もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2015年10月

BRTとはBus Rapid Transitの略称で、バスを用いた高速輸送システムのことです。日本にも数カ所ありますが、その中で私が着目したのは、JR東日本が運営している旧気仙沼線と大船渡線を利用したBRTです。いずれも従来の鉄道線が東日本大震災で甚大な被害を被ったため、その交通網復旧の一環としてBRTを採用しています。
今回はその中の一つである旧気仙沼線を利用したBRTシステムに試乗してみました。

BRTの起点はJR前谷地駅。これまではJR石巻線と気仙沼線の合流駅でした。今でもその役割は変わっていませんが、気仙沼に向かう路線がBRT化したので、新たにBRTの出発地として整備が進んでいます。ちなみに駅前には叔母さんが1人で運営しているスーパーが1店舗とよく分からない土産物屋さんが1店舗のみ。まあ田舎の駅前なんてこんなものでしょうなぁ・・・・。

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定刻0904にバスは発車。BRTといっても内装は普通のバスと同じ。道路を走っている時はバスそのものです。JR乗り換え駅である柳津が近づいてくると、車窓に雄大な川の流れが・・・。東北を代表する大河である北上川です。

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柳津から先は志津川、本吉といったかつて気仙沼線が通っていた路線を通っていく。BRTの停留所はかつての気仙沼線の駅近くに整備されてはいますが、必ずしも旧JR駅とバス停とは1対1対応はしていないよう。またバス停付近は仮設の店がいくつか整備されて、震災後の復旧が未だに完全には終わっていないことを示しているようです。

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あとBRTっぽい所といえば、所々でBRT専用線を走ること。かつてJR線が走っていた跡地をアスファルトで舗装整備し、バスが走れるように整備した所です。遮断機や信号が設置され、バスが走り易いように整備されています。周辺の景色は山あり川あり海ありで、そこそこ楽しめます。しかし震災の影響からかトラックで整備中の場所も結構多かったです。

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バスは2時間半ほどかけて気仙沼に到着しました。かつては仙台-気仙沼間を快速が2時間強で結んでいたので、その時に比べるとかなり遅くなっています。BRTとはいっても所詮はバス。鉄道の大量輸送能力には敵わないということなのでしょうか・・・。

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とはいえ、今後気仙沼線が完全復旧する見通しは限りなく乏しく、JR東日本としてもBRTの整備によって復旧を図ろうとしているのでしょう。今後震災や台風災害などでローカル線が被害を受けることが予想されますが、そのような場合の復旧手段としてBRTが主流になってくるのでしょうか。4年前の水害から未だ完全復旧をみていない只見線のことを思いつつ・・・。

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これも孤独のグルメで紹介されていたお店です。
「八王子の小宮ってどこ?」と私なら突っ込んでしまいますが(地元の方、ゴメンナサイ)、八高線で八王子から2駅目、拝島駅の1つ手前です。

駅から歩いて5~10分の住宅街の真ん中にある焼肉屋が、この「大幸園」。場所的に焼肉屋には似合わない場所にあります。さすがにTVの効果は凄く、他府県ナンバーの車に乗った家族連れが何組も来ていました。

予め電話で確認しておいたので比較的待ち時間が少なく入店できました。狙い目はTVでも紹介されていたヒレカルビ。しかし残念ながら品切れだったので、上カルビに変更しました。これはこれで美味しかった。肉の甘みを堪能できます。

他には上タンと塩ナンコツを注文しました。上タンは肉汁がジュワーと口の中に広がって美味しかったです。塩ナンコツはコリコリした食感で、塩との相性も抜群でした。

住宅地の真ん中にある焼肉屋「大幸園」。人気店なので待たされる可能性が高いですが、間違いなく美味しい店なので、お奨めできます。

お奨め度★★★★

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これまで何度か報告している新版Ukraine'43。今回は3人戦でドイツ軍を担当することになった。シナリオは当然キャンペーンである。

1Turn(43/08/03-07)

