もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2011年02月

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「7th Fleet」は、米Victory Games社が1987年に発売を開始した現在海戦(あくまでも発売当時の"現在"ですが)を扱ったシミュレーションゲームです。
本作は「Fleetシリーズ」と名付けられた一連のシリーズ物の第3作目にあたります。昨年暮れに「5th Fleet」の紹介記事を本ブログで掲載しましたが、フリートシリーズの概要についてはそちらを参照して下さい。

今回、「7th Fleet」のシナリオ12「日本侵攻」をプレイする機会を得ました。以下はそのレポートです。

前回までのあらすじ --> こちら

イベント

第4ターンである。開戦2日目である。このターンはランダムイベントチェックがある。イベントには色々ある。指揮混乱、増援遅延/加速、国連混乱/進展、北朝鮮進攻、停戦交渉進展等である。ソ連側にとって一番うれしく、連合軍側にとって一番悲しいのは、言わずもがな「北朝鮮進攻」であるが、これは発生確率9%と少々心許無い。
今回発生したイベントは「停戦交渉進展」。これは停戦マーカーが1つ前進するイベントである。停戦マーカーは「開戦」「交渉開始」「交渉進展」「停戦」の4段階があり、最初が「開戦」、4番目の「停戦」に到達するとゲームが終了する。
また停戦マーカーが1段階進むごとに海域制覇や北海道上空制空権といった項目について勝利得点を得る。特に海域制覇はソ連軍にとって重要な得点源なので、ソ連軍にとって停戦交渉の進展は望ましい所だ。

ちなみに停戦ルールや後に述べる増援ルールは、次回作の「5th Fleet」では削除されてしまった。ゲームバランスを考慮したための処理かどうかはわからない。しかし増援や停戦交渉の進展といったチェックは盛り上がることは間違いない。「5th Fleet」が「7th Fleet」に比べてやや大味な展開になりがちなのは、この辺りに原因があるのかもしれない。

増援

またこのターン、両軍共増援が登場する。増援はスケジュールに沿って登場するが、スケジュールの進み具合をダイス判定によって決める所が「7th Fleet」の特徴である。大きいダイス目を出せば大量の増援部隊が登場するが、出目が渋いと増援部隊の数が減る。最悪の場合、全く増援が得られないことすらある。

今回のダイス目は西側連合軍もソ連側も共に最低。ソ連側の増援部隊はなし。連合軍も新田原基地に空自のF-15、F-4の混成部隊が登場してきただけだった。連合軍にとって痛かったのは、このターン登場を予定していた「キティホーク」機動部隊が登場してこなかったことだ。普通の出目であれば「キティホーク」機動部隊を登場させることができただけに、出目の悪さが恨めしい。

戦略航空作戦

戦略航空作戦で久しぶりに凱歌が上がった。千歳基地を発進した航空自衛隊のF-15J「イーグル」の飛行隊が1-1の空中戦でソ連のMiG-31「フォックスハウンド」を叩き落としたのだ。制空権を握った西側連合軍は宗谷海峡を抜けんとするソ連輸送船団を発見した。

第4Turn(第2日目午前)


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攻撃空母「ミッドウェー」。今回のシナリオではソ連潜水艦による集中攻撃の目標となり、苦戦を強いられた。

カムランを片付けた「カールビンソン」機動部隊が北上を急ぐ。しかしその間にも日本近海の戦況は急を告げていた。
ソ連自慢の化学弾頭付き短距離地対地ミサイルSS-22がナホトカ近郊から発射された。千歳基地に着弾。有毒ガスの雲に覆われた千歳基地は瞬時にその機能を失った。
「ミッドウェー」機動部隊は激しく追いすがるソ連マイク型高速原潜「シドロフ提督」にようやく一矢を報いた。駆逐艦「オルデンドルフ」搭載の対潜ヘリが「シドロフ提督」に魚雷を命中させたのだ。「シドロフ提督」は重大な損傷を被ったが、それでも沈没はしなかった。

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第5Turn(第2日目午後)

ソ連潜水艦に包囲されつつある「ミッドウェー」機動部隊は、それでもようやく日本近海に到達しつつあった。北方領土を航続距離圏内に収めた「ミッドウェー」からEA-6B「プラウラー」の1個編隊が発進する。グアム島より発進したB-52G「ストラトフォートレス」の編隊と合流。国後島のソ連軍航空基地を爆撃する。爆撃は功を奏し、国後島のソ連軍基地に1打撃を与えた。

