もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2009年12月

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先日、クロノーツさんに発注していたゲームが到着しました。
GMTが3作品、残りひとつがコマンド誌です。順番に紹介していきます。

CMJ90.ソロモンズ・キャンペーン

「期待が大きいほど裏切られた時の失望が大きい」
というのは、この世界に足を踏み入れてから何度となく体験してきましたが、今回の「ソロモンズ・キャンペーン」は果たしてどうでしょうか。
私が本作について初めて知ったのは、今から30年近くも前になります。
Tactics誌で「太平洋艦隊」が紹介された際、ガダルカナル戦を再現するキャンペーンゲームとして紹介されていました。
紹介記事では概ね好意的に評価されていたように覚えています。

マップは1枚、ユニットシートも1枚です。現在の標準で言えば中規模ゲームといえるでしょう。
気になるのはやはりユニットレーティング。日本の重巡や駆逐艦は優秀(特に水上戦において)ですが、戦艦はそれほどでもありません。長門、陸奥もユニット化されていますが、その能力は米新鋭戦艦に遠く及びません。空母もまたしかり。翔鶴や瑞鶴の能力は米空母のそれ以下です。

ルールブックは16ページとそれほど分厚くはありませんが、さてさてプレイすることはできるでしょうか。


さて、次に登場する作品は何でしょうか。ヒントは油田地帯です。

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先日、お世話になっている古角さんのお誘いで、東京ミドルアースに参加してきました。
メインテーマは「ソロモン夜襲戦」のテストプレイでしたが、他にもいくつかゲームを楽しむことができました。

ソロモン夜襲戦の話は別の機会に紹介させて頂くことにして、今回プレイした他のゲームについて紹介します。

そのゲームは「Twilight Struggle」(GMT)。冷戦時代の米ソ対決を扱うゲームです。私もこのゲームは以前からプレイしたいと思っていたので、今回思わぬ形でプレイできたのは望外の喜びでした。お相手頂いた田村さん、どうもありがとうございました。

初プレイということで有利と言われているソ連側を担当したのですが、序盤から田村さん率いる西側陣営に翻弄され続けました。ヘッドラインで有利なカードを出したと思ったら、無効化されるカードによって使えなくなる。インド、パキスタンを同時制圧せんと「影響力低下」を仕掛けたら、ダイスで1を出して逆にこちらの影響力を失う始末。朝鮮戦争も効き目なし、中東は真っ青。アフリカで政権を広げたと思ったら、CIAが糸を引くクーデターで政権が次々と転覆させられてしまう。この世の憂さを晴らさんとせめて宇宙開発に活路を見出そうとしても、今度はスプートニクもボストークもソユーズも、発射台でボンボンと爆発する始末。いやー、駄目な時は何をやっても駄目なものです。
最後はチェルノブイリが爆発したり、アフガンの泥沼に足を取られたりしてサドンデス負け。まったく良い所なしでした。

とまあ、こんな感じでしたが、ご一緒させて頂いた皆さんにはとても良くして頂き、大変楽しい一時を過ごすことができました。

みなさん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。

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クリスマス時期になると横須賀港の米艦艇がライトアップされるそうです。
面白そうなので見に行きました。

写真がぶれていてごめんなさい。
一応三脚使ったのですが・・・。

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大阪訪問記の続きです。

「激闘!マンシュタイン軍集団」をプレイした後、別の2人と一緒にGJ#15「信長後継者戦争」をプレイしました。この作品 は、プレイヤーが羽柴秀吉、柴田勝家、明智光秀、徳川家康を担当し、信長配下の武将となって畿内地方で覇権を競いという作品です。

第1戦

私が明智光秀を担当し、W氏が羽柴秀吉、K氏が徳川家康、G氏が柴田勝家を担当しました。
光秀は丹波地方を起点とし、但馬、因幡と勢力を拡張していきます。
ゲーム中盤に入って徳川家康担当のK氏が反旗を翻し、羽柴秀吉担当のW氏もそれに続きます。しかし時既に遅し。ゲーム終了判定をパスできずにゲーム終了となってしまいました。徳川、羽柴両氏は恐らく打ち首。残った明智、柴田の両家も織田政権下で冴えない日々を送ることになるのでしょう。

第2戦

陣営を変えて再戦。W氏が柴田、K氏が羽柴、G氏が徳川で、私だけが再び明智を担当しました。
今回は序盤から激しい動きがあり、越中に攻め込んだ柴田勝家が、突如、国境を越えて攻め込んできた上杉謙信の猛攻を受けることになりました。圧倒的な上杉勢の猛攻受け柴田勢壊滅。W氏は早くも脱落します。
その後、明智、羽柴、徳川の3者で虚虚実実の駆け引きが続きます。徳川は北条勢を遠江で撃破して東海地方の安定化を図る一方、羽柴勢は備中で毛利勢を捕捉。大兵力に物を言わせてこれを完全に撃滅しました。
我が明智陣営は両者の動きを見ながら、密かに信長妥当の機会を伺います。

第4ターン。もう後がないと見た我が明智陣営は、兵力不足を知りながら本能寺に野営する織田本隊に襲い掛かりました。「奇襲」カードに期待した一撃必殺の攻撃でしたが、戦雲我になく、信長本隊は安土城に撤退。その後4年間に渡る明智・織田戦争の始まりとなります。

第5~6ターン。西から迫る羽柴勢、東から迫る徳川勢の脅威を警戒しつつ、我が明智陣営は織田信長を安土城下に追い詰めます。そして最後は信長本人を討ち取ることに成功しました。しかしその間中国地方に地歩を拡大した羽柴勢が明智勢を圧倒し、最終的には6カ国を支配した羽柴勢の勝利に終わりました。

感想

1時間程度で終わるゲームなので、ちょっとした空き時間にプレイするには丁度良いのではないでしょうか。

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注:PFBとは、
カードとサイコロ(10面体)でプレイするタイプの野球ゲームです。
かつてHJ社から出版されていた"熱闘12球団ペナントレース(APBA)"シリーズと同等のコンセプトを持つシミュレーションゲームです。"熱闘"が持っていた手軽さ(ルールの容易さ、プレイ時間の短さ)はそのまま継承し、"熱闘"よりも遥かに現実再現性の高いゲームになっています。

PFBシリーズで最後まで抜けていたPFB2004が完成しました。
こちらからダウンロードできますので、ご参照下さい。

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