イメージ 22まず南方では、ミウス川沿いの防衛ラインをソ連軍が3ヶ所に渡って攻撃する。いずれも3-1以下の低中比率攻撃であったが、それがいずれも成功し、ドイツ軍防衛ラインに3個所に渡って突破口を穿った。さらにスラヴャンスク(Slavyamsk 5021)西方を守るドイツ軍第3装甲師団(9-[8]-7)を攻撃。1-2の低比率攻撃であったが、ドイツ軍を撃破することに成功。第3装甲師団は後退し、スラヴャンスクはソ連軍の支配する所となった。

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イメージ 17北方では、定番通り重砲支援と大量の機械化部隊を投入したソ連軍による突破攻撃が始まる。ドイツ軍は各地で敗退。要域スムイ(Sumy 3407)はソ連軍の攻撃を受けて陥落。ベルゴルド(Belgorod 4409)を守るドイツ軍第167歩兵師団(5-7-4)とその西方の森林地帯を守る第255歩兵師団(5-7-4)が退路を断たれて前線に取り残される。ソ連軍はさらにその後方を守るドイツ軍第7装甲師団(9-[8]-7)を攻撃してきたが、これはドイツ軍による断固たる防御が成功してソ連軍の突破を阻んでいた。

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イメージ 24対するドイツ軍。スラヴャンスク西方ではSS装甲擲弾兵師団2個(第5SS「ヴィーキング」(12-[10]-7)、第2SS「ダス・ライヒ」(8-[7]-7)その他の兵力を投入して反撃を実施した。反撃は成功してソ連軍は後退。スラヴャンスクを守るソ連軍は退路を断たれた。

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北方では、ティーガー重戦車装備の第503重戦車大隊([3]-2-5)が出撃し、敵中に孤立した第255歩兵師団を救出、収容する。

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2Turn(43/08/08-12)

ドンバス正面では、戦線を突破したソ連軍が、ドネツク・アムウローシイウカ(Donetska-Amvrosiyevka 5528)付近のドイツ軍を2個所に渡って攻撃した。しかしこれらの攻撃は悉く失敗、ドイツ軍は戦線をがっちり保持している。

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ヴォロネシ方面軍正面では、戦線左翼を守るドイツ軍第68歩兵師団(5-7-4)がソ連軍の包囲攻撃を受けて殲滅される。その一方でドイツ軍は装甲兵力を結集して戦線先端部で突破を図るソ連軍第1戦車軍を攻撃した。攻撃自体は成功したものの、ソ連軍が断固たる防御に成功し、ドイツ軍の反撃は封じられた。

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3Turn(43/08/13-17)

南方ではソ連軍の先鋒がドンバスの中核部に達しようとしていた。ドンバス東部の工業都市マキイフカ(Makeyevka 5326)に対してソ連軍は先制の3-1攻撃を仕掛ける。ドイツ軍は死守に成功し、マキイフカは陥落を免れた。

北方では、要域ベルゴルドが陥落する。この時点でソ連軍のVPは4点である。
それに対してドイツ軍装甲部隊はソ連第1戦車軍を再び包囲攻撃する。今度は攻撃に成功してソ連軍第1戦車軍は後退。ドイツ軍装甲部隊も危機を脱して後方に戦線を再構成した。

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イメージ 18さらにその西方、コノトプ(Konotop 2609)付近では、進撃を続けるソ連軍の前に強力なドイツ軍部隊が現れた。グロスドイッチュランド装甲擲弾兵師団([15]-[12]-7)である。重戦車効果とTQシフトを併せ持ち、しかも並の装甲師団の2倍近い攻防力を誇るこのGD師団は、ソ連軍に対して反撃の口火を切ったのだ。GD師団の恐るべき破壊力の前にソ連軍はたまらず潰走する。

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4Turn(43/08/18-22)

ソ連軍先鋒がハリコフ(Kharkov 4213)に取り付く。ドイツ軍は態勢を整えるべく、ハリコフ西方に戦線を引くが、ソ連軍はそれを撃破し。ハリコフ西方からの接近路を封鎖した。

