6月に入手した戦史関係の洋書です。読む時間がなかなか取れないので貯まっていく一方なんですけど・・・。
The U.S. Navy Against the Axis
タイトル通りWW2における米海軍と枢軸海軍の水上戦闘を扱った作品です。同じWW2でも航空戦に関する著作は洋書でも沢山出ているのですが、水上戦闘は今ひとつ人気がないご様子。関連する洋書もなかなか見つかりません。
本作については今頑張って読んでいる途中です。航空機関係の書籍に比べて水上戦関係の本作は英語がちょっとわかりにくい。まあ頑張って読み続けています。
History of Marine Corps Aviation in World War 2
こちらはカナリ古い本です。アマゾンでも中古本でようやく入手できたいわくつきの一品。内容はタイトル通りWW2における米海兵隊航空部隊の戦記を扱っています。
米海兵隊航空部隊の戦記としては、準公刊戦記とも言うべき著作だそうです。
ちらっと中を見てみると、ミッドウェー、ガダルカナル、中部ソロモン、ブーゲンビルといった言葉が並んでいます。
米海兵隊航空隊の戦いは米陸軍航空部隊のそれと並んで我々にとってはあまり知られていない領域ですが、本書がそのギャップを埋めることができるか。機会をみつけて読んでみたいです。


プレイ時間は記録時間を含めて約3時間です。比較的手軽に行えるゲームだと言えるでしょう。
ルールは比較的簡単でした。基本はスタックありのNAWシステム。都市と河川のZOC効果がやや特殊である点と、プロイセン第1軍、フランス帝国近衛軍団といった特殊ユニットに関するルールを押えておけば、プレイそのものはスムーズに進むでしょう。興味深かったのは荒地の地形効果で、防御力2倍、移動コスト3というかなり厳しい目に設定されています。歩兵師団の移動力が6なので、荒地を進む場合1ターンに2ヘクスしか移動できません。劣勢なフランス軍としては、荒地の効果を上手く使いこなす必要がありそうです。
ルールを読んで少し気になったのが都市ヘクスと戦闘後後退の関係です。防御時のDRは都市では無視。これはOK。で、都市のユニットが攻撃に参加してARした場合は・・・?。11.10「戦闘後退却」によると、「対象ユニットをEZOC以外のヘクスへと退却させる」とありますが、都市にEZOCが及ばないことは9.1項に明記されている通り。ということは・・・・。











FOWチットは「外人部隊」。ダイス判定の結果第8ターンに登場することになった。わずか1戦力に過ぎないが、ユニット不足の昨今にあっては頼りになる存在である。
プロイセン軍にとってフランス軍がミトライユーズ機関砲を引いたことは痛かった。何故ならこのターン予定していた帝国近衛軍団に対する攻撃を諦めざるを得ないからだ。いかに強力なプロイセン軍とはいえ、荒地に篭る帝国近衛軍団に対しては1-1のオッズが精一杯であった。もし帝国近衛軍団に対する攻撃の際にフランス軍がミトライユーズ機関砲の使用を宣言した場合、そのオッズは2コラム下がって1-3になる。1-3は攻撃成功率が1/6に過ぎないばかりか、恐怖のAE(攻撃側全滅)が1/6の確率で発生するのだ。確率は低いとはいっても一発でぶち壊しになりかねない危険なギャンブルである。戦況を有利に進めているプロイセン軍にとって、そのようなリスクをあえてここで負う必然性は乏しい。

フランス軍のセットアップは半固定配置である。全ての道路網をZOCで塞ぐ。あとは可能な限りスタックして各個撃破を防ぐ。



モーゼル川を渡河してきたプロイセン軍に対し、フランス軍は直ちに反撃を開始した。北方よりティオンビルに進出してきたフォン・シュタインメッツのプロイセン第1軍に対し、ナポレオンは最強の帝国近衛軍団の投入を決意した。





