もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2010年03月

出雲地方といえば、出雲大社や石見銀山など、観光資源が豊富な場所ですが、グルメの方もなかなかのものがあります。
今回は「出雲そば」の有名な店をいくつか訪ねてみました。
出雲そばの本場はもちろん出雲市周辺なのですが、今回は奥出雲の山間部に美味しい店を探しに行きました。

八川そば

「やがわそば」と読むそうです。JRの八川駅目の前にあるので、鉄道旅行者も気軽に使える店です(というのは大嘘で、1日数本しか列車が走らない超ローカル駅なので、鉄道を使うと1日仕事になりかねません)。

私が着いたのは正午前。幸いそれほど混んでいなかったので、並ばずに席につくことができました。
「ざいごそば」(\1050)を注文。冷たいそばに山菜、ぜんまい、きんぴら等の山菜料理が載った奥出雲らしいそば料理です。そばはもちろん黒い出雲そば。山菜料理とそばのマッチングが絶妙のお奨め料理です。

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お奨め度★★★★

山県そば

一軒だけだとちょっと寂しいのでもう1軒出かけてみました。「山県そば」は、出雲横手駅からさらに山奥に3~4km入った山奥にあります。「こんなところでそば屋を開いていて儲かるの?」とこちらが少し心配になるぐらい辺鄙な場所にありました。

私が着いたのは1300過ぎでしたが、私以外の客はいませんでした。@@そば\800を注文。そば、古米、デザート、コーヒー等一通り揃ったメニューでした。そばは美味しかったです。

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お奨め度★★★★

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主題ゲームを大阪Middle Earthでプレイしました。
以下はそのレポートです。

 (注)「ソロモン夜襲戦」とは、自作の水上戦ボードゲームです。詳しくはこちらをご覧下さい

前回までは-->こちら

第2会戦:恐怖!新型レーダー射撃

第1会戦が思いの外盛り上がったので、同じシナリオを再戦しようということになり、陣営を組み直すことにした。今度は私とぐちーずさんが日本軍、Kさんとワニミさんが連合軍を担当することになった。

例によってチット引きにより兵力決定。日本軍の戦力は先ほど同様「大和」と水雷戦隊になった。私が「大和」艦長に就任し、ぐちーずさんに「長良」以下の水雷戦隊を指揮して頂くことにする。ちなみにぐちーずさんにとって「長良」以下の指揮は先ほどに続いて2回目である。

連合軍側は最新鋭戦艦「インディアナ」が登場。そのトップには最新鋭の射撃用レーダーMk-8が設置されていた。スリガオ海峡で我が西村艦隊を痛めつけた例の「アレ」だ。他に防空軽巡2、駆逐艦8が随伴する。

第1ターン、「インディアナ」が30kmの遠距離からいきなり主砲をぶっ放してきた。目標は「大和」。幸い外れ。
第2ターン、距離22kmにまで迫ってきた「インディアナ」が再び「大和」に向けて主砲を撃ってきた。暗夜で20km以上という遠距離にも関わらず主砲弾は「大和」を夾又。その2発が「大和」に直撃した。重装甲を誇る「大和」は軽微な損害で耐えたものの、見えない敵からの砲撃に不安が募る。

第3ターン、「大和」は距離9kmに迫ってきた米水雷戦隊を視認した。その主砲と副砲が米艦隊に狙いをつける。その刹那、戦艦「インディアナ」の主砲弾が再び「大和」を襲った命中弾は4発。例によって損害は軽微だったが、その1発はこともあろうに艦橋に命中。指揮系統に混乱を来した「大和」はその砲撃を中止せざるを得なくなった。

「大和」が敵戦艦の集中攻撃を浴びるのはある程度覚悟していた。「大和」がその強靭な防御力で敵の攻撃を吸収する間、水雷戦隊に対して突撃の機会を与えようというのが当方の目論見である。しかしここで特殊損傷の「衝撃」が出たのはちょっと痛かった。

第4ターン、日米の水雷戦隊同士が接近戦闘に突入する。米防空軽巡「アトランタ」「ジュノー」が「長良」を縦射。4発の命中弾を与えたが「長良」は耐えた。日本艦隊も黙っていない。駆逐艦「黒潮」が神業のような射撃を見せて米駆逐艦「モンセン」を一撃のもとに大破させた。

