\100うどんを食べた時のあの感触が蘇って来た。
最近「うどん」といえば関東では専ら「さぬきうどん」。「さぬきうどん」も勿論良いけど、たまには美味しい「大阪うどん」も食べてみたいなあ。

https://livedoor.blogimg.jp/mk2kpfb/imgs/d/0/d0b2c755.jpg
夜の天王寺駅。大阪を代表するターミナル駅ですが、何故か閑散としているようで少し寂しいです。

↑このページのトップヘ