もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2014年06月

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「またか」の声が聞こえてきそうだが、主題のゲームをVASSALでプレイした。下名はフリードリヒを担当する。

1756年

イメージ 128月攻勢は上手くいった。ザクセンの主要地であるライプチヒ、ドレスデン、トルガウの3ヶ所を占領。ドレスデンに籠るザクセンのルトヴィスキ将軍(★★1)は戦死した。
しかし10月に入ってオーストリア軍が参戦してくると状況が一変する。
オミュレッツを発したピッコロミニ将軍(★1)率いる1個軍団がオーデル川沿いを北上。ナイゼ要塞を攻撃し、これを占領した。またチャールズ・ロレーヌ公(★★0)率いる1個軍団はグラツ要塞を囲む。
すわ、反撃。
と思ったが、無情にも"End Turn"。結局プロイセン軍は10月には一度も動くことなく年の暮れを迎える。

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1757年

イメージ 13冬季損耗でダンツィヒを囲むプロイセン軍とグラツを囲むオーストリア軍はそれぞれ大損耗する。
明けて1757年。フリードリヒ(★★3)はザクセンを離れて北に進みバルト海沿岸の都市シュトラールズントに進出した。ここはスウェーデン軍のハミルトン将軍(★1)が1個軍団弱の兵力を率いて守りを固めている。しかし歴戦のフリードリヒ率いるプロイセン軍に敵う訳もなくハミルトン将軍はスウェーデン領内に撤退していった。しかしシュトラールズントを守るスウェーデン軍は孤軍奮闘。結局シュトラールズントが陥落したのは6月になってからであった。シュトラールズントの守備隊はフリードリヒを向こうに回して4ヵ月間頑張ったことになる。

シレジア方面ではツィーテン将軍(★2)率いるプロイセン軍1個軍団が進出。オーデル川沿いに南下し、いったん陥落したブリング要塞を打開し、ナイゼ要塞に陣取るオーストリア軍と対峙する。シュトラールズントを陥落させたフリードリヒ軍も急遽南下。シレジア西部のグライツに進出しオミュレッツのオーストリア軍と対峙する。
ライン川沿いではフランスの大軍が北上してきた。ライン河畔のウィーゼル要塞はプロイセン軍が同方面に築いた根城であったが、フランス軍1個軍団の猛攻を受けることになってしまう。「ブランデンブルグの奇跡」カードで一旦は退いたフランス軍であったが、デステル公爵(★★1)率いる2個軍団がウェストファリアに進出。不気味な待機を続けている。

イメージ 15東プロイセンから北部ポーランドにかけての地域では、1756年末よりプロイセン軍レーワルト将軍(★1)率いる1個軍団弱がダンツィヒ要塞に籠るザクセン軍残存部隊に対して包囲攻撃を続けていた。ダンツィヒ要塞を守るザクセン軍守備隊は奮戦し、度重なるプロイセン軍の猛攻を跳ね返してきた。しかし8月に入ってその抵抗にも遂に限界が訪れた。ダンツィヒ要塞は陥落した。プロイセン軍はホッとしたのも束の間、すぐに東から新たな脅威が迫ってきた。3個軍団以上からなるロシアの大軍が本国を発して東プロイセンに殺到してきたのである。ケーニヒスブルグを守るプロイセン軍は鎧袖一触の元に撃破され、ケーニヒスブルクはロシア軍の支配する所となった。

シレジア地方では、フリードリヒが各地での状況に対応するためにドレスデンに引き上げた隙を突いた形でオーストリア軍が活動を開始していた。ダウン伯(★★2)率いる2個軍団がグライツ要塞を猛攻。一撃の元にこれを陥落させていた。

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1758年

イメージ 14まずは西部戦線でフランス軍が動いた。ライン河畔のウィーゼル要塞がブロイ将軍(★1)麾下の1個軍団の攻撃を受けて撃破されてしまう。さらにデステル公爵(★★1)率いる1個軍団がウェストファリアを北上。ミンデン要塞を囲んだが、ここで冬が来る。冬営で大損耗するフランス軍。
それに対する英ハノーファー軍は、半数の兵力でフランス軍と対峙する一方、1個軍団の兵力がドレスデンから南下し、ボヘミアのイーガー要塞を落してさらに南下の構えを見せている。