しかしこれは失敗だった。国後島の北方180海里地点に、カムチャッカ半島へ向かうソ連輸送船団が航行中であったのだ。これを攻撃しない手はない。日本本土から海上自衛隊と米海軍の合同攻撃隊(いずれもP-3C装備)がソ連船団を襲う。ハープーンミサイルが発射されて船団に迫ったが、対空防御に阻まれて戦果を挙げることはできなかった。

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第6Turn(第2日目夜間)

東京湾に向う「ミッドウェー」機動部隊に対して2隻のオスカー型大型攻撃原潜「エニセイ」「ボルシャネヴァ」が追う。「エニセイ」は65式長距離魚雷を発射。「ボルシャネヴァ」はP-700「グラニード」対艦ミサイルで攻撃を仕掛けた。いずれも空母「ミッドウェー」に止めを刺すべく行われた攻撃だったが、米海軍フリゲート艦「サムエルBロバーツ」とカナダ海軍フリゲート艦「クーテナイ」を撃沈したのみで、「ミッドウェー」を仕留めることはできなかった。

一方「ミッドウェー」から発進したA-6「イントルーダー」とグアム島を発進したB-52の編隊は、再びオホーツク海を航行するソ連船団を襲う。今回の攻撃は成功し、コルベット艦2隻を撃沈した他、輸送船の約半数を対艦ミサイルにより撃沈することに成功した。

この時点で時間切れでゲーム終了となった。

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結果

ソ連軍の戦果

39VP:艦船撃沈(6xDD(日)、3xFF(米2,カナダ1)、2xCO(日)、1xSS(米)、1xAA(米))
15VP:航空機撃破(2xF15(米1、日1)、2xF16(米)、1xF4(米))
88VP:海域支配拒否による
15VP:北海道上空の制空権
25VP:シナリオボーナス
合計182VP

連合軍の戦果

29VP:艦船撃沈(6xDD、1xSN、1xSS)
36VP:航空機撃破(1xY36、1xM31、1xM25、2xT16G/C、2xM19(北鮮)、3xM21(北鮮1、ベトナム2)、1xM23(北鮮)、1xS7(北鮮))
22VP:揚陸ポイント
合計87VP

感想

Must Attackでは「大敗」と書いたが、勝利条件に当てはめれば(ギリギリで)"Soviet Marginal Victory"、つまりソ連側辛勝である。とはいえ、盤面の状況からいえば大敗には違いない。

今回の敗因は、戦略的な失敗が2つ、戦術的な失敗が2つある。

まず戦略面では「決戦上への兵力集中を怠ったこと」「主導権の欠如」があげられる。最初の点については、今回のシナリオで決戦上はどこか?。北海道と朝鮮半島であった。兵力集中の原則から言えば、可能な限り決戦上へ戦闘力を集中すべきであった。「ミッドウェー」「カールビンソン」の2大空母もまたしかり。
「主導権の欠如」については、巡航ミサイルによる先制攻撃を怠ったことがあげられる。当方の作戦方針としては、3隻目の空母「キティホーク」が戦場に姿を現わしてから反撃に転じ、そこで巡航ミサイルを「解禁」するつもりであった。しかしこの方針では北海道、朝鮮半島で戦っている基地航空部隊を見捨てることになる。それよりも基地航空隊が健在な間に主導権を握り、敵基地航空兵力を叩くべきであった。そのためには「ミッドウェー」をも基地攻撃に投じるべきであった。結局今回のシナリオでは、カムラン湾方面を除いて1発の巡航ミサイルを撃つこともできなかったことは、返す返すも残念であった。

戦術面での失敗は「地形利用の欠落」と「兵力運用の失敗」があげられる。「地形利用の欠落」については、浅海域ヘクスや防御拠点ヘクスをもっと積極的に利用すべきであった。特に津軽海峡の阻止線は有効活用することにより敵潜水艦の行動を大幅に封じることができる。今回のシナリオではソ連原潜の65式魚雷に大いに悩まされたために、それを封じる戦術的手段についてもっと積極的に利用すべきであった。
「兵力運用の失敗」はそれぞれの艦、航空機の特性に応じた運用をすべきであった。例えば日本の護衛艦は本質的に対潜艦である。対空、対艦能力も皆無ではないが、本質的には自衛のための対艦、対空能力と割り切った方が良い。それよりも対潜能力を生かして対潜掃討任務につぎ込むべきであった。逆に日本の潜水艦は本質的に対艦攻撃艦である。対潜戦では攻撃力と探知力不足でほぼ役立たずの存在であった。彼らこそオホーツク海に投入し、積極的にソ連水上艦を追うべきであった。

