もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2010年05月

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先日群馬方面へ出かけた際、前々から行ってみたかった足尾銅山精錬所に行ってみました。
JR桐生駅からわたらせ渓谷鉄道というローカル線に揺られること約1.5時間。終点の間藤駅から歩いて15分程の場所にそれはあります。ちなみにこのわたらせ渓谷鉄道。何の変哲もないローカル線なのですが、最近は人気の高い路線のようで、私が乗った日も車内は満員状態でした。

終点間藤駅には1100頃到着。駅前で自転車を借りようと思ってレンタサイクル屋に行ってみたのですが、店のオヤジ曰く「精錬所ならゆっくり歩いて15分ぐらいだよ」とのこと。ならば自転車を借りる程のこともなかろう。ということで歩くことにしました。

歩くこと15分で確かに精錬所に到着。随分昔に営業を停止しているであろう精錬所は、いま見るとゴーストタウンの感があります。その昔、確かに日本という国を支えてきた支柱の1つであったであろう精錬所が、往時の賑わいを失ったまま時が止まったような感があります。

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精錬所外観です。

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精錬所に入っていく引き込み線です。もちろん現在では使われていません。

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精錬所手前の最後のトンネルです。

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精錬所近くの間藤の集落です。桜は少し遅かったですが、でも綺麗でした。

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間藤集落から精錬所を見ます。

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主題のゲームをソロプレイで試してみました。
選んだシナリオはNo.4「Take the Hill」。英軍第9ロイヤル戦車連隊に援護された第129歩兵旅団が、ドイツ軍第21装甲師団の一部が守る112高地の頂上の奪取を目指すシナリオです。両軍とも歩兵が主力ですが、英軍にはチャーチル重戦車6ユニット、クロコダイル戦車2ユニット、アキリーズ駆逐戦車2ユニットが登場し、ドイツ軍には増援も含めて4号戦車2ユニット、3号突撃砲3ユニット、パンター戦車3ユニット、ティーガー重戦車0.5ユニットが登場します。

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セットアップ時の状況。英軍は赤い線まで進出し、この線からドイツ軍を排除することが勝利条件です。

注:PanzerBlitzについて詳しくは-->こちら

第1Turn

英軍部隊は両翼から112高地に向けて前進する。ドイツ軍の戦車や対戦車砲が火を噴き、歩兵を乗せたブレンキャリアーが撃破される。それでも英軍ブレンキャリアーの主力は防御砲火をかい潜ってドイツ軍陣地に肉薄。敵前1000m以内に踏み込んで次々と歩兵を下ろしていく。またその後方、距離2000m前後ではハーフトラックに牽引されてきた17ポンド対戦車砲が砲列を敷いた。

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第2Turn

イメージ 9英軍はなおも前進し、いよいよドイツ軍陣地前500mの地点まで接近してきた。パンター戦車の長砲身砲が火を噴き、アキリーズ駆逐戦車を撃破。さらに対戦車砲が歩兵を乗せたままのブレンキャリアを仕留めていく。それでも英軍の前進は止まらない。

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第3Turn

イメージ 10パンター戦車の主砲がまたもや火を噴き、アキリーズ駆逐戦車を撃破した。しかし英軍も負けてはいない。砲列を並べた17ポンド砲が火を噴き、2000m以上の距離からドイツ軍戦車を撃破していく。火だるまになる3号突撃砲。17ポンド砲を撃破し損ねたことを悔やむドイツ軍であったが、後の祭りであった。

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火を噴く17ポンド砲。大威力、長射程を誇る17ポンド対戦車砲の前に、ドイツ軍戦車は成すすべもない。

第4Turn

イメージ 11英軍歩兵部隊が遂に陣前で突撃を開始した。激しい防御砲火で迎え撃つドイツ兵。両軍の激しい格闘戦が随所で繰り広げられる。英軍の後方からはブレンキャリアやチャーチル戦車が機銃と火砲により味方歩兵の突撃を援護する。砲火にたたかれ、突撃を迎え撃つドイツ兵達は、それでも拠点に籠って勇戦を続けていた。

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突撃する英軍歩兵。それに対してドイツ兵は崩されそうになりながらも戦線を支えていた。

第5Turn

イメージ 12英軍の突撃はなおも続き、ついにドイツ軍陣地の一角が崩れた。さらにたたみかける英軍は、ブレンキャリアをドイツ軍陣地背後に回り込ませてドイツ軍の包囲を図る。

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第6Turn

イメージ 13背後に回り込んできた英軍のブレンキャリアに対し、ドイツ軍は対戦車砲と戦車群の砲火をこれに向けた。元々戦車に比べると脆弱な装甲しかもたないブレンキャリアが戦車や対戦車砲の反撃に耐えられるはずもない。次々と撃破されていった。