第5ターン、このとき既に「大和」は計10発の40cm砲弾を食らっていて最大速度は22ktに低下していたが、先ほどの混乱からようやく回復してきた。主砲が12km彼方の米軽巡「アトランタ」に狙いをつける。3斉射。2発の46cm砲弾が「アトランタ」に命中した。瞬時に「アトランタ」は大破。この時は辛くも沈没を免れた「アトランタ」だったが、その後日本駆逐艦の砲撃を受けて沈没した。

「大和」の主砲が威力を発揮したのは無条件に嬉しい。これが小破する前だったら「アトランタ」を瞬時に粉砕できたものを・・・、と悔やんでも後の祭りであった。

第5~7ターンにかけて日米の水雷戦隊同士が激しい砲雷撃戦を繰り広げた。それはまるで帆船時代に戻ったかのような接近戦であった。日米の駆逐艦が合わせて3回も衝突事故を起こしたことからその激戦ぶりが伺えよう。
全般的に戦いを有利に進めたのは日本側であった。「黒潮」の放った魚雷が「グイン」に命中。「グイン」は真っ二つに折れて轟沈した。「親潮」は「アトランタ」を砲撃で撃沈した後、返す刀で「クッシング」を大破させ。「陽炎」は大破していた「モンセン」を砲撃で撃沈。さらにマハン級駆逐艦「パーキンス」にも魚雷2本を命中させてこれを轟沈していた。

米艦隊もやられっ放しではない。「アトランタ」「ジュノー」は至近距離に迫った軽巡「長良」に対して12cm砲弾を雨霰と降り注ぎ、「長良」を大破した。また「大和」を追っていた新鋭駆逐艦「フレッチャー」「オバノン」は至近距離から放たれる「大和」の主砲、副砲の嵐を掻い潜って「大和」に肉薄。計20本の魚雷を発射。その1本を「大和」に命中させていた。

滅茶苦茶に叩かれた米水雷戦隊は西方に逃れ、日本側水雷戦隊も兵力を再編すべく一旦離脱した。そして戦場には魚雷を食らって速度の低下した「大和」が残された。それを追う「インディアナ」が猛烈な射撃を再開する。「インディアナ」の射撃はその正確性という点から見て奇跡的という他はなかった。被雷して速度の低下した目標とはいえ、20km前後の距離からの砲撃で、さらに12発もの命中弾を「大和」に与えたのである。これまでの分と加えると実に22発もの40cm砲弾(と魚雷1本)が「大和」に降り注いだことになる。さすがの「大和」も大破して沈没寸前の状態になったが、これだけの打撃を受けて沈まないということ自体、驚異的であるといえよう。
無論「大和」もやられっ放しではない。一度などは「インディアナ」の発砲閃光を目標とし、主砲の一斉射を放ったが、惜しいかな、あと1歩の所で命中弾を得るには至らなかった。

「大和」の大破を以て海戦は終わりを告げた。両軍の損害を以下に記す。

<日本側の損害>
沈没:なし
大破:戦艦1(大和)、軽巡1(長良)
中破:駆逐艦1

<米軍側の損害>
沈没:軽巡1(アトランタ)、駆逐艦3
大破:駆逐艦1
中破:駆逐艦1

勝利得点は-80点で米軍の勝利

感想

「インディアナ」の射撃が当たりすぎ。確率を超越しているぞー。一番痛かったのは第3ターンに「大和」がSK出したこと。折角米軽巡を射すくめるチャンスをフイにされてしまった。
日本側の水雷戦隊については私の管轄ではなかったが、良く頑張ってくれた。惜しむらくは敵新鋭戦艦に対して肉薄攻撃できなかったことか・・・。
(「大和」が敵の集中砲撃を浴びている間に突撃して欲しかったなあ、というのは虫が良すぎるのかな)

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疾走するサウスダコタ級戦艦

戦い終えて

久し振りの(でもないか)「ソロモン夜襲戦」でしたが、思いの外楽しめました。やはりこのゲーム、楽しもうという姿勢が大事なのではないかな、と思いました。今回初参加のKさんにプレイ後の感想を聞いてみたのですが、概ね好意的な感想が得られました。「チャート類が工夫してあって良くできている」というお褒めの言葉は、私にとっては最大級の賛辞です。懸案であった「芋虫移動」についても、Kさん、ぐちーずさん共に「今のままで良いんじゃないの」というお言葉を頂けたので、自信を得ることができました。