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シレジア方面ではオーストリア軍が3個軍団もの大兵力でナイゼ要塞を攻めてこれを一撃の元に陥落させる。それに対してプロイセン軍もすぐさま対応。ドレスデンを発したフリードリヒ麾下の1個軍団がグライツ要塞に逆進攻を行い、これを奪回した。フリードリヒはわずか1個軍団でオミュレッツに布陣するオーストリア3個軍団以上と対峙を続ける。

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東部戦線ではロシアの大軍がケーニヒスブルクを発してダンツィヒ要塞を落とした。

1759年

イメージ 16英国ブランスヴァイク公(★★2)率いる1個軍団がハノーファーより南下。ミンデン要塞を囲むフランス軍を追撃する。デステル公爵率いるフランス軍は英ハノーファー軍との交戦を回避し、ライン河畔に向けて後退した。

バルト海に面したシュトラールズントでは、スウェーデン軍の活動が再び活発化してきた。ハミルトン将軍率いる半個軍団がバルト海を渡ってシュトラールズントに攻め込んだのだ。スウェーデン軍は小兵力ながらもシュトラールズントを守るプロイセン軍守備隊を撃破し、さらに内陸へ進む構えを見せている。

夏になるとプロイセン軍3個軍団がボヘミアの首都プラハに総攻撃を仕掛けてきた。しかしプラハを守るオーストリア軍は奮戦し、プロイセン軍に対して一歩も引かない。結局冬までにプラハが落ちることはなく、プラハを囲むプロイセン軍は、総兵力の40%にあたる10戦力もの兵力を冬季損耗で失いことになる。

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1760年

年が明けるや否や、プロイセン軍はプラハ攻略に着手。今度こそ圧倒的な兵力にモノを言わせてプラハを攻略した。さらにプロイセン軍はボヘミア一帯に地歩を広げていったが、その時東からロシアの脅威が迫ってきた。Totleben将軍率いる1個軍団がバルト海沿岸を進み、コルベルクを占領。さらにその奥シュテッティンに対してはハミルトン将軍率いるスウェーデン軍が脅威を及ぼしていた。ポーランド内陸に侵攻したロシア軍主力はポーゼンに集結。侵攻の機会を伺う。
イメージ 17対するプロイセン軍はシュヴェリーン将軍(★2)率いる1個軍団をシュテッティンに急派。ハミルトン軍を撃破しシュテッティンを解放した。
ロシア軍が再び動いたのは6月に入ってからからであった。アプラクシン将軍(★★1)率いる2個軍団がブレスラウに侵攻、さらにソルティコフ将軍(★★2)率いる2個軍団弱のロシア軍がキュストリンに侵攻してきた。しかしプロイセン軍はこのチャンスを待っていた。アプラクシン将軍(★★1)率いる2個軍団を「ブランデンブルクの奇跡」によって強制後退を実施すると、フリードリヒ自ら率いる1個軍団とシュヴェリーン将軍率いる1個軍団がキュストリンにソルティコフ将軍(★★2)麾下のロシア軍を包囲した。兵力的にはほぼ互角の両軍だったが、包囲されたロシア軍に勝機はなかった。ロシア軍は完全に撃破されてソルティコフ将軍も戦死してしまう。

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イメージ 18その間、英・ハノーファー軍もプロイセン軍の側面を守る形でバイエルンに侵攻。サックヴィル将軍(★2)率いる半個軍団がニュルンベルクを占領してさらにミュンヘンへ侵攻の機会を伺う。また名将ブランスヴァイク公率いる1個軍団がウィルツベルクを落した。

西部戦線では英軍主力の不在を突いてフランス軍がハノーファー一帯に侵攻。ハノーファー、ハンブルクといった要域を電撃的に支配していった。守備隊を置かなかったことは失敗だったが、この陥落は正直痛かった。