第7Turn

イメージ 14最終ターンである。英軍は全般的に押し気味に進めてはいるものの、ドイツ軍の勇戦によりいま一つ突破が決まらない。最終ターンということで全正面で激しく突撃を実施したが、ドイツ軍を完全に撃破することはできなかった。
最終的には英軍の攻撃をしのぎ切ったドイツ軍の勝利で終了した。

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感想

このゲームは、カップからオペレーションチットを引き、チットを引いた側が移動、射撃、オーバーラン、突撃といった行動を行っていきます。オペレーションチットには指揮範囲が記載されており、チットの置いたヘクスから指揮範囲内のユニットだけが行動を起こす権利を有することになります。各ユニットは1ターンに1度しか行動できず、行動を終えたユニットには「行動済マーカー」を置いてそれを示します。従って「チットが続く限り延々と行動を続けられる」というようなことはありません。

プレイ時間はシナリオの大きさにもよりますが、概ね1ターン20~30分、1ゲーム3~4時間程度ではないでしょうか。チット方式のため一度に動かすユニット数が限られていることもあり、あまり悩むようなことはありません。

一つ苦言を呈させて頂くと、「行動済マーカー」をユニット上に置くのがやや煩雑に感じました。特に戦闘が激しくなってくると、「行動済マーカー」以外に「混乱マーカー」等も載せていかなければならないため、スタックの整理がやや大変です。

本作に類似の作品として、かつてエポック社が出版していた「装甲擲弾兵」があります。ゲームスケールやルールの難易度など、両者はかなり似通った部分を持っています。マーカーを置く煩雑さがない分、私は「装甲擲弾兵」の方を評価しますが、一方で「装甲擲弾兵」はイニシアティブダイスの影響が大きすぎるという難点もあるので、一長一短があります。本作についてももう少しプレイする機会を増やしてみたいと思います。

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先日(といっても1週間以上前ですが)、山形方面へ出かける機会がありました。
米沢駅に立ち寄った際、次の列車までの待ち時間があったので立ち寄ってみました。
駅から約2kmなので、歩いて行くかバス/タクシー等を使うか迷う所ですが、結局往路はバス、復路は徒歩にしました。

あまり期待していなかったのですが、行ってみると予想以上に良い場所でした。
桜も丁度見ごろであり、お濠に映える桜の木々がとても綺麗でした。
前回紹介した会津鶴ヶ城よりも桜の綺麗さでは優っているようにも思えました。

山形県では他にも数か所桜を見て回ったのですが、どれもこれもいま一つであり、「ぷらっと立ち寄った」上杉神社だけが唯一「当たり」でした。

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昨年10月に会津でそばを食べて以来、会津そばにはあまり良い印象がなかったのですが、先日会津若松を訪れた際、ふらーっと入ってみました。

あまり期待せずに「三色そば」を注文。出てきたそばを食べてみて
「旨い」
絶品というほどではありませんが、十分に及第点を超える味です。
昨年秋に食べた会津そばとは全く違った味でした。

野口英世青春公園のすぐそばにあるそば屋さんです。

お奨め度★★★★

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「沖縄」が終わって時間があったので、Empire of the Sun(GMT)(以下EoS)のシナリオをプレイすることにしました。前回1942年シナリオをプレイしたので、今回は1943年シナリオを選択。私は例によって連合軍を担当しました。

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1943シナリオ、セットアップの状況。黄色の駒が日本軍、それ以外が連合軍である。

5Turn(1943前半)

イメージ 7ビルマでスリム攻勢(#70)(カード番号、以下同じ)発動。地上部隊と米空軍を投入した作戦で、北部ビルマを守る第15軍(18-12)を撃破した。
続いてニューギニアでトーネイル作戦(#29)を発動。米豪連合の2個軍団と航空部隊がラエを攻撃。CV翔鶴、CVL瑞鳳からなる艦隊が迎撃に現れた。激烈な航空戦で米豪の航空部隊は大損害を被り、地上部隊も2ステップを失ったが、CVL瑞鳳を損傷させ、日本陸軍第18軍を撃破。ラエを支配した。

日本軍が大規模な攻勢を発動。大規模なCV艦隊がヌーメアに集結している米艦隊を急襲してきた。予め暗号解読によって日本艦隊の進攻を察知していた米艦隊は日本艦隊を奇襲。CV翔鶴、CVL瑞鳳、BB金剛等に損傷を与えたが、米軍の攻撃を生き延びた日本艦隊の反撃もまた凄まじく、BBワシントン、ノースカロライナその他に多大な損害を被った。