今回のシナリオ15は対人戦で試すのは実は初めてなのですが、かなり楽しめるシナリオに仕上がっていることは確認できました。酸素魚雷と強力な戦艦群を有する日本軍の有利が予想されていたのですが、2回とも米軍が勝利を納めたのは意外でした。「インディアナ」はちょっと強すぎるかな?。

プレイ時間は2回合わせて計5時間弱。1回あたりは2時間強です。このクラスの中規模シナリオで2時間強というのはまあ期待通りの結果です。

今回の収穫と反省点です。
・表A2:「移動力表」は奇数ターン、偶数ターン別とし、縦軸にフェイズ、横軸に速度とした方がわかりやすい。
・表A4:「2隻以下のグループで雷撃」時のCP消費が2になっているが、1の誤記ではないか。
・表A4:探照灯使用時もCP消費があった方が良いのでは。
・表B2:小型艦目標時の4火力は右に1つ動かした方が良いのでは(米4門駆逐艦が弱すぎる)。
・表B6:連合軍C型レーダーの有効距離20ヘクスは過大評価か?。16~18ヘクス(24~27km)程度が適当かもしれない。
・表C4:「雷撃命中判定表」の横に雷撃値算出時の数式(魚雷数×命中係数)を記載した方が良い。
・シナリオ全般:第1次ソロモン海戦、第3次ソロモン海戦、ブーゲンビル島沖海戦等で今回のシナリオのようなエッセンスを加えた半仮想戦シナリオを用意すると楽しめるかもしれない。

最後に

今回お相手して頂いた皆様、どうもありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

余談

プレイした後で気がついたのですが、シナリオの特別ルール(6)の適用をすっかり忘れていました。このルールを適用していれば両者とも第1ターンから激しくぶつかり合う可能性があるので、展開が少し(かなり)変わってくる可能性がありますです。
以下抜粋

(6) 本シナリオでは、両軍とも相手プレイヤーに秘密裏に艦船を地図上に初期配置する。初期配置が完了したら両者ともその配置を公開した上で、ダイス(D10)を1個づつ振る。日本軍プレイヤーは自らのダイス目に等しいヘクス数だけ指揮下の艦船を平行移動させる。移動方向はNEである。連合軍プレイヤーも同様に自らのダイス目に等しいヘクス数だけ指揮下の艦船を平行移動させる。移動方向はSWである。この作業が終了した時点で初期配置完了とする。

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主題ゲームを大阪Middle Earthでプレイしました。
以下はそのレポートです。

 (注)「ソロモン夜襲戦」とは、自作の水上戦ボードゲームです。詳しくはこちらをご覧下さい

対戦者紹介

今回お相手頂いたのは、いつものワニミさん、ぐちーずさん、Kさんのお三方。それに私を加えた4名で主題のゲームをプレイしました。「ソロモン夜襲戦」の経験値としては、ワニミさんはベテラン、ぐちーずさんは脱初心者ぐらい、Kさんは今回が最初のプレイです。

練習

シナリオ2「ソルトレークシティ危機一髪」はアッツ島沖海戦を扱ったシナリオです。まずこのシナリオを私を除いた3名でプレイして頂き、ルールの概要を再確認しました。今回初参加のKさんも移動と射撃ルールについては概ねご理解頂いたようです。

第1会戦:軽巡「長良」は燃えているか

本番用に選んだシナリオは、シナリオ15「敵状不明」。両軍とも無作為に兵力を決定し、対戦する仮想戦シナリオです。ダイス判定の結果、私とKさんが連合軍、ワニミさん、ぐちーずさんが日本軍を担当することになりました。

まずはお楽しみの戦力判定。我々連合軍は重巡4、駆逐艦8からなる快速部隊。重巡4の砲戦部隊をKさんに任せ、私は駆逐艦8からなる水雷戦隊を率いることにしました。
対する日本軍はなんと巨大戦艦「大和」登場。その他に軽巡1、駆逐艦8からなる水雷戦隊が登場してきました。

敵兵力を見て困ってしまった連合軍。「大和」相手に重巡部隊ではまず勝ち目がありません。そこで「大和」はできるだけ相手にせず、比較的脆弱な水雷戦隊を相手にすることとしました。我々の強みは一部の艦がレーダーを搭載していることです。そこでできる限り日本軍の視認距離外(7ヘクス以上)に占位し、レーダーと照明弾を利用したアウトレンジ戦法で戦うこととしました。

