もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2017年10月

購入したのは以下の2作品です。

Holland 44 (GMT)

鬼才マーク・シモニッチ氏による最新作。テーマはマーケットガーデン作戦で、1ユニット=1個大隊、1Hex=2km、1Turn=8時間だ。システムは最近のシモニッチ氏の作品と同じような傾向で、France'40、Ukraine'43等と同じようなシステム。ただ、Armor Ratingのルールがあるので、Ardennes'44に近いのか?。いわゆる「I go you go」システムだが、ZOCボンド、突破戦闘、AutoDS、断固たる防御等のルールが目を引く。他のシモニッチ作品と共通点が多いので、ルール的な難度は低そうだ。ただしフルTurnで20Turnなので、プレイをやり終えるのは結構骨である。

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慶長出羽合戦(CMJ#137)

こちらも鬼才吉川龍虎氏による最新作で、慶長5年、いわゆる関ヶ原の戦いと同じ時期に南東北出羽地方で戦われた上杉氏と最上氏の戦い、いわゆる慶長出羽合戦がテーマである。1Turn=2日、1Hex=1km。基本的なシステムは「I go you go」方式だが、関ヶ原本戦での西軍の敗報が伝わると、シーケンスが変わる。攻勢のモーメンタムが変わるということか・・・。
面白そうなので機会を見つけてプレイしたい。

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乗鞍岳は標高3026mで、北アルプスの山です。3000mを超える高山でありながら、道路が標高約2700mの畳平まで来ているので、比較的容易に山頂を取れる山です。

今回は、乗鞍の紅葉を紹介します。

前回まで-->こちら

一旦麓に降りて山の方を見ていると、どんどん雲が取れて晴れてくるではありませんか。このまま帰るのは勿体ないと思い、麓で蕎麦を食べた後、1200発のバスに乗って再び乗鞍山頂を目指しました。

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宝徳霊神のバス停で下車。先程とは打って変わって快晴です。周囲の写真を撮った後、今度は車道を降りて行きました。乗鞍の紅葉は実は登山道よりも車道の方が綺麗に見えるのです。

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1時間歩いて位ヶ原山荘に到着。ここからさらに車道沿いに冷泉小屋まで歩きました。

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冷泉小屋に着いたのは1400過ぎでした。正味1時間強の車道歩きでしたが、乗鞍の紅葉を満喫できたと思います。

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ゲーム合宿の合間は簡易マルチゲーの「突入!?レイテ湾」。1ゲーム20~30分で終わる手軽さが良いです。
最初は「戦争と平和」のキャンペーンシナリオが終わった後の夜中にプレイ。ヘビーなゲームを終えた3人がアルコールが入った状態でプレイしていたので暴言連発。結局10回ぐらいプレイしましたが、最後までレイテ湾に辿りつけなかった某氏をなだめて皆で寝ました。

2回目は最終日の帰宅前のひと時にプレイ。初心者を交えて3回ほどやりました。その時初めて「全員がレイテ湾突入に失敗した場合は、一番前進した人が勝利」という勝利条件を発見。今まで「なかなか勝てないなあ」と思っていましたが、レイテ湾到達が必須じゃなかったんですね。

自作空母戦ゲーム「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)。今回は、6本目の作戦シナリオである南太平洋海戦に挑戦する。

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「海空戦!南太平洋1942」は自作の空母戦ゲームです。
作品についての詳しくは-->こちらを参照して下さい。
入手方法は-->
こちらを参照して下さい。
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南太平洋海戦シナリオの概要は-->こちらを参照されたい

前回までの展開-->こちら

10月25日

1000

天候フェイズに天候変化が発生し、エスピリッツサント付近を覆っていた雨雲は北西に移動し、日本艦隊と米艦隊の中間海域であるエリアKに移動した。米機動部隊の上空は雲が覆っていたが、日本艦隊上空は晴れていた。
日本軍の索敵機がサンタクルーズ諸島南西に敵艦隊を発見した。空母を含む20隻以上の大艦隊である。日本空母からの距離は14~15ヘクス(420~450海里)。攻撃範囲外である。幸いなことに敵艦隊の発見位置が日本潜水艦の散開線上に位置していたので、潜水艦による雷撃が可能であった。

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イメージ 3ブインを発進した日本軍の攻撃隊がガダルカナル上空に到達した。艦爆2個中隊、零戦1個中隊からなる攻撃隊だ。レーダーでそれを察知した米軍は、地上で待機中であったSBD艦爆を緊急発進させて被害を回避する一方、上空で戦闘空中哨戒に当たっていたF4F戦闘機1個中隊が迎撃に向かう。しかし零戦相手にF4Fは全く敵わず、1機も撃墜できないまま2機が返り討ちにあってしまう。
18機の艦爆隊は激しい対空砲火を冒して突進。3機が対空砲火の犠牲となったが、飛行場に爆弾数発を直撃させ、地上に待機していたF4F戦闘機数機を炎上させた。

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イメージ 4まもなく米軍の哨戒飛行艇も日本艦隊を発見する。足の短い小型機にとっては行動半径外である。しかし「空の要塞」は別だ。戦闘行動半径600海里以上を誇るB-17 2個中隊は、エスピリッツサントを発進し、北に向かっていった。
しかし目標地点に到達したB-17の搭乗員達は愕然とした。日本艦隊がいないのだ。
実の所、友軍偵察機が発見した日本艦隊の位置は、ほんの少しであったが、南方にずれていたのだ。間違った索敵情報に基づいた攻撃目標位置は、日本艦隊の現実の位置からはかなり離れた場所に設定されていたのだ。
しばらく周辺を索敵していたB-17の編隊であったが、やがて攻撃を諦めて帰路についた。

