もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2010年10月

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ザ・コールデスト・ウィンター

デイヴィット・ハルバースタム 山田耕介/山田侑平訳 文芸春秋

今回紹介する本は、朝鮮戦争を扱ったノンフィクションです。とはいっても所謂戦記モノではなく、朝鮮戦争を巡る人間ドラマを描いたノンフィクションといった方が適切でしょうか。本書には様々な人物が登場します。米大統領ハリー・トルーマン、ダグラス・マッカーサー、チャールズ・ウィロビー、毛沢東、金日成、スターリン、マシュー・リッジウェイ、彭徳懐、、そして前線で戦った兵士達。それぞれの人々がそれぞれの視点で朝鮮戦争とどのように関わっていったかを本書は克明に記しています。
人間描写が豊富な分、(我々が期待する)兵器の描写や戦略戦術の描写はそれほど多くはありません。シャーマン戦車やT-34/85は一応出てきますが、名前だけの感があり、F-86やF4Uといった航空機については殆ど固有名詞なし(F4Uがちょこっとだけ出て来たかな?)。仁川上陸作戦や海兵隊の長津湖からの撤退戦についても、軍事的な描写よりはどちらかといえば人間ドラマに焦点を絞っています。もし戦史的な面で朝鮮戦争を読みたい場合は、児島穣氏の「朝鮮戦争」(全3巻)の方が良いでしょう。
この作品は、朝鮮戦争に関わった人たちが如何に勇敢で、また臆病で、如何に有能で、あるいは無能であったかを明らかにしてくれます。歴史的な偉人であっても実はxxだった、なんてね。無論それは筆者であるハルバースタム氏のフィルターを通して得られた像であることも当然考慮する必要がありますが・・・

お奨め度★★★★

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主題の作品は、ディスカバリーチャンネルで放送中のノンフィクション番組です。原題は"When We Left Earth: The Nasa Missions"。極超音速実験機X-15による実験より始まり、マーキュリー計画、ジェミニ計画、そして月を目指すアポロ計画へつながってきます。人類初の月着陸を果たしたアポロ11号が前半のハイライトになります。

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その後アポロ計画の進展(アポロ13号の事故は当然ながら語られます)、その後のスカイラブ計画を経てNASAはスペースシャトルを開発。1980年代以降はNASAの有人宇宙機は全てスペースシャトルになっていきます。その後ハッブル宇宙望遠鏡の整備やISS(国際宇宙ステーション)建設等でスペースシャトルは大きな役割を果たしますが、その間2度の大事故(1986年のチャレンジャー爆発、2003年のコロンビア空中分解)を起こしてしまいます。

この作品は、NASAによる宇宙開発の流れを記録映像と関係者のインタビューをつなぎ合わせて再現しています。本作の一番の魅力はなんといっても数多くの記録映像でしょう。宇宙へ向けて加速していくサターンVロケット。第2段ロケットを切り離し、第3段ロケットに点火した瞬間のアポロ宇宙船。月へ向かって下りていくアポロの月着陸船。夕焼けの中を上昇していくスペースシャトル。ミッションを終えて無事帰還するスペースシャトル等です。

全6話で1話あたり1時間弱の作品ですが、宇宙好き、科学好きならば楽しめること請け合いです。

詳しくは-->こちら


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恵那山は日本百名山の1座で岐阜県と長野県の県境にある山です。標高は2190m。中央アルプルの南端に位置しています。
先日この恵那山に紅葉見物がでら登ってきました。

登山口は広河原。駐車スペースはその手前2kmほどの仮設駐車場になっています。従って駐車場から登山口までは徒歩で30分ほど歩かなければいけません。

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広河原の登山口に着いたのは0730頃。そこから小さな木の橋で川を渡って山に入っていきます。登りは結構急でしたが、登山道が整備されていて歩きやすいです。0合目から10合目まで1合毎に立札が書かれてあり、今どこまで登ったを把握する際に参考にすることができます。

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7合目までは比較的順調でした。7合目から下を見ると紅葉が綺麗に見えます。天候が曇りなのが少し残念ですが、それでも綺麗でした。

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7合目から山頂までは結構きつかったです。登山口で飲んできたアミノ酸が切れてきたのかもしれません。広河原登山口から山頂までの標高差は約1000m。所要時間は片道3~4時間が標準で結構長丁場です。前半ハイペースで登ってきた疲れが出たのか、7合目より先は途中で何度も小休止しながら山頂を目指しましたが、1000頃に山頂に到達した時には、あまりに唐突に着いたので少々拍子抜けしました。

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山頂付近で40分ほどぶらぶらした後下山開始。2時間ほどの下山の後に広河原に戻ってきました。河原に座って少し疲れを癒した後、少し下流にある駐車場まで戻りました。駐車場に戻ってきたのは1320頃。往復6時間強の山歩きでした。

恵那山登山は先にも書いた通り結構長丁場なのですが、途中危険箇所はないので、初心者の方でも比較的安心して登ることができます。標高差があるので出かけるまでは結構尻ごみしましたが、登っている途中は気持ち良いですね。キツイけど爽快。やっぱり山って良いな。

10/18

パリーグクライマックスシリーズファイナルステージ第5戦
ソフトバンク-千葉ロッテ:2-5

パリーグは盛り上がってきましたね。
個人的にはクライマックスシリーズ制度に泣かされ続けたソフトバンクにここは踏ん張って欲しい所。
さてさて明日笑うのはどっち?。

10/17

セリーグクライマックスシリーズ1stステージ第2戦
阪神-巨人:6-7

最後はアッサリ終わってしまいました。
久保田で3点献上、球児で2点献上。これじゃ勝てませんわ。

それにしても今季は球児が打たれるシーンが多かったな。
酷使され続けたので些か可哀想な気もするが・・・。
来季は制球力を身につけてほしい。

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