第1ターン、戦闘速度まで加速した米艦隊。
第2ターン、先頭を走る駆逐艦「フレッチャー」のレーダーが暗闇の中に敵艦らしき反応を捉えた。「フレッチャー」から複数の照明弾が打ち上げられて目標を照らし出す。それは日本艦隊の先頭を走る軽巡洋艦「長良」であった。「長良」の姿を視認した米重巡4隻は、距離約20kmの遠距離から20cm砲による一斉射撃の火ぶたを切った。遠方であったため命中率は低かったが、2発が「長良」を直撃し、同艦に軽微な損害を与えていた。
米艦隊の発砲閃光を遠くで見た者がいた。戦艦「大和」である。「大和」は敵発砲閃光を目標に距離約25kmから主砲の数斉射を放った。必ずしも理想的な射撃状況ではなかったにも関わらず「大和」の射撃は見事に目標を夾又。米重巡「ニューオーリンズ」に2発の命中弾を与えた。46cm砲2発を食らった「ニューオーリンズ」であったが、損害は比較的軽微であり、戦闘行動を継続することが可能であったことは不幸中の幸いであった。

この時点で私の旗艦である新鋭駆逐艦「フレッチャー」から見て右前方8ヘクス(約15km)の位置に敵饗導艦である軽巡「長良」がいた。ここで私は麾下の駆逐艦8隻に対し左180度一斉回頭を命じた。この運動はCP(指揮値)6点を必要とする複雑な艦隊運動である。CP6点は痛かったが、この運動を実施したおかげで敵の位置が「フレッチャー」の左後方に変わった。この後、敵の斜め前方を扼することにより、敵の雷撃力を封じ、さらに敵の接近を阻める位置関係を得た。

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第3ターンから第5ターンにかけて米艦隊は複雑な艦隊運動を行い、日本艦隊と一定の距離を維持するように行動していた。しかし先ほど「大和」の砲撃で傷ついた「ニューオーリンズ」が足かせとなり、日本艦隊との距離は徐々に縮まっていた。

第6ターン、日本の軽巡「長良」は6ヘクス(9km)彼方に米艦隊の姿を捉えた。探照灯一閃。米重巡「サンフランシスコ」が探照灯の光に浮かびあがった。後方にいた「大和」は探照灯の光を目標にすぐさま射撃を開始。数斉射を放ったが今度は命中弾を得ることができなかった。

探照灯を点じた「長良」は米艦隊の格好の目標となった。距離6ヘクス(9km)に展開した4隻の米重巡がその砲火を「長良」に降り注ぐ。数発の20cm砲弾が「長良」に命中。「長良」は中破した。

味方重巡部隊の苦戦を見て、私は麾下の水雷戦隊に対して左60度の逐次回頭を命じた。この運動は敵の頭を押さえる形になるが、当然ながら敵との接近戦闘は避けられなくなる。

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接近する日本艦隊から重巡部隊を守るために米駆逐艦群が間に割って入った。米駆逐艦と日本水雷戦隊の間で激しい砲雷撃戦が行われた。米新鋭駆逐艦「オバノン」に酸素魚雷が命中したが、不発弾に助けられて「オバノン」は九死に一生を得た。
ベンソン級の駆逐艦「グイン」にも酸素魚雷が命中。こちらは「オバノン」程幸運ではなく大破して瀕死の状態にあったが、それでもギリギリで踏み止まり沈没は免れた。
一番不幸だったのはマハン級の駆逐艦「プレストン」。同艦は日本艦からの砲撃を魚雷発射管に受けて火災を起こしていた所、遠方から同艦の火災を望見した「大和」の主砲射撃を浴びて木っ端微塵に砕け散った。

視認距離内で日米の駆逐艦が戦った場合、砲力や雷撃力の違いによりどうしても米軍が不利になる。できれば接近戦闘は避けたかったが、この際仕方がない。そしてその苦労は直後に報われることになる。

味方駆逐艦が苦戦している背後から米重巡部隊はその砲撃で確実に日本艦隊を痛めつけていた。先頭を走る重巡「ウィチタ」は、砲撃で駆逐艦「親潮」に命中弾を与えてこれを轟沈せしめた。3番艦「サンフランシスコ」は駆逐艦「早潮」に連続射撃を加え、計4発の命中弾を与えてこれを撃沈していた。

