もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2008年03月

ふー、ようやく最後まで着ました。モタモタしている間に現実の世界では2008年シーズンが始まってしまいましたね。

最後は皆様お待ちかねのジャイアンツです。

以下はあくまでも「ゲームの中のお話」です。現実の世界と類似する個人名や組織名が登場することがありますが、あくまでも「偶然の一致」であることを申し添えておきます。また本文中で「今年」とか「今シーズン」といった言葉が出てきますが、「2007年」あるいは「2007年度シーズン」のことであるとお考え下さい。

 (注)PFBとは、サイコロとカードを使ってプレイするタイプの野球ゲームです。選手1人が1枚のカードになっていて、カードの数値とダイスの結果を照合しながら試合を進めていきます。1試合のプレイ時間が20~30分なので、その気になれば年間140試合前後をプレイすることも(一応は)可能です。
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読売ジャイアンツ

今までも打線の強力さでは12球団随一を誇っていたジャイアンツですが、今年は小笠原道大、谷佳知の加入、高橋由伸の復活等、その威力はさらにアップしました。3割30本を達成した小笠原と高橋由伸の他、谷を加えて3割打者が3名。長打力も先の2人に加えて李と阿部慎之介がそれぞれ30本オーバーの本塁打を放っています。
持ち前の長打力に加えて今年のジャイアンツは足も有力な武器になります。先発級で「走れる」選手は谷のF4-72と木村拓也のF4-61ぐらいですが、控え級には足自慢が揃っています。鈴木尚広のF6-78は、実質的な走塁力ではリーグ最強を誇り、古城茂幸のF5-63、脇谷亮太のF4-70、さらに矢野、小坂、亀井といったF3級の選手も代走要員としては十分使えます。

投手陣は昨年と比べて大幅な変化はありませんが、それでも上向きであることは確かなようです。まず上原浩治のリリーフ転向により課題であった救援投手陣は大幅に強化されました。その分先発投手陣はやや手薄になりましたが、新人金刃憲人の加入、木佐貫洋の復活等でその穴は十分に埋められています。この2人に左右のエース、高橋尚成と内海哲也が加わり、この4人が先発の軸となるでしょう。問題は5番目の投手です。久保、福田、門倉、姜はいずれも「帯に短し襷に長し」。後半戦で鴨志田貴彦が加わればかなり楽になるのですが・・・。それまでは例えば「救援投手を先発に転用する」といった奇策が必要になってくるかも知れません。

ある意味「無敵」と言っても良い今年のジャイアンツにとって、数少ないウィークポイントの1つが外野の守備力です。OF=4(C)の鈴木尚広がいるのですが、先発要員としてはやや力不足。他は3以下なので他球団の狙い目となるでしょう。

< スタメン例 >
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< 注目の選手たち >
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MVPの小笠原道大を外し、あえてこの2人を選んでみました。まず投手の上原浩治。この人の活躍なくしてジャイアンツのリーグ制覇はなかったでしょう。そして高橋由伸。ここ数年は怪我に泣かされて不本意なシーズンが続いていました。今シーズンも必ずしもベストの状態ではありませんでしたが、それでも3割30本を達成。生え抜き選手の活躍はジャイアンツファンを喜ばせたことでしょう(多分)。

投手A、打線A、総合A

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先日、いつもお世話になっているtakobaさんとゲーム三昧しました。
 「天下強奪」(CMJ#78)
 「F-16 ファイティングファルコン」(エポック)
 「Zero」(GMT)
 「マーケットガーデン作戦」(CMJ#74)

「天下強奪」は私が東軍、takobaさんが西軍を担当しました。結果は私の勝利です。
このゲームについては、後日もう少し詳しいリプレイを掲載するつもりです。

「天下強奪」が終わった後、「F-16 ファイティングファルコン」をプレイしました。
最初にシナリオ「ローリングサンダー」をプレイしました。私が東軍、takobaさんが西軍を担当します。
私の任務は、我が本土上空に侵入する美国の「雷親父」を撃墜することです。敵には「幽霊」戦闘機2機が護衛についていますが、勇敢な我が戦闘機は「幽霊」戦闘機の護衛を突破して「雷親父」に肉薄・・・・、するはずが「雷親父」の速いこと速いこと。我が最新戦闘機も「雷親父」に全然追いつかない。苦し紛れに遠距離からミサイル2発を発射しますが、当然の如く大外れ。本土防衛の任務に失敗してしまった我々は、反逆罪で銃殺されてしまったとさ。

雪辱を期して「F-16 ファイティングファルコン」をプレイ。今度は派手な戦闘ということで、takobaさんがF-15 2機、私がMiG-21,23各2機を受け持ちます。我がMiG戦闘機隊は敵国の最新戦闘機をタクティカルサンドイッチに誘い込み、アトールミサイルを最適距離から発射して見事にイーグルを撃墜しました。これで少し溜飲が下がる思いです。

続いて「Zero」をインスト。私がワイルドキャット2機、takobaさんが零戦21型2機を担当しました。私のワイルドキャットはtakobaさんのジークの鋭い動きに翻弄されて反撃の糸口を得られず、結局2機とも零戦の餌食になってしまいました。悲しい・・・・。