イメージ 11この後米艦隊はナウル島を空襲。今度は日本側索敵機が米艦隊の来襲を発見。トラック、ラバウルから迎撃艦隊が出撃した。
ナウル沖海戦。
この戦いはBB大和沈没、CA青葉大破等の損害があり、米艦隊の勝利に終わった。

引き続いてナウル上陸。これを占領。

最後に日本軍プレイヤーがカードを使いきった所を見計らってレノ作戦発動。日本軍索敵機の索敵圏外を縫う形でエニウェトク、ポナペを占領した。

なんとかPiWを満足する所までは行けたが、日本軍の果敢な抵抗にタジタジ。わずか1度の対戦プレイでコツをつかんだ対戦相手氏の対応能力に脱帽

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第5Turn終了時の状況

6Turn(1943中盤)

イメージ 8タイフーン戦隊(#56)を編成してブーゲンビル進攻。日本軍は有力なる基地航空兵力と水上艦隊(なぜか先ほど沈んだ筈のBB大和が出撃してきたので驚き)を投入して迎撃してきた。米艦隊も多大な損害を被ったが、日本軍基地航空隊を排除し、なんとかブーゲンビルを占領した。

日本軍はイベントカードを使って中国大陸での攻勢を強化してきたので、対抗上こちらもイベントカードを使用して戦況を戻す。

日本軍がマーシャル方面に対して大攻勢を仕掛けてきた。マーシャル近海で大規模な艦隊戦闘がおこった。第1次マーシャル西方海戦。第2次マーシャル西方海戦。
いずれの戦いでも日本軍の上陸船団を壊滅させることには成功し、マーシャル諸島は守り抜いた。しかし艦隊戦ではゼロの目を連発。日本艦隊に対してはかすり傷しか負わせることができなかった。対する我が太平洋艦隊は確実に消耗されていく。思わず不発魚雷の連発に泣いた米軍は、こともあろうに虎の子空母を全滅させられるという失態を演じてしまった。

出目の悪さもさることながら、CVの最後の1隻を調子に乗って戦場に投入したのは失敗だった。「米空母全滅」という宣伝上の勝利を日本帝国に与えてしまったのは末代までの恥

このTurn、マーシャル諸島方面における日本軍の抵抗が予想以上に強力なため、同方面からの進攻作戦は断念。代わってニューギニア北岸を地道に攻め上がることにする。日本側がASPを使いきったので抵抗なくニューギニアを北上し、先鋒の米陸軍第1軍団はホーランディアに上陸し、これを占領した。

欧州戦線の戦況が恨めしい。欧州戦線カードが来ないので戦況を好転させることができない。欧州戦線の戦況が好転しないおかげで正規空母2ユニット、新鋭戦艦1ユニットを中核とする強力な艦隊が米本土に留め置かれている。パットンもアイクも馬鹿野郎だ。

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第6Turn終了時の状況

7Turn(1943後半)

イメージ 9米軍、アイスバーグ作戦(#74)発動。ウェーク及びマーシャル進攻を目指す米軍部隊がハワイ、エスピリッツサント、エニウェトク、ブーゲンビルといった前線基地を出撃していく。またブーゲンビルから発進する海兵航空隊がラバウル一帯を攻撃し、クサイを発進する長距離爆撃機がトラック環礁を攻撃する。いずれも日本艦隊を足止めするための部隊だ。
大規模な援護部隊の援護を受けて海兵2個師団がウェークとクェゼリンを目指す。膨大な補給物資と緻密な計画に裏付けられた作戦は成功するはずだった・・・。
しかし、我々はたった1つだけ見落としていたことがあった。
サイパン島を基地とするCA最上と陸兵部隊(9-12)だ。これがスタックしてクェゼリンに逆上陸を仕掛けてきたのだ。
圧倒的だったはずの米海兵隊は一転して苦戦を強いられた。なんとか敵逆上陸部隊を撃破して溜飲を下げたが、海兵隊の方も壊滅。クェゼリン上陸作戦は惨めな失敗に終わった。

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アイスバーグ作戦。米軍は上陸部隊をウェーク(上図①)、クェゼリン(同②)に送り込む一方、基地航空隊を使ってラバウル(同③)、トラック(同④)に集結する日本艦隊を攻撃。これを足止めした。と、ここまでは良かったが、サイパンの日本軍(同⑤)を忘れていた。これがリアクションでクェゼリンへ移動してきて(同赤点線)、クェゼリン上陸を試みる米海兵部隊を撃滅してしまったのだ。
完全なポカだった。艦艇とスタックしている陸軍部隊は要注意のはずだったのに、足止め部隊を送り込んで足止めしておくことをすっかり失念していた。こういう失敗は取り返しのつかないことになりかねないだけに要注意だ。