ここでターンオーバーによりゲーム終了

海戦の結果は以下の通り。

<日本側の損害>
沈没:駆逐艦2
中破:軽巡1(長良)
小破:駆逐艦2

<米軍側の損害>
沈没:駆逐艦1
大破:駆逐艦1
小破:重巡1(ニューオーリンズ)

勝利得点は-27点で米軍の勝利

感想

第2ターンに「ニューオーリンズ」が「大和」の砲撃で損傷したのはアンラッキーな面があったとはいえやや不用意であった。またプレイの途中で水雷戦隊と重巡部隊が離れ離れになる場面があったが、改善の余地があると感じた。その他は幸運に助けれた面があったにしても概ね当初の計画通り上手く行ったと思う。特に重巡戦隊で「大和」に勝ったのは大いに誇って良いのではないだろうか。

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(上の写真は改定後の小林投手と高木投手です)

PFB2009のセリーグ投手データに計算ミスがありました。
パリーグ投手データについては問題ありません。

修正版をアップしましたので、以下からダウンロードして下さい。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。


(改修後の新しいファイルのタイムスタンプは、2010年03月15日です)

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CoH - Storms of Steelについて詳しくは --> こちら

今度の3連休に主題のゲームをプレイすることになり、早速購入してみました。
発注後1週間以内で商品は到着。ずっしりと重い箱は相変わらずです。

早速中身をチェック。
コンポーネントは前作"Awakening the Bear! - Russia 1941-42"とほぼ同様ですが、丘を示す地形タイルが新たに追加されていました。
ユニットの方は、前作が1941年の戦いということで2号戦車や3号戦車初期型、BT-7快速戦車など、どちらかといえば「渋い」車両が多かったのですが、今度はメジャーテーマであるクルスク戦。登場する車両もパンターD型、ティーガー1型、T-34、SU-152等、メジャー所が勢ぞろいの感があります。

こういうゲームで楽しみなのがユニットレーティング。特に戦車同士の性能比較は見ていて楽しいです。
まず独軍の雄、パンターvsティーガー。側面装甲値はティーガーが圧倒していますが正面装甲値は互角。さらに対戦車火力はパンターが1ランク優っているので、側面に回り込まれない限り対戦車戦闘ではパンターが有利に戦えます。ただ機動力については両者に差がなく、足自慢のパンターとしてはちょっと寂しい所です。
独軍が捕獲したT-34も登場します。火力と防御力はオリジナル版と同等なのですが、射撃時に消費するAP値が低くなっています。ドイツ戦車兵の練度を加味したものなのでしょうか・・・。

ソ連軍側は期待のアニマルハンター、SU-152が登場。旋回砲塔がないとか、射撃時のAP消費がべらぼうに大きいとかいろいろ使い勝手には問題がありますが、その性能は一級品。射程距離がやや短めである点を除けば、パンター、ティーガーとほぼ互角に打ち合うことができます。
英国製チャーチル戦車も登場してきます。しかしながら火力、防御力のいずれも一級とはいえず、その機動力の乏しさは感涙ものであります。

ルールをチェック。
まずゲームの流れが大きく変わりました。前作では1ユニットが完全に行動を終えるのを待って相手の1ユニットが行動する、という流れでしたが、本作は両軍が同時進行的に進めていく方式になりました。同時進行性という点では今回の方式の方が優れているとは思いますが、プレイそのものがやや煩雑になりプレイ時間が延びるのではないかな、というのが少し懸念されます。
あと狙撃兵と航空機のルールも加わりました。航空機は単なる対地攻撃だけではなく、空中戦もできるようなルールになっています。とはいえ、このスケールで空中戦を再現するのは少し無理があるようにも思います。登場機はJu-87、Hs-129、シュトルモビクといった対地攻撃機なので、ドッグファイトを行う機会はあまりないようにも思いますが・・・・。

細かい点ですが、グループ行動の際、同一ヘクスにいない場合に必要としていた1CAPが不要になりました。あと共同射撃時に長距離射撃はできなくなりました。後者の改定は良いことだと思います。

シナリオは計15本。歩兵のみのものから戦車同士の大規模戦車戦まで色々あります。

週末の対戦が今から楽しみな一品です。

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