何はともあれフリートシリーズは面白い。7th Fleetは面白い。そう感じることができただけでも有意義な対戦でした。

Photo by NavSource Naval History



Blue Water Navy  81-米中激突:現代海戦台湾海峡編 The Third World War, Designer Signature Edition Next War Poland
アメリカの航空母艦資料写真集 現代の潜水艦-世界の艦船 2019年5月増刊 海上自衛隊護衛艦史ー2023年12月号増刊 ソ連/ロシア原潜建造史

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「7th Fleet」は、米Victory Games社が1987年に発売を開始した現在海戦(あくまでも発売当時の"現在"ですが)を扱ったシミュレーションゲームです。
本作は「Fleetシリーズ」と名付けられた一連のシリーズ物の第3作目にあたります。昨年暮れに「5th Fleet」の紹介記事を本ブログで掲載しましたが、フリートシリーズの概要についてはそちらを参照して下さい。

この度「7th Fleet」のキャンペーンシナリオをプレイする機会を得ました。参加者は私を含めて5名。私は西側連合軍を担当しました。

シナリオ12「日本侵攻」



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今回プレイするのはシナリオ12「日本侵攻」。今は亡きソビエト連邦がどういう訳か北海道侵攻を企て、北海道の北半分を占領してしまったという設定です。同じ時期に朝鮮半島でも第2次朝鮮戦争が始まり、東アジア一帯は戦いの渦が吹き荒れることになりました。
西側陣営は、米国を筆頭に、日本、韓国、台湾、オーストラリア、カナダ、フィリピンという布陣。対する東側陣営は、ソ連、北朝鮮、ベトナムというラインナップです。今をときめく中華人民共和国は、このシナリオでは中立です。その他のシナリオ・コンフィギュレーションは以下の通りです。

・季節:7-8月(夏季)
・ゲームの長さ:Short
・準備レベル:Medium

このシナリオの焦点は北海道と朝鮮半島です。西側連合国は北海道、朝鮮半島の制空権を確保しつつ、輸送船団をこれらの地域に送り届ける必要があります。またその一方でカムチャッカ半島へ向かうソ連軍輸送船を阻止しつつ、日本近海を遊弋するソ連潜水艦を掃討し、海上交通路を確保することも重要な任務です。
それを達成するために西側陣営に与えられた主な兵力は以下の通りです。

1.日本本土、韓国、沖縄、フィリピン等に展開する基地航空部隊
2.南シナ海で行動する空母「カールビンソン」機動部隊
3.太平洋正面で行動する空母「ミッドウェー」機動部隊
4.増援として登場する空母「キティホーク」機動部隊
5.巡航ミサイル搭載の米攻撃原潜

今回我々西側連合軍は以下のような作戦を立てました。

1.空母「カールビンソン」機動部隊は友軍潜水艦と共同でまずカムラン湾方面のソ連軍を完膚無きまで破壊する。その後北上し、日本本土周辺の決戦に加わる。
2.空母「ミッドウェー」機動部隊は味方船団を援護しつつ日本本土を目指す。その際、敵艦隊、潜水艦との戦闘は可能な限り避ける。ただし第4ターンに「キティホーク」空母部隊が到着して空母2隻体制になった後、積極的な反攻に転じる。
3.日本本土、韓国方面の基地航空兵力は、友軍空母が同方面に到着するまでは兵力の温存を第1とする。友軍空母到着後は、これと共同でサハリン、沿海州方面の敵基地航空兵力を殲滅する。


初期配置

今回参加したのは計5名。これを連合軍3名、ソ連軍2名に分けた。
私の担当は連合軍太平洋方面機動部隊である。空母「ミッドウェー」機動部隊、巡航ミサイル搭載艦を含む攻撃型原潜4隻、中部太平洋に展開する3個の輸送船団。これが私が現在指揮できる部隊の全てだ。第4Turn以降に空母「キティホーク」機動部隊や2隻の攻撃型原潜が登場してくるので、これらの増援部隊に期待しよう。

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第1Turn開始時の状況


第1Turn(第1日目午前)

天候チェックは晴天。続いて戦略航空作戦フェイズ。これは上手くいった。軽空母「ノボロシスク」、打撃巡洋艦「リガ」を主力とするソ連海軍主力機動部隊を発見した。

ソ連軍の初期配置及び戦略航空作戦の結果を見て内心ほくそ笑んだ。ミッドウェー機動部隊の周囲に潜水艦が少ない。「ノボロシスク」艦隊も発見した。これは極めて有利な状況ではないのか?。当初の消極的な作戦方針をやや変更し、日本本土に向けて「ミッドウェー」を最短距離を取らせることにした。ソ連製65式長距離魚雷の恐怖にはまだ気づいていない。

