(注)表紙の写真は本文の内容と直接は関係ありません
Small World
別のテーブルでS&T253 The Battle of KurskをプレイしていたKさんとRさんのプレイが終了したので、何かゲームを、ということでドイツ系マルチプレイヤーズゲーム「Small World」をプレイしました。このゲームはとある「小さな世界」を部隊とする国盗りゲームで、プレイヤーは「小さな世界」に住む様々な種族を使って「小さな世界」の支配を巡って戦うことになります。「小さな世界」の住人は、人間、ドワーフ、トリトン、ジャイアン等があり、それぞれ特徴が設定されています。種族にはそれぞれ得意技があり、たとえばドワーフならば鉱山を採掘できるので山岳地帯に有利、等と設定されています。
3人でプレイしましたが、私は2位に終わりました。短時間でプレイでき、ルールもわかりやすいので、時間が余った時にプレイするには手ごろな作品だと思いました。
「文禄・朝鮮の役」(GJ#31)
続いて2人用ゲームということで、Rさんと「文禄・朝鮮の役」をプレイしました。このゲームについては当ブログでかつて紹介したこともあります。1592年の所謂「文禄の役」における日本軍と朝鮮・明連合軍の戦いを描いた作品です。ダイス判定の結果、私が日本軍、Rさんが連合軍を担当することになりました。最初の第1~2ターンは日本軍の進軍ダイスに振るわず、前進が捗らなかったが、それでも第2ターンに小西行長隊が漢城を支配、第3ターンにはその小西隊が瑞興で朝鮮軍主力を捕捉し痛打を与えていた。
一方、咸鏡道(現在の北朝鮮東岸地帯)方面に進んでいた加藤清正隊も快調な進撃を見せ、第5ターンには朝鮮ニ王子を捕縛することに成功した。
主戦線である朝鮮半島西岸の黄海道を進む小西行長隊は、朝鮮軍の蜂起によって一時的に日本本土との連絡線を遮断されるという事態に陥った。しかし後方から前進してきた黒田長政隊連絡線を啓開し、黒田隊と小西隊は連携して前進を再開した。小西、黒田隊は黄海道で朝鮮軍主力と明からの援軍を捕捉。これを撃滅することに成功した。その時、立花宗茂隊2ユニット、島津義弘隊5ユニットが大いに活躍した。
平壌に入城した小西行長は講和交渉を推し進め、終了ターンを3ターン推し進めた。(16-->13ターン)
戦線後方では朝鮮民兵の動きが次第に活発化し、平壌まで前進していた小西、黒田の各隊も徐々に後退を開始した。
第11ターン、ようやく漢城まで後退してきた黒田隊は、漢城南方の水原に現れた朝鮮軍民兵を征伐すべく行動を開始した。精鋭島津隊を率いる黒田隊は自信満々で民兵隊と交戦を開始したが、予想外に強力な民兵隊の抵抗に苦戦を強いられた。大損害を被った黒田・島津隊はほうほうの体で漢城まで後退していった。
第12ターン、漢城付近にまで南下してきた明の大軍に対し、小西、宇喜多、立花等計16ユニットの日本軍がそれを迎え撃った。日本軍は伏兵を利用して優位を図ったが、ダイス目振るわず思わぬ苦戦を強いられた。日本軍は9ステップを失うという大損害を被ったが、なんとか明軍を撃退することに成功した。
ゲームは12ターンで終了し、日本軍8VP、連合軍7VPで日本軍の勝利に終わった。
一方、咸鏡道(現在の北朝鮮東岸地帯)方面に進んでいた加藤清正隊も快調な進撃を見せ、第5ターンには朝鮮ニ王子を捕縛することに成功した。
主戦線である朝鮮半島西岸の黄海道を進む小西行長隊は、朝鮮軍の蜂起によって一時的に日本本土との連絡線を遮断されるという事態に陥った。しかし後方から前進してきた黒田長政隊連絡線を啓開し、黒田隊と小西隊は連携して前進を再開した。小西、黒田隊は黄海道で朝鮮軍主力と明からの援軍を捕捉。これを撃滅することに成功した。その時、立花宗茂隊2ユニット、島津義弘隊5ユニットが大いに活躍した。
平壌に入城した小西行長は講和交渉を推し進め、終了ターンを3ターン推し進めた。(16-->13ターン)
戦線後方では朝鮮民兵の動きが次第に活発化し、平壌まで前進していた小西、黒田の各隊も徐々に後退を開始した。
第11ターン、ようやく漢城まで後退してきた黒田隊は、漢城南方の水原に現れた朝鮮軍民兵を征伐すべく行動を開始した。精鋭島津隊を率いる黒田隊は自信満々で民兵隊と交戦を開始したが、予想外に強力な民兵隊の抵抗に苦戦を強いられた。大損害を被った黒田・島津隊はほうほうの体で漢城まで後退していった。
第12ターン、漢城付近にまで南下してきた明の大軍に対し、小西、宇喜多、立花等計16ユニットの日本軍がそれを迎え撃った。日本軍は伏兵を利用して優位を図ったが、ダイス目振るわず思わぬ苦戦を強いられた。日本軍は9ステップを失うという大損害を被ったが、なんとか明軍を撃退することに成功した。
ゲームは12ターンで終了し、日本軍8VP、連合軍7VPで日本軍の勝利に終わった。
ウォーゲーム日本史#02「関ヶ原戦役」
時間は夜の8時を過ぎていましたが、まだ時間があったのでRさん持参の主題のゲームをプレイすることにしました。このゲームについてはこちらでも紹介しましたが、簡単なルールで関ヶ原戦役全体を全国レベルで再現するゲームです。Game Journal誌第2号「戦略級関ヶ原」と同じコンセプトの作品ですが、ルールはこちらの方がシンプルになっています。ダイスによって私が西軍を担当することになりました。
第3ターン
畿内に残る東軍拠点は北近畿の田辺城だけである。ここを支配すべく「侍大将」を得た大谷吉継が出陣準備を整える。しかし田辺城の細川幽斎は「遅退戦術」を駆使し、大谷を牽制した。大谷隊は関ヶ原方面に転進し、東軍の西下に備える。第4ターン
再び田辺城に向かった大谷吉継は「大筒」と「突撃戦術」の併用で田辺城の細川幽斎を瞬殺した。この結果、豊臣秀頼が出陣することになる。毛利隊、鍋島隊、立花隊等は関ヶ原に進出し、岐阜城に集結する東軍に対峙する。第5ターン
西軍が先に動いた。関ヶ原に進出していた石田三成隊が清州城に攻め入った。清州城を守っていた細川忠興隊は撤退を余儀なくされ、石田三成が清州城を占領した。石田隊は清州城で「遅退戦術」を展開し、岐阜城に集結する東軍の南を押さえる。南は石田、北は真田親子に塞がれた東軍主力は関ヶ原へ集結する西軍主力に対して決死的な突撃を敢行した。しかし質量優る西軍部隊に対して東軍は大きな損害を出して撃退された。この段階で東軍は勝利を諦め、西軍の勝利が確定した。