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1761年

イメージ 14フランス軍が動いた。ハノーファーを発したデステル公爵率いる3個軍団がブラウンシュヴァイクに進出。英ブランスヴァイク公率いる1個軍団を撃退し、ブラウンシュヴァイクを占領した。しかしこれを好機と見たフリードリヒ率いるプロイセン軍2個軍団が長躯西へ向けて進撃。ミンデン要塞を奪回し、さらにハノーファーを伺う。背後を切られて壊滅の危機が迫るフランス軍。

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イメージ 19その時、ロシアの大軍が動いた。バルト海沿岸を進むアプラクシン将軍率いる3個軍団が、ステッテン要塞を囲み、これを一撃で陥落させていた。この動きに呼応してフランス軍もハノーファーへ撤退に成功。逆に退路を断たれたフリードリヒは、まさに這う這うの体で辛くもカッセルに後退する。
ロシア軍の猛進撃は続き、遂に首都ベルリンが包囲落城するに至った。
「ベルリン落ちる」
の報に接したフリードリヒは、全軍にベルリンへの引き上げを命ずる。しかしこのような場合に限って進撃ダイスが振るわず("2"の目が出た)、その上強行軍カードが手元にないという状態。3個軍団のロシア軍に対し、フリードリヒは僅か1個軍団でベルリンに向けて突撃する。

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イメージ 13ベルリンの会戦でフリードリヒは獅子奮迅に働きを見せた。3倍近い兵力を誇るロシア軍相手に、「奇襲」「側面攻撃」「斜行戦術」と、ありとあらゆる手段でロシア軍を苦しめた。兵力の優位を誇り、楽勝を信じて疑わなかったロシア軍は、一時パニックに陥った。

しかし王の奮戦もそこまで。奇跡は遂に起きなかった。
兵力の過半を失ったフリードリヒ軍は遂に後退。ベルリンの支配が確定した。

この時点で勝利条件を満たした連合軍の勝利が確定した。

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感想

イメージ 20正直惜しかったと思う。あと1Turn粘れば、エリザベータの死亡チェックに持ち込めたので、プロイセン側にも勝機が出てきた所だった。敗因は1760年秋のハノーファーの陥落であろう。ある程度の要塞守備隊を残しておき、後方遮断を狙う作戦に出れば、フランス軍も易々とハノーファーを取ることはできたかった筈。そこまではかなり善戦していただけに惜しまれる。
あとは細かい戦術レベルでもムーブミスが多かった。反省しきりである。

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青森の温泉地を紹介します。

津軽地方にはいくつかの湖沼があります。その1つ、津軽富士見湖の近くにある温泉です。
大きな内湯だけで露天風呂などはなし。
泉質は無色無臭ですが、肌にすべすべ感があります。
目の前に見えるつがる富士見湖が良い感じ。

お奨め度★★★

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Fortress Against the Sun

Gene Eric Salecker DaCapo

太平洋戦争におけるB-17フライングフォートレス部隊の戦いを描いた著作である。タイトルの"Fortress"は、B-17の愛称である"Flying Fortress"に因んだものであることは言うまでもない。本書では、開戦劈頭の真珠湾攻撃に始まり、フィリピン、蘭印、オーストラリア、ミッドウェー、ソロモン方面等でのB-17の戦いを追っている。
B-17といえば、我が国では機体こそ有名だが、どのような戦歴を辿ったかはあまり知られていない。本書ではB-17部隊の活躍を克明に描いている。そのため本書を一読すれば、太平洋戦域でのB-17部隊の活躍について概要を知ることはできるだろう。
また巻末の付録にも一見の価値アリである。特に付録Bには太平洋戦争に参加したB-17 1機1機が、シリアルナンバー順にリストアップされており、それぞれの機体がどのような戦歴を辿ったかについて記載している。このデータを集計し、分析するだけで記事が1本書けそうな内容である。
英文の比較的平易であり、太平洋戦争における航空戦に興味のある向きには一読して損のない著作と考える。