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イメージ 23南方では、ソ連軍がスターリノ(Stalino 5227)南方のドイツ軍戦線に1-2~1-1の低比率攻撃を仕掛ける。成功率は低い上、マンシュタイン将軍によるダイス振り直しの効果もあるので、よもや突破されるとは予想していなかったドイツ軍だが、確率を無視したソ連軍の攻撃ダイスによってドイツ軍戦線は敢無く崩壊。要域スターリノが無抵抗で陥落してしまった上、ドンバス戦線全体に崩壊の危機が迫る。

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5Turn(43/08/23-27)

イメージ 19ハリコフ西方でドイツ軍の猛反撃が始まった。ティーガー重戦車大隊を含む3個師団以上のドイツ軍がハリコフ西方を守るソ連軍2個戦車軍に対して機動反撃を仕掛ける。ソ連側の攻撃の中核であった第1戦車軍、第5親衛戦車軍はいずれもドイツ軍の攻撃により撃破され、ハリコフへの接近路が再び解放された。この反撃成功によって、ハリコフの陥落が1~2Turnは確実に遅れることになる。

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6Turn(43/08/28-31)

引続いてドイツ軍の反撃はドンバス方面でも開始された。GD師団を中核とする装甲4個師団、その他を主力とするドイツ軍がスターリノ~マリウポリ(Mariupol 5133)間を突破してきたソ連軍に対して強烈な反撃を指向したのである。攻勢の主力である第3打撃軍は撃破されて後退。その両翼を守る歩兵2個軍団が猛攻を受けて壊滅した。

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イメージ 20ソ連軍はポルタワ(Poltava 3316)のドイツ軍戦線ががら空きなのに目をつけて一気にドニエプル川に突進してきた。先頭を進む戦車旅団が、クレメンチューク(Kremenchug 2820)、チェルカッシー(Cherkassy 2118)、ブロバルィー(Brovary 1410)等を占領していく。この段階でソ連軍のVPは一時的にせよ12点に達した。
しかしドイツ軍もすぐに反撃に転じる。クレメンチュークに対しては、装甲師団1個が突撃砲の支援を受けてソ連戦車旅団(2-2-6)を攻撃。これを撃破してクレメンチュークを奪回した。またブロバルィーに対しては、増援で到着したドイツ軍第8騎兵師団(5-6-6)が奪回作戦を実施。ソ連軍戦車旅団を撃破してブロベルィーを奪回した。

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7Turn(43/09/01-05)

ハリコフ方面では、態勢を立て直したソ連軍が、戦車2個軍を中心としてハリコフに対して包囲攻撃を仕掛けてきた。激しい攻撃であったが、ハリコフ守備隊はその猛攻に耐えてハリコフを死守し続ける。

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ドンバス方面では、GD師団を中心とするドイツ軍が反撃を継続しているが、今回はドイツ軍の攻撃は今ひとつ冴えがない。戦線は大きく動かず、両軍は対峙し続ける。特にドンバス東端のマキイフカとゴロフスカ(Gorlovka 5324)に対しては、ソ連軍が再三に渡る攻撃を繰り返しているも、このドイツ軍はこの両都市をがっちりと守っている。

ドニエプル川河畔では、ドイツ軍はチェルカッシーを奪回した。カニェフ(Kanev 1715)付近の橋頭保にもドイツ軍守備隊が配置され、ドニエプル川の戦線は一応の安定を見た。

8Turn(43/09/06-10)

イメージ 21このTurn、ハリコフが遂に陥落した。先のTurn、ソ連軍の攻撃を受けて弱体化した所へ、戦車2個軍の集中投入と砲兵火力の集中投入、さらには航空支援とジューコフ将軍の指揮を以て戦闘比は6-1に達した。さすがにこの高比率では守り切れるはずもなく、ハリコフはソ連軍の手に落ちた。

南方ではドイツ軍GD師団その他がスターリノに対する機動強襲を実施し、これを奪い返さんとした。戦闘比2-1の攻撃そのものは成功したが、スターリノを守るソ連第4親衛機械化歩兵軍団(8-9-6)の抵抗は激しく、ドイツ軍はスターリノの市外で足止めを食うことになった。