イメージ 10先の損害で頭に血が上った米軍はサイパン空襲を決意。在地の敵航空兵力の殲滅を図った(CA最上は先ほど陸兵を輸送した際に撃沈されていた)。しかしここで日本軍は切り札「神風攻撃」を使用。虎の子エセックス級空母は日本機の体当たり攻撃を受けて一挙に2ステップ失ってしまった。

米軍にとって消耗戦は歓迎・・・、と言いたい所だが、最精鋭のCVユニットが雑魚ユニットの体当たり攻撃を受けてステップロス食らうとやはり悲しい・・・。

日本軍がブーゲンビルに逆上陸を仕掛けてきた。米軍は空母部隊で迎撃。ブーゲンビル島沖海戦。この戦いでCV翔鶴、CVL隼鷹、BB大和等を撃沈。米艦隊は久々の勝利をおさめた。

ブーゲンビル島沖海戦の勝利を受けて我が艦隊はトラック島に対する機動空襲を敢行した。しかし度重なる海戦で損耗した我が空母部隊は、出目の悪さにも祟られた形となり、虎の子新鋭空母2ユニットを失う体たらくであった。

我ながらヘボ過ぎる。長距離爆撃機の援護をつけておけばこんな失態はなかったのに・・・。

その後戦いの焦点はニューギニア北部に移行。日本軍はニューギニア北岸に増援部隊を送り込み、同方面の確保を図る。先ほどのTurnに奪取したホーランディアも、その後の日本軍による反撃によって奪回されてしまった。
一方の米軍、艦隊兵力が激減したので地上部隊に頼った戦いをニューギニア北部で展開した。米豪連合の4個軍団が日本軍2個軍団と対峙。日本艦隊の艦砲射撃や険しい地形に苦しめられたが、最後は日本軍を撃滅し、ホーランディアからラエに至るニューギニア北岸一帯を支配した。

また太平洋方面においてもさすがに多数の航空兵力を失った日本軍の防衛線は隙だらけであり、南鳥島、グアム、ポナペといった要域を支配した。

今まであれほど望んで得られなかった欧州戦線カードがこのTurnに2枚もやってきた。前Turnに来ていれば新鋭空母の大量投入という米軍らしい展開が見られたものを・・・。この期に及んではただのOCとして使う他なし。

結局勝利得点的には1点で、連合軍の決定的勝利に終わった。

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第7Turn終了時の状況

感想

米軍側につまらないミスが多すぎました。第7Turnのマーシャル進攻失敗等はその最たるものでしょう。また第7Turnに米空母が全滅してしまい、「米国の戦意」が1点減らしてしまったのも失敗でした。いずれの失敗もショートシナリオだから良かったものの、キャンペーンなら致命的になりかねない大ミスでした。

イメージ 12勝利条件上は勝てましたが、気分的にはとても勝った気分ではありませんでした。空母群はCVLとCVEが合わせて3ユニットを残すのみ(いずれもステップロス)。自慢の新鋭戦艦群も軒並みステップロスしてまともなものがなし。海軍ファンとしてはあまりに多過ぎた犠牲です。日本軍にも相応の損害を与えたことは間違いないのですが、あまり慰めにはなっていません。
ただ冷静に考えてみると艦艇の損害は勝利条件上あまり関係ないのですよね。近いうちに別記事で発表しますが、EoSにおける米艦隊の役割は日本側海空兵力を壊滅させた時点でほぼ終わっているんですよ。ですから空母が何隻沈もうが、戦艦が何隻大破しようが、あんまり関係なし。要は敵の海空兵力を如何に効果的に壊滅させるかがポイントです。元々兵力の絶対量や補充能力は格段の違いがあるのですから、消耗戦大歓迎。とにかく日本側の海空兵力を早期にかつ確実に潰して行けば、自然と勝利が転がり込んできます。その点、米軍プレイヤーは本質を見失わないようにしなければならないでしょう。

とはいえ不要な損害は避けたいです。特に神風攻撃を受けると精神的にかなりストレスを感じます(まるで史実通り)。神風攻撃は「東京から11ヘクス以内で発生する戦闘」と指定されているので、その範囲内、すなわちウェーク、サイパン、ウルシー、パラオ、レイテ等の戦闘では要注意です。逆にマーシャル、トラック以南、ダバオ以南では神風攻撃がないということも注意点です。

最後にこの作品、シナリオもそれなりに面白いですが、やはりキャンペーンが最大の魅力ですね。特に1942キャンペーンが最高。1日かければ完遂できるプレイ時間というのも魅力。次回は是非キャンペーンに挑戦したいです。



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