お奨め度★★★★

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青森駅から2~3km程の距離にある料理屋さんです。
和食の店ですが、雰囲気は洋風で、味付けも単なる和食とは違っているようでした。
牛ステーキ丼(980円)を注文。
牛ステーキを乗せた丼飯です。
少しバターで味付けをしているようでした。
美味しかったです。

お奨め度★★★★

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CMJ#64の付録ゲーム「オンスロート」はWW2における西部戦線を扱ったキャンペーンゲームである。シンプルだがやや特徴的なシステムを本作は採用している。プレイヤーはダイスを1個ずつ振り合い、大きい目を出した方が主導権を握る。主導権を握った側は移動、戦闘、突破のいずれか1つを選択し、実行する。左記の行動が完了すれば、プレイヤーは再びダイスを振り合って主導権を決定する。これを両軍が補給ポイントを使い尽くすが、あるいは主導権ダイスがゾロ目の場合にTurnが終了する。

今回「オンスロート」をプレイするにあたって、私は独軍を担当した。独軍としては、部隊が死のうが何しようが、とにかく耐えて耐えて耐えまくる。これが作戦方針である。

1Turn(44/6前)

ノルマンディ地区で連合軍猛攻。ダイス目にも恵まれて地歩拡大。早くも苦戦に陥るドイツ軍。機甲部隊を結集して反撃に出るものの、突破を阻止するのが精一杯。

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2Turn(44/6後)

早めにTurn終了が来たのでなんとかノルマンディ戦線を安定化させることができた。しかし危機的状況には変わりなし。

3Turn(44/7前)

連合軍が4-1攻撃でAHを出してくれた。おかげで連合軍が大消耗。ドイツ軍も一息つけた。ノルマンディ戦線を固める。

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4Turn(44/7後)

ノルマンディ戦線での独軍スタックについて、その防御力がいずれも16以上になった。これでかなり戦線は安定した。逆に苦悩する連合軍。「これでは比率が立たないじゃないか・・・」

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5Turn(44/8前)

いきなり破局が訪れた。連合軍決死の2-1攻撃が見事に成功。史実でのコブラ作戦のような状況になってアブランシュ付近から連合軍部隊が突破口を啓開した。しかもその後連合軍は3回連続で主導権を確保。ドイツ軍のスタックは次々と包囲せん滅された。結局このTurnだけで装甲7個師団を含む12個師団ものドイツ軍が壊滅。泣きたいような状況である。

このゲームは戦闘結果表がかなりブラッディであり、オッズ2-1でもダイス目と地形効果次第では"AE"(攻撃側全滅)が発生する。今回はその逆で複数回の2-1攻撃がいずれも"DE"の結果となり、主導権ダイスの冴えと相まって連合軍の突破となった。

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6Turn(44/8後)

連合軍はフランス中南部に進出してきた。足止めの国民擲弾兵師団(3-3)が包囲されて撃破されていく。これは仕方がない。連合軍の補給ポイントがそろそろ底をついてきたのがうれしい兆候。コマンドマガジン106号の記事を読み(今後、バイブルと呼ぼう)、精神を落ちつけつつ中盤以降の戦いに備える。

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7Turn(44/9前)

連合軍は南方に攻撃の主軸を向けてきた。そこでドイツ軍は南方に部隊をばら撒いて遅退戦術を試みる(だってバイブルに書いてあったもん)。あとはアントワープ港の河口付近に装甲部隊を配置して待ち構える。名付けて「ミルフィーユ作戦」。

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9Turn(44/10前)

連合軍がセーヌ河で大規模な空挺作戦を仕掛けてきた。セーヌ河の防衛線背後に米英空挺2個師団が降下してきたのである。主導権をとり返して機甲突破によって空挺反撃を実施したい所だが、主導権ダイスに失敗した。連合軍が2-1攻撃で"1"の目を出したおかげで独軍キラースタック1個は助かったが、もう1個のキラースタックは包囲されて壊滅した。続く独軍の反撃のよって連合軍空挺2個師団を壊滅させたのが唯一の救いである。

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10Turn(44/10後)