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結論

ゲームは続く第9Turnまで続いたが、ソ連軍はマキイフカを遂に占領した。ソ連軍が獲得したVPは計13点である。第9TurnにおけるVPのベースラインが11点なので、2点分負けているが、サドンデス食らわない分だけマシであろう。ソ連軍は未だに戦線を維持しているが、これからが正念場。ドニエプル川に向けた長い撤退戦が始まる。

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感想

ドイツ軍による序盤の反撃は考えモノである。第2Turnでの反撃は得るものより失うものが多かった。それよりもある程度兵力が整ってから、十分な兵力で反撃すべきであった。
第5Turnでのハリコフ西方での反撃、第6Turnでのドンバス南方での反撃は有効であった。これらはいずれも十分な兵力によるを背景にした反撃であり、ソ連軍のキラースタックを無力化できた点が大きかった。
守り方については、スターリノの早期陥落が痛かった。出目に恵まれなかった点があったとはいえ、常に最悪の事態を想定していなかったこちらのミスである。これがなければドンバス方面ももう少し粘れたと思う。

新版Ukraine'43のドイツ軍は難しい。難しいが面白い。やり甲斐がある。機会を見つけて再チャレンジしたい。

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A Century of British Naval Aviation 1909-2009

David Wragg Pen & Sword Martime

タイトル通り英海軍航空隊の1909から2009年までの100年間を描いたノンフィクションである。我々にとってはあまり馴染みのないWW1時期から、我々も良く知っているWW2期、それから朝鮮戦争、スエズ動乱を経て、フォークランド紛争、湾岸戦争、イラク戦争までの英海軍航空隊を戦いを描いている。扱っている範囲が広いため、個々の記述は概論的な内容にとどまっているが、これだけの内容を通読できるのは嬉しい。またWW2でも、例えば護衛空母とUボートの戦い等は興味深い。
難を挙げるとすれば、数字的な面にあまり詳しくないことか。本文中には所々で数字は出てくるが、全般に断片的である。洋書によくある巻末のAppendixにしても、本書の場合は数字面での補足は弱い。
最後に筆者は未来の空母について提言をしているが、大型空母ではなく筆者の出張する新しいスタイルの空母は面白い。
読み物としてはそこそこ面白いので、英海軍や海軍航空戦力に興味のある向きには、読んでみて損のない著作である。

お奨め度★★★★

「決戦!ア・バオア・クー」は、TVアニメ「機動戦史ガンダム」における最大規模の戦闘となったア・バオア・クーの戦いを再現するためのシミュレーションゲームである。1ユニットは戦隊規模の艦船または中隊規模の機動兵器(モビルスーツ、戦闘機等)を示している。また「ガンダム」や「ジオング」等のエース機も登場するが、これはエース機とその随伴機数機からなる部隊を示している。

この度、Second Front Nowの対戦が比較的早く終わったので、主題のゲームをプレイしてみた。対戦相手氏の希望により、下名がジオン軍、対戦相手氏が連邦軍を担当する。

セットアップ

先に連邦軍がセットアップする。連邦軍は麾下の兵力をほぼ半数に分け、NフィールドとSフィールドにそれぞれは配置した。
イメージ 5対するジオン軍。明らかにSフィールド重視の布陣を敷く。すなわち、リックドムの全機(8個中隊)、エリートゲルググの全機(2個中隊)、ガトル戦爆全機(6個中隊)、そしてザク3個中隊をSフィールドに配置。それを援護する艦艇も、ドロス、グワジン、ザンジバルといった大型戦闘艦は全てSフィールドの配置する。
対するNフィールドは、ザクが9個中隊とゲルググ2個中隊の計11個中隊が機動兵器の全てで、それをチベ、ムサイ等計5ユニットで援護する形だ。数量的にはそれほど大きな差はないが、質の面では大きな差がある。