続いてアクションフェイズ。先手を取ったのはソ連軍であった。対艦ミサイルを装備したTu-26バックファイアー、Tu-16バジャーが太平洋各地に広がった連合軍船団を襲う。バシー海峡を航行する日本タンカーは、カムラン湾を発進するバジャー爆撃機の攻撃を受けて轟沈した。
北海道近海で哨戒任務についていた海上自衛隊第1護衛隊群もバジャーによる連続攻撃を受けて旗艦「しらね」が沈没。損害続出で連合軍首脳に早くも暗雲が漂う。
私の指揮下の輸送船団も無事ではなかった。カムチャッカ半島やウラジオストック周辺から飛び立ったTu-26バックファイヤーの2個編隊が輸送船団を襲った。カナダ海軍のフリゲート艦「クーテナイ」が大破し、輸送船団の大半もミサイルの餌食となった。

ソ連軍の猛攻は続く。今度は潜水艦が巡航ミサイル多数を三沢基地に向けて発射した。数発が着弾。三沢基地は瞬く間に機能を失う。南シナ海ではタンゴ型ディーゼル潜の攻撃を受けて日本タンカーが沈没。太平洋では新鋭マイク型原潜「シドロフ提督」の魚雷攻撃を受けてフリゲート艦「サミュエル・ロバーツ」が大破した。

連合軍の反撃は空母「ミッドウェー」の艦載機とグアムを発進するB-52爆撃機による共同攻撃によって行われた。ハープーンミサイルを搭載したA-6イントルーダーがミサイルを放つ。超低空を這ってきた対艦ミサイルの1発がウダロイ級対潜駆逐艦「トリブツ提督」に命中。同艦は大破した。

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第1ターン終了時の状況

第2Turn(第1日目午後)

ゲーム開始時の楽観的な予測は、第1Turnの攻防によって完全に消しとんだ。「ミッドウェー」機動部隊はたった1隻のソ連原潜「シドロフ提督」によって恐慌状態に陥った。何としても先手を取って「シドロフ提督」を撃破したい。そんな連合軍側の思いが通じたのか、なんとか連合軍が先攻を取る。次は先制攻撃で「シドロフ提督」を撃破したい。「ミッドウェー」機動部隊から、駆逐艦「オルデンドルフ」、フリゲート艦「ハリーバートン」、そして「ミッドウェー」搭載のヘリ部隊が共同で「シドロフ提督」を追う。しかし深深度潜航能力を持つ「シドロフ提督」は米軍の攻撃を間一髪の所で回避した(ダイス目が1つだけ足りなかった)。

米軍の攻撃を回避した「シドロフ提督」は65式長距離魚雷を米機動部隊に対して放った。その1発が遂に空母「ミッドウェー」の航跡を捉えた。命中。爆発。「ミッドウェー」は重大な損傷を被り、その航空作戦能力を大きく殺がれた。

「ミッドウェー」が殺られたのはとにかく痛い。集中魚雷攻撃でもミッドウェーが殺られる確率は20%に過ぎないのだが、繰り返し攻撃されるといつか出るかも、という恐怖がある。マイク型潜水艦に代表されるソ連高速原潜と65式長距離魚雷の恐ろしさを改めて感じた。

日本本土近海でも激しい戦いが続いている。
先ほどの攻撃で旗艦「しらね」を失った海自第1護衛隊群は再び空海からの集中攻撃を受けた。生き残った4隻の護衛艦は、あるいは航空機が発射するミサイル攻撃によって、あるいは潜水艦からの魚雷攻撃によって、1隻、また1隻と海の藻屑となっていった。結局このターン終了時までに第1護衛隊群は完全に壊滅した。

日本本土では三沢基地が激しい攻撃を受けていた。沿海州を発進したSu-24「フェンサー」、MiG-31「フォックスハウンド」その他からなる攻撃編隊は、三沢基地に止めを刺すべく襲いかかってきたが、これはなんとか対空砲火で撃退した。しかし引き続いて飛来してきたソ連巡航ミサイルに対して、対抗する術を持たない三沢基地は成す術もなく壊滅した。

連合軍の戦果は、先ほどの攻撃で大破したソ連駆逐艦「トリブツ提督」を撃沈したのみ。ただカムラン方面だけは順調で、「カールビンソン」機動部隊が友軍潜水艦と共同でカムラン湾周辺のソ連軍基地及び艦艇を一掃しつつあった。