セーヌ河戦線を放棄したドイツ軍はソンム川まで後退する。しかし全軍が一気に後退できる訳ではないので、主力はソンム川まで後退し、その前面で歩兵によるスクリーンを形成する。部隊が沢山死んだので、兎に角補充力は山ほどある。再建部隊の再配置ルールを利用して再建部隊で戦線を作るセコいドイツ軍。これもまた「ミルフィーユ作戦」。

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11Turn(44/11前)

ソンム川防衛戦に連合軍の機甲部隊が食いこんできた。危うしドイツ軍。

12Turn(44/11後)

「ラインの守り」作戦発動。本当にラインの守りを固めるべく全軍後退を開始する。移動のために補給ポイントを使ったため、さすがに補給ポイントが怪しくなってきた。
一方で朗報もある。ル・アーブル攻略戦で連合軍がAEを出して6個師団が一挙に壊滅してしまう。だから1-1攻撃はヤバイって言ったのに・・・。

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13Turn(44/12前)

14Turn(44/12後)

15Turn(45/1前)

16Turn(45/1後)

連合軍は徐々にドイツ国境に迫ってくる。南方ではライン川西方の高地帯を抜けてライン川に迫りつつあり、中央部ではアルデンヌ高地に連合軍が浸透しつつある。北部ではベルギーはほぼ連合軍の支配する所となり、戦場はオランダへ。要港アントワープが戦闘の焦点になりつつある。

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17Turn(45/2前)

オランダ国内で連合軍が大規模な空挺作戦を実施してきた。空挺2個師団を投入した空挺作戦でド・メール川のラインに布陣したドイツ軍4個師団を包囲した。ただち装甲反撃を行って空挺師団を排除したい所だが、ここでまたもや主導権確保に失敗。装甲師団を含む4個師団が撃破され、SS装甲師団1個がアントワープに取り残されてしまう。

18Turn(45/2後)

オランダ領内のドイツ軍は後退し、北はワース川、南はジークフリート線を最終防衛線とする。その南でもアルデンヌ高地におけるドイツ軍の抵抗はほぼ終焉を迎え、戦線はジークフリート線まで下がってきた。「ミルフィーユ作戦」を実行しようとしても部隊数が足りない。

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19Turn(45/3前)

20Turn(45/3後)

最後は時間との戦いである。ドイツ軍としては兎に角早くゾロ目が出てTurn終了が来てほしい。平均3~4回主導権を得られるはずの連合軍だが、はてさて。

最終的にドイツ軍はライン川の防衛ラインを守りきり、ゲーム終了。独軍の勝利に終わった。

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感想

結果的に勝利に終わったので良かったが、反省点も多い。まず序盤だが、連合軍の空挺部隊を殺すことはできなかったか?。序盤で空挺部隊を1個でも2個でも殺しておけば、後の作戦がかなり楽になったはず。リスクを恐れて攻撃しなかったというのが真相だが、もう少し反撃を検討しても良かったと思う。他にも戦線に組み方とか、反撃部隊の配置とかについても反省点が多かった。

ゲームとしてみた場合、ドイツ軍は苦しい。「バイブル」によれば独軍圧勝とのことで、その通りだとは思う。しかしそれはベテランプレイヤー同士の話。不慣れなプレイヤーがドイツ軍を完璧に操るのは難しいと思う。また出目によって連合軍の主導権が続いたり、空挺降下で装甲部隊が包囲されたりすると、数個師団がゴソッと撃破されてしまうので、一気に苦しくなる。

ドイツ軍の守り方は「バイブル」に記載されているので、そちらを参照して頂きたい。今回も「バイブル」通りに守ろうと思ったが、まだまだ未熟である。幾度も突破されそうになってヒヤヒヤした。連合軍プレイヤーは中盤以降勝利の可能性を否定していたようだが、ドイツ軍としては最後まで大突破の危機に怯えていた、というのが真相である。

ゲームとしてみた場合、補充ルールによる戦線構築に代表されるように、史実と比べると違和感がある。とはいえ、「ミルフィーユ作戦」を採用せずにプレイした場合は連合軍が有利だと思われるので、仕方がない。ゲームとしては面白いが、同テーマでのベストゲームがどうかは疑問なしとしない。

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