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ゲーム展開

イメージ 4序盤はSフィールドでジオン軍が攻勢を仕掛ける。さすがにエリートゲルググ、同じくリックドムの威力は目覚ましく、急ごしらえの連邦軍モビルスーツ部隊を次々と撃破。艦隊を守る防御スクリーンを突破して艦隊に肉薄する。艦隊からの激しい防御射撃をついてリックドムやガトル戦爆隊が連邦軍艦隊に襲い掛かる。サラミスが、マゼランが、激しい攻撃によって次々と撃破されていく。

「ふふふ、ここを攻めるには数が少な過ぎたようだな」

イメージ 6さらにNフィールド左翼の敵艦隊に対してリックドム部隊が攻撃を仕掛ける。ゲルググのエリート部隊も同じくそちらに急行する。連邦軍は増援で登場してきた新型機「アレックス」を投入してジオン軍の阻止を図るが、その「アレックス」はエリートゲルググとの交戦の際、ゲルググの反撃によって返り討ちにあってしまう。テストパイロット=マッケンジー中尉戦死。

イメージ 7その間Nフィールドでは、性能に劣るザク部隊が連邦軍の猛攻を懸命に支えていた。ジオン艦隊の対空砲火が連邦軍を的確にとらえ、一時はNフィールドのジム中隊の半数が戦闘不能になったりもしていた。しかし所詮「ザクはザク」。数と性能に勝る連邦軍の攻撃をいつまでも支えきれるものではない。唯一2個中隊のゲルググ部隊が奮戦して連邦軍の攻撃を支え続けているが、時間の問題である。

イメージ 8そこでジオン軍は増援で登場してきたランバラル隊(ゲルググ装備)とビクザムをNフィールドに投入。態勢の立て直しに努める。さすがにビクザムは強力で、連邦のジム中隊1個を瞬殺していた。

「がははは、ビクザム量産の暁には・・・」

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イメージ 9しかしそうこうしている間にも連邦軍は数にモノを言わせて押し寄せてくる。ジオン軍はシャア大佐指揮のゲルググ部隊をも投入し、なんとか戦線を支えている。新型の重モビルアーマー「ヴァルヴァロ」も登場。戦列に加わる。
しかし期待のビクザムは軽巡サラミスの1個戦隊をメガ粒子砲の一撃で葬った直後にエネルギー欠乏を起こして戦闘不能。シャア大佐の部隊もマゼラン級戦艦と交戦中に対空砲火を受けて被弾損傷。帰還を余儀なくされてしまう。

「赤い彗星も地に落ちたな」

いよいよ後がなくなってきたジオン軍。Sフィールドでは勝っているので、Sフィールドの部隊をなんとかNフィールドに転進させようとする。また増援チットに全てを賭けるが、引いてきた増援は最悪のザクレロとギャン。
「あの壺は・・・、良いものだ・・・」

イメージ 10なんて言っている場合じゃないよ。マクベさん。
そのマクベ。襲いかかってきたボール隊を反撃によって撃破。さすがに腐ってもギャンである。新型機である。しかしその後に接近戦を仕掛けてきたジム相手にさすがのマクベさん、戦闘不能になってしまう。またザクレロに至ってはジムによる白兵戦で反撃の機会もなく哀れ昇天。しかもこういう時に限って連邦軍が「ザビ家の内乱」チットを引いてきた。連邦軍はダブルインパルスでアバオアクーに迫る。

絶体絶命。

最後はパブリク突撃艇だか、ジムによる接近戦だかで要塞が陥落。連邦軍の勝利が確定した。連邦軍は主役機「ガンダム」を出さずに勝利したのである。

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感想

Sフィールドの戦いが中途半端だった。もう少し後退して敵を引き付けた方が、撃破し易かった上に、撃破した後にNフィールドの防衛へ予備兵力をねん出する際に有利になる。第1ターンから仕掛けたのは、ちょっと調子に乗り過ぎたカナ?。

いずれにしても「アバオアクー」は面白い。対戦相手氏にも喜んでいただけたようなので、取りあえず良かった良かった。



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