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第3Turn(第1日目夜間)

勢いに乗るソ連軍は攻撃の矛先を韓国へ向けてきた。韓国中部の烏山空軍基地がまずソ連機の爆撃機により壊滅した。さらにその西方の群山基地はソ連潜水艦の巡航ミサイル攻撃により壊滅。三沢に続いて極東方面の米軍基地は次々とその機能を失っていく。

米軍はオホーツク海方面へ後退していく「ノボロシスク」機動部隊を航空攻撃した。迎撃に上がってきたYak-36をF-18ホーネットが一蹴。イントルーダーやB-52の発射した対艦ミサイルがソブレメヌイ級駆逐艦「ヴィリヤテルヌイ」に命中。同艦は大破した。

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と、ここまではあまり良い所のない連合軍。後半戦、果たして反撃の機を得ることができるか。



Blue Water Navy  81-米中激突:現代海戦台湾海峡編 The Third World War, Designer Signature Edition Next War Poland
アメリカの航空母艦資料写真集 現代の潜水艦-世界の艦船 2019年5月増刊 海上自衛隊護衛艦史ー2023年12月号増刊 ソ連/ロシア原潜建造史

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歴史群像アーカイブ16--戦車大研究 学研

このシリーズは過去歴史群像史に掲載された記事をテーマ別に再編集したものである。今回は戦車大研究ということで、独ソ日米英仏伊の主要7ヶ国の戦車を扱っている。メインはやはりドイツで、4号戦車、ティーガー重戦車、突撃砲等の記事が並ぶ。続いて日本については97式中戦車、4式戦車の記事各1本、ソ連関係が1.5本、英2本、米仏伊各1本である。ソ連の自走砲や米の駆逐戦車等についても触れて欲しかったが、スペースの関係上仕方がない。97式戦車についてはやや過大評価かな。

お奨め度★★★

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今回紹介するPhantom Leaderは、米国DVG社が発売中のソリティアゲームです。プレイヤーは米空軍又は米海軍の戦術戦闘飛行隊を率いて1964年~1972年にかけてのベトナム戦争を戦います。

かつてGMT社から"Hornet Leader"というゲームが発売されていました。ちなみに現在DVG社からも"Hornet Leader"というゲームが発売されていますが、恐らく内容的には似て非なるものなのでしょう。私が保有していた"Hornet Leader"(GMT)は、引越しだか大掃除だかのゴタゴタでどこかへ行ってしまいましたが、それでも何度かプレイしたことはあります。

今回入手した"Phantom Leader"は、ルールブックをチラ見した限りでは、20年前にプレイした"Hornet Leader"と大きく変わっていないようです。"Target Card"で目標を決定し、攻撃隊を編成、戦術マップを使って攻撃を実行した後、デブリーフィングを行う。キャンペーンではこの攻撃サイクルを数回繰り返す、といった感じだったような・・・・。

本作にはマップが複数枚用意されていて、いずれも概ねA4サイズと同等の広さで、戦略的な攻撃目標を示す"Campagin Map"が6枚、戦術マップとなる"Tactical Display"が1枚用意されています。

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登場する米軍機は空軍5機種、海軍6機種で、空軍はF4,F105,F104,F100,EA66、海軍はF4,F8,A4,A6,A7,EA6が登場します。

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その外には目標を示す"Target Card"とイベント発生に用いる"Event Card"が含まれています。"Target Card"は、対空陣地、SAMサイト、化学工場、橋といったベトナム戦争を代表するものが多く含まれています。"Event Card"の方は、"平和運動"、"交戦規則"、"B-52の爆撃"、"SAMサイト"といった様々なものが含まれています。

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一部では「面白い」と評判の本作品。機会を見つけてプレイしたいです。

VIETNAM AIR COMBAT ベトナム エアー・コンバット ベトナム戦争とアメリカ空軍 USAF McDonnell Douglas F-4 Phantom II (Air Vanguard Book 7)

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先日、山形駅に立ち寄った際、駅ビルに美味しそうな豚カツ屋さんを見つけました。
店の名前は「平田牧場」
早速入ってみました。

注文したのは3枚ロースカツ膳(\1500)。10分以上待たされましたが、出てきた豚カツを食べて満足。衣は薄く、しかしパリパリに仕上げられていて、中身の肉は十分に柔らかい。衣と肉のコンビネーションが絶妙でした。都内で食べる豚カツに比べてやや割高ですが、十分にその価値はあると感じました。

情報によると、このお店はラーメンも美味しいとのこと。次回はラーメンを試してみます。

お奨め度★★★

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