ぐちーずさんが現れたので「マーケットガーデン作戦」(CMJ#74)をプレイ。ダイス判定の結果、私がドイツ軍、takobaさんが英軍、ぐちーずさんが米軍となりました。
前半、我がドイツ軍は全力で撤退。ライン川とジークフリートライン沿いに戦線を構築します。
第3ターンだったと思いますが、突出してきた米軍機甲師団2個を我が装甲部隊(戦車教導師団他)が包囲攻撃により撃滅。少し溜飲を下げました。
その後英軍の攻撃でアントワープが解放され、さらに空挺部隊の援護によって最終ターンにハーグが解放されました。我が装甲部隊は最後のターンに英軍部隊撃破を狙って反撃を試みますが、これに失敗。連合軍が2VPを確保して勝利を収めました。
反省点としては、ハーグの守りが手薄だったこと。空挺部隊を始末できなかったこと。英軍部隊に打撃を与えることができなかったことです。装甲部隊による反撃を英軍戦線に対してももっと行うべきでした。
この「マーケットガーデン作戦」はなかなか面白いゲームだったので、ソロプレイでもう少し研究してみます。独軍の後退についてももっと研究の余地がありそうですね。

今回は他に「シンガポール陥落」(CMJ#77)もプレイしたかったのですが、時間の関係で次回にお預けです。次回是非やりましょう。

最後に今回快くお迎え頂いた上にお食事までご用意頂いたtakobaさんのご家族の皆様には大変お世話になりました。また今回お相手頂いたtakobaさん、ぐちーずさんにもお世話になりました。
どうもありがとうございました。

来る土曜日、いつもお世話になっているとある方と対人戦を戦うことになりました。
タイトルは「天下強奪」(CMJ#78)、「シンガポール陥落」(CMJ#77)、「マーケットガーデン作戦」(CMJ#74)。「ZERO」(GMT)等です。

「天下強奪」は何度かソロプレイをしてみました。個人的には東軍有利かな、と思っていますが、お相手の方は西軍有利説だそうです。さて、勝つのはどちらでしょう?。

「シンガポール陥落」も何度かソロプレイをしてみました。細かい所でルール間違いをしていて、例えば「スタック制限は常時適用される」なんていうルールは結構大事かも・・・・。あとコタバルからの鉄道線は道路が通っていないので進撃路にはならないのですね。気づかなかった。

「マーケットガーデン作戦」はルールを読み、駒を並べる所まではしてみました。アントワープ攻防戦がポイントになりそうかな。あとは空挺降下は降下点の設定が厳しい感じ(敵ZOCに降下できないのはちと痛いかな。補給ルールがないので後方に残った敵の始末はどうしようかな。

何にしても、土曜日が楽しみです。
(問題は早起きかな)

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機動戦士ガンダム MSイグルー 1年戦争秘録

林譲二 角川スニーカー文庫

この作品は「ガンダム」を題材とする同名の映像作品を小説化したものです。実は私、原作の映像作品は見ていません。しかし原作を見ていなくてもこの小説は十分楽しめました。

この作品、特徴的な点は以下の2点です。
 (1) 主人公がジオン側であること
 (2) 「ガンダム」が登場しないこと
 (3) 各作品で主人公が異なっていること
この作品の主要な舞台は、ジオン公国所属のとある試験支援艦です。試験支援艦という位置づけ上、主人公達は様々な新兵器の運命と関ることになります。

本作の面白い所は、登場する新兵器が必ずしも完全無欠の無敵兵器ではないこと。むしろ時代遅れの新兵器というのが正しい所でしょう(戦艦「大和」みたいなものですね)。そのような兵器を任された主人公達は、時に軍の欺瞞工作に利用され、あるいはプロパガンダの道具にされたりします。彼らは自らの立場について悩み、苦しみ、そして最後に自分なりの結論を見つけた出していきます。「男の生き様を教えてくれる」といえばやや大げさですが、そういった面があるのは確かです。

もう1つ注目したいのは、本書の中で示されたミリタリー的描写の精緻さです。これについて圧巻なのが第2話「遠吠えに落日は染まった」です。連邦軍のMS部隊とジオン軍旧式兵器の一騎打ちなのですが、その描写が素晴しい。両軍の置かれた立場や取るべき戦術、その結果が手に取るようにわかります。元になったOVAを見てもひょっとしたらこれほどの臨場感は得られないのではないか、と思えるほどです。

いずれも短い作品で、1~2時間もあれば読み終えることができます。「ガンダム」好き、そしてゲーム好きならお奨めできる作品です。

ただし「萌え」とか「色気」とかは殆どありません。

お奨め度★★★

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先日、2年ぶりに冬の白馬を撮影に行きました。
その時の写真をいくつか紹介します。

白馬の他の写真は-->こちら

前回

大望峠

次に向かったのが大望峠。白馬からは山を一つ越えた所にある鬼無里集落の外れにあります。このあたりまで来るともう「白馬」とは言えないですね。
白馬の中心から大望峠までの距離は約30km。しかも途中が山道の連続なので、たっぷり1時間ほどはかかります。それでも一度冬の大望峠を見たかった。ということで、レンタカーを走らせて大望峠に向かいました。
大望峠に着いた頃は1100頃になっていました。鬼無里と戸隠を結ぶ県道36号線の最高点にあります。目の前には戸隠連山が独特の山容を見せ、はるか遠くにはさっきまで目の前にあった後立山連峰が見えます。素晴らしい眺望です。
この大望峠でも雪の少ないことが幸いしました。積雪時であれば恐らく展望台の先端までは行けなかったあろう所を、3月に入って暖かくなってきたお陰でしょう。展望台の一番先端まで歩いていき、そこからの眺望を思う存分楽しめました。

写真のうち上の二枚は戸隠連山です。
下の二枚は大望峠から見た北アルプスの山々です。


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(つづく)

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