YSGAレポートの続きです。東部戦線を終えた私達は、次に「Zero!」(GMT)のキャンペーンシナリオに取り掛かりました。
「Zero」については既にこのブログでも何度か取り上げている空中戦のゲームです。
従来の空中戦ゲームがヘクスマップと詳細なルールによる「モンスターゲーム」化しているのに対し、このゲームは空中戦をカードプレイによって抽象的に解決することにより、プレイしやすい作品に仕上がっています。
「Zero」については既にこのブログでも何度か取り上げている空中戦のゲームです。
従来の空中戦ゲームがヘクスマップと詳細なルールによる「モンスターゲーム」化しているのに対し、このゲームは空中戦をカードプレイによって抽象的に解決することにより、プレイしやすい作品に仕上がっています。
第1次攻撃隊
兵力に劣る我が軍は間合いを詰めて中規模攻撃隊を発進。対する日本軍は一旦間合いをとって全戦闘機で米攻撃隊を迎え撃つ体勢に入ります。「まずい。逆マリアナ沖海戦か」
その状況を打破すべく、事前偵察を行って敵空母の位置を確定しようとしました。偵察に成功すれば攻撃隊を増強することができます。しかし・・・・、
「あぁー、後方にジークが・・・・」
叫ぶ間もなく後方に回り込んだ零戦の一撃によって偵察機は一蹴されてしまいました(涙)。
仕方なくオリジナルの編成で日本艦隊に挑む米攻撃隊。その編成はF4Fが1機とSBDが2機。対する敵は4機の零戦です。
「あっ、圧倒的じゃないか・・・・」
当然のことながら2機のドーントレスは墜落。それでも我がワイルドキャットくんが腕の冴えを見せて零戦2機を撃墜したのは少しだけ溜飲が下がりました。
「あっ、圧倒的じゃないか・・・・」
当然のことながら2機のドーントレスは墜落。それでも我がワイルドキャットくんが腕の冴えを見せて零戦2機を撃墜したのは少しだけ溜飲が下がりました。
第2次攻撃隊
今度は日本軍が大規模な攻撃隊を発進させてきました。零戦、99艦爆、97艦攻が各2機です。対する我が軍はこのターンは防衛に徹したのでF4Fが4機。よし、さっきの返り討ちだ。ついでに「目標誤認」のリソースを投入。空母を狙うはずの日本攻撃隊は、我が巡洋艦を攻撃することになってしまいました。しめしめ。空戦と対空砲火は活躍し、敵の半数を撃墜。ワイルドキャットは今回も無傷です。しかし攻撃目標となった我が巡洋艦隊は日本機の猛爆を受けて海の藻屑となってしまいました。
第3次攻撃隊
前回の攻撃によって日本側が航空兵力に大きな損害を被りました。そのために今度は我々が攻撃側。日本軍が防御に回ります。我々の攻撃隊はワイルドキャットとドーントレスが各2機、アヴェンジャーが1機の計5機。対する日本軍は零戦が4機の他、なんと99艦爆2機までも防空に投入してきました。ワイルドキャットを操るのは、米海軍のエース、ヴェイタサ大尉です。ヴェイタサ大尉が腕の冴えを見せ、瞬く間に2機の零戦を撃墜しました。しかしヴェイタサ大尉は思わぬ敵、99艦爆に追い回されることになります。99艦爆の射撃のよって穴だらけになったヴェイタサ大尉のワイルドキャットですが、辛くも帰還に成功しました。
攻撃隊の方は、魚雷を抱えたアヴェンジャーは対空砲火と敵戦闘機によって投弾を阻まれ墜落。2機のドーントレスは敵防衛線を辛くも突破し肉薄攻撃に成功したものの、こちらはカードの引きが悪く日本空母にかすり傷を与えたのみ。しかも離脱中に2機共撃墜されるという悲劇に見舞われました。
ソロモン航空戦
続いて別のシナリオを、ということで、ソロモン航空戦シナリオをプレイすることにしました。時期は1943年後半。陣営は先ほどと同様私が連合軍、Y内さんが日本軍を担当します。「サンタクルーズの借りをブーゲンビルで」
という訳では決してありません。
第1次航空戦
任務は5番。ソロモン水道。B-25DとB-25Cが各2機からなる爆撃隊が、ソロモン水道を航行する日本小艦艇を攻撃する任務です。「これは大物」
ということで、我々はボニントン少佐率いるコルセア2機を投入。対する日本軍は零戦32型2機を投入してきました。
ボニントン少佐とコルセアの組み合わせはさすがに強く、零戦1機を瞬殺。敵わないと見たのか、もう1機の零戦は戦場を離脱して行きました。B-25の編隊は日本艦隊からの対空砲火によって1機損失、1機大破の被害を被りましたが、それでも日本艦隊を壊滅させることには成功しました。
第2次航空戦
任務は17番。ソロモン水道。二式大艇による哨戒任務です。小物とみた我々は、比較的弱いキティーホーク2機を投入。日本軍は二式水戦2機と零式観測機2機です。性能面で優位に立つキティーホークは、二式水戦1機を撃墜。二式大艇に対しても一撃を放ったが、辛くもかわされてしまいました。
第3次航空戦
任務は3番。B-24D 3機編隊によるカヒリ飛行場への攻撃です。これも大物。大攻撃の成功を確実にするべく新鋭コルセア2機を投入しました。日本軍は零戦32型2機。今回も第1回戦同様コルセアが零戦に対する性能優位を見せ、2機共撃墜することに成功しました。一方B-24Dの編隊ですが、各機爆撃力5、さらにノルデン照準器まで備えるB-24Dの爆撃力は凄まじいものがあり、さしものカヒリの大航空基地群も一撃で壊滅してしまいました。VP大儲け。
第4次航空戦
任務は5番。ソロモン水道。第1次航空戦と同じくB-25爆撃隊が日本艦艇を攻撃する任務です。今回も強力な部隊を投入したかったが、コルセアのリソースを使い果たしたので、やや弱いP-38Gライトニングを投入することにしました。ライトニングの1機にはエース、サビン中尉が乗り込みます。相手は零戦21型が2機。今回もサビン中尉の活躍により零戦1機を撃墜、もう1機を大破させました。B-25の1機が対空砲火その他により激しく被弾しましたが、辛くも離脱に成功しました。
第5次航空戦
任務は10番。レカタ水上機基地に対する攻撃です。この任務に我々は「キウィの連合軍」と呼ばれたニュージーランド空軍を投入。ハドソン2機、キティホーク2機という旧式機からなる編隊が攻撃に向かいました。日本軍はそれに対して零戦4機という大編隊を投入。さすがに苦戦が予想されましたが、日本軍の多くは新米搭乗員で戦力としてあてにならず、その点連合軍は救われました。キティーホークは零戦3機の撃墜を報じ、味方の損失は皆無です。