こちらで予告したとおり、YSGAさんの3連休例会に参加し、Conflict of Heroesをプレイしました。
注:Conflict of Heroesシリーズは、第2次世界大戦における地上戦闘を車両1両、火砲1門、歩兵1個単位で描くボードシミュレーションゲームです。出版は米国Academy Games社。
Storms of Steel シナリオ10
続いて別のシナリオをプレイします。今度は戦車が出てくるシナリオということで、SoSのシナリオ10をプレイしました。これは戦車のみが登場するシナリオです。1943年7月初旬、オボヤンに向けて前進中のドイツ軍装甲部隊とソ連第1戦車軍との遭遇戦を描いています。私はまたもやソ連軍を担当。T-34cが4両、T-70が5両という快速戦車部隊でTigerや4号戦車からなるドイツ軍装甲部隊と戦うことになりました。
セットアップ時の状況です。赤丸が私麾下の部隊です。眼前からははTiger 1両、4号戦車 4両、3号戦車 1両のファシスト軍先鋒部隊が迫る。

第1ターン終了時の状況。赤丸の中が私麾下の戦車である。たった1ターンの間に6両が撃破されてしまい残りは3両。ちなみにファシスト軍側に被害らしい被害は見えない
第2Turn
悲劇は続く。中破していたT-70とT-34それぞれ1両がドイツ軍戦車の射撃を受けて撃破された。残されたのはT-70が1両のみ。しかしようやく我が方にも勢いが戻ってきた。KV-1が3両増援として登場。4号戦車3両を瞬く間に撃破した。まだ総撃破数ではファシスト軍に遠く及ばないは、取りあえず戦果が上がったので良しとしよう。

盤端から現れたKV-1c 3両が4号戦車 3両を撃破。ようやく光が見えてきた。
第3Turn
ファシスト軍TigerをSU-152が撃破した。目の上のタンコブだったので、とりあえずOK。SU-152、アニマルハンターの面目躍如である。KV-1戦車隊はこのターンにも活躍。3号戦車1両を近接射撃で撃破した。
しかし無敵のKV-1戦車も遂に4号戦車による報復の側面射撃を受けて1両を撃破されてしまった。
第4Turn
KV-1と4号戦車の直接対決。後方に向けて前進する4号戦車をKV-1が距離450から撃破して決着がついた。この時点で勝利条件の達成が不可能と判断したドイツ軍プレイヤーの投了によりゲーム終了。
敵撃破数:ソ連軍:10両、ドイツ軍:14両
VP:ソ連軍:23VP、ドイツ軍20VP
VP:ソ連軍:23VP、ドイツ軍20VP
勝ったとはいえ、初期配置されていた戦車9両は全て撃破され、さらに増援してきたKV-1も3両中1両を失うという大損害を被ってしまった。辛い勝利であった。
感想
第1ターン終了時には投了を覚悟したぐらいで、まさか最後に勝てるとは思わなかった。反省点としては第1ターンの戦い方はもっと積極的でも良かったかなと思う。損害の多さに少し怯んでしまったし、巧妙に戦おうとして墓穴を掘ってしまった。損害を恐れず、「全滅しても良いから敵戦車2両以上を撃破しよう」というように積極的に戦えばよかったように思う。あと、高地に陣取るマルダー自走砲は早めに撃破しておいた方が正解だった。(こいつらは防御力が弱いくせに、火力が異常に強い)


