
夕景・夜景の正しい撮り方
学研
最近、川崎の工業地帯撮影にハマっている。巨大な工場群が作る未来的な景観は、一度見れば魅せられてしまう美しさがある。何度か撮影に出かけてみたが、どうも上手く思い通りの写真が撮れない。そこで夜景を撮るコツのようなものを理解したいと思って購入したのが本書である。本書は夜景や夕景の綺麗な撮り方についての指南書である。本書では、夕景や夜景の様々なシーンについて、美しい写真を撮るためのフレーミング、露出補正、ホワイトバランス、ISO感度等について具体的なアドバイスを与えている。そういった意味において本書は極めて実用的な書籍といえる。
もう一つ。本書の便利な所は電子媒体であること。今までは折角本を読んで知識を得ても、現場で使えない場合が多かった。しかし電子媒体なら好きな時に参照できる。こういったノウハウ本は、今後電子媒体が主流になると思った。
お奨め度★★★


アルデンヌ44、ウクライナ43等、数多くの傑作ゲームを生みだしてきた名デザイナー、マーク・シモニッチの最新作が、2015年に米GMT社から出版されたThe U.S. Civil Warだ。タイトル通り米南北戦争をキャンペーン・クラスで扱った作品だ。1Hex=24マイル、1Turn=2~3ヶ月、1戦力は約5000名の兵員を示している。また指揮官も当然登場し、リー、グラントの両雄をはじめ、ジャクソン、シャーマン、ロングストリート、マクレランらの将星が、合衆国の未来をかけて戦うことになる。
戦闘は部隊が敵部隊のヘクスに侵入することにより発生する。防御側はこれに対して戦闘回避又は迎撃(隣接ヘクスから増援部隊を送り込む)を選択できる(ダイスチェックあり)。戦闘解決はファイアーパワーで、自軍のSP数に相当するコラムでダイスを振って相手が失うSP数を決定する。より多くのSPを失った側が敗者となり、後退を余儀なくされる。指揮官の能力は戦闘時のダイス修正となる。このあたりの進め方はFtPに近いものがある。
指揮官のレーティングについてもかなり地味で、最強のリー、グラントの両名も評価は2-2-5(攻撃修正-防御修正-移動力)。攻撃・防御ともダイス修正+2の効果しかない。だからリー、グラントでも兵力が足らなければ簡単に負けてしまう。このあたり、例えば日本の戦国期を扱った代表的な作品「信長、最大の危機」や「謙信上洛」等と比べてみるのは面白い。

展開はひたすらビックスバーグ(Vicksburg 4011)とその後方のジャクソン(Jackson 4013)を巡る戦いに終始。北軍がグラント(Grant 2-2-5★★★)、シャーマン(Sherman 1-1-5★★)といった優秀な指揮官を擁し、兵力にも勝る北軍と、ヴィックスバーグにレベル3の要塞を構築し、優秀な騎兵指揮官を有する南軍の激突である。結果的にはゲーム終了までヴィックスバーグが持ちこたえたが、これは当方のルールミスによる所が大きい。★★の指揮官(軍団長クラス)が指揮できるのが6SPまでというルールを失念していた可能性が高い。後で気がついたのだが、南軍側西部戦線には軍司令官クラスの指揮官がいない。ミシシッピ河畔で遊んでいるK.スミス(Kerby Smith 1-1-4★★)が第11Turnに昇進して軍司令官になるので、昇進する前に西部戦線へ転属させるのが良いかと。あと余裕があれば、ジャクソンにも要塞を築いておくと、北軍としては嫌かも・・・。
西部戦線以外では、東部戦線では大西洋岸に上陸を仕掛ける北軍とそれを討伐する南軍との戦い。しかし北軍には沿岸要塞という聖域があるので、南軍は北軍を完全に討伐するのは難しい。逆に北軍としては橋頭保さえ築いておけば、いつでも海から増援部隊を送り込めることになる。いずれにしても海岸線を押さえて南軍の補充力を落しておかないと北軍に勝ち目はないので、ミシシッピ川からの進攻と並び、海からの進攻が北軍にとってキーとなりそうだ。

システムは全然違うが、雰囲気はFtPに似ている。両軍とも行えることに限界があり、全部の戦線で行動することはできない。勢いどの戦線に重点を置くかがポイントとなるが、相手が重視した戦線をこちらが無視すると、その戦線がボロボロになってしまう。とはいっても相手のペースに合わせて対応してばかりだと、結局相手のペースに巻き込まれることになる。従って如何にして相手のペースを崩して自分のペースに持っていくかが難しい。

