なお、散開線上に位置していた潜水艦であったが、索敵に失敗したため攻撃は失敗に終わった。なお、潜水艦攻撃に失敗したため、潜水艦側にも被害はなかった。


1400

またもや天候が急変。決戦海面の空が晴れ上がった。両軍の艦隊がガダルカナル周辺に集まりつつある。もちろん、両プレイヤーはそのことを完全には把握していない(ということにしておこう)。

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イメージ 9日本軍はこのTurn、空母決戦を回避し、ガダルカナルへ攻撃を実施した。零戦18機、艦爆54機の大編隊が「瑞鶴」「翔鶴」の2隻から発進していく。彼らは戦闘機の迎撃を受けたかったが、基地からの激しい対空砲火の洗礼を受けた。艦爆9機が対空砲火の犠牲となり、貴重な対空母攻撃兵力を失った。しかも地上に与えた被害は軽微。気まぐれで実施した基地攻撃が日本軍にとって最悪の結果となってしまう。

イメージ 8一方の米軍は、索敵機がガダルカナル南西方面から接近する別の日本艦隊を発見していた。その艦隊について詳細は不明であったが、発見位置がガダルカナルからの攻撃圏内に入っていたので(7ヘクス=210海里)、SBD艦爆2個中隊計18機が発進していった。日本艦隊上空に達した米海兵隊機に対して、ショートランド基地を発進して艦隊上空を警戒していた2式水上戦闘機1個中隊が迎え撃った。瞬く間に6機のドーントレスが撃墜されてしまう。被弾して引き上げた3機を除き、9機の艦爆が急降下に入った。艦隊には新鋭の防空駆逐艦「秋月」が含まれていたが、その強力な対空砲火を避けたドーントレス隊は、駆逐艦「夏雲」を狙った。直撃を受けた「夏雲」は致命傷を食らって轟沈してしまう。

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一方の日本軍は、空母「隼鷹」を発進した艦爆18機、艦攻9機がガダルカナル島に接近しつつあった。日本空母からの第2次攻撃隊である。
しかし、この攻撃も日本軍にとっては悲劇的な結果となった。わずか4機のワイルドキャットの迎撃によって艦攻隊が撃退され、残り艦爆18機も対空砲火によって6機が撃墜されるという大損害を被った。しかも対地攻撃は完全に失敗。攻撃戦果の乏しさと損害の大きさに思わず愕然となる日本軍なのであった。

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エスピリッツサントから発進したB17 1個中隊が日本艦隊を求めて再び発進していった。しかし航法ミスにより日本艦隊を発見できず、むなしく彼らは引き上げていった。

この段階でルールミス発見。ガダルカナルの対空火力を間違っていた。実際には13火力で、今回は8火力で適用していたのである。それにしても損害が大きすぎる気がする。航空基地の対空火力全般を見直す。また、航空基地が損害を被った場合、対空火力が減少するようにもルールを改定する。


1800

イメージ 11天候は変化なし。日本空母群はガダルカナル北方に移動し、薄暮攻撃を行うべく攻撃隊を発進させた。零戦18機に護衛された艦爆18機、艦攻36機の戦爆連合だ。夕闇迫る中、ガダルカナルに接近した日本軍攻撃隊は、敵戦闘機の迎撃を受けることなく爆撃を敢行した。しかし爆撃の結果は大ハズレ。ガダルカナル島は全く無傷のママに残ってしまう。今日1日だけで日本空母群は艦載攻撃兵力の20%近くに相当する約20機の艦爆、艦攻を失ってしまった。戦果と比較すると全く割に合わない損害である。

一方の米軍はガダルカナル北北東8ヘクス(240海里)に隻数不明の日本艦隊を発見した。攻撃範囲ギリギリの距離なのでヘンダーソン基地からは艦爆9機からなる攻撃隊を発進させた。さらにガダルカナル東方海域に接近してきた米空母部隊からもSBD艦爆計36機からなる攻撃隊を発進させた。しかし索敵機の発見位置に誤認があって目標地点に敵艦隊の姿はなく、計45機の艦爆はむなしく辺りを飛び回っただけで、結局日本艦隊の姿を見ること無く帰途についた。


2200

イメージ 10夜の帳が下りた戦場。エスピリッツサントの基地からは慌ただしくPBYカタリナ飛行艇が数機発進していった。レーダー装備の夜間索敵機である。そのうちの1機がサンタイサベル島南岸付近に日本艦隊の姿をレーダーで捉えた。報告された位置は沿岸監視員の索敵範囲内なので、位置誤認が発生したことは明白であったが、日本艦隊に関する貴重な情報には違いなかった。

こうして決戦初日は終わろうとしていた。日本軍の獲得VPは7VP、連合軍はハンデを含めて22VPである。日本軍の損害は航空機9ステップ(30~40機)と駆逐艦1隻沈没。連合軍は航空機7ステップ(20~30機)である。
初日は連合軍が一歩リードしている感があるが、果たして2日目はどうか。

なお、航空基地攻撃の魅力が余りに乏しいので、航空基地に1打撃与えると1VP得られる方式に変更した。ただ、あまりにやり過ぎると、対空砲火の弱化と相まって安易なVP獲得手段になってしまわないか、心配である。

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空母瑞鶴戦史:ソロモン攻防戦 空母瑞鶴戦史:南太平洋海戦 日本空母戦史 機動部隊 空母エンタープライズ上巻 Pacific Carrier War Midway Inquest How Carrier Fought

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乗鞍岳は標高3026mで、北アルプスの山です。3000mを超える高山でありながら、道路が標高約2700mの畳平まで来ているので、比較的容易に山頂を取れる山です。

乗鞍の魅力は無論それだけではなく、その広大な山域に数多くの絶景ポイントがあります。
今回は、その中から秋の紅葉を取り上げてみました。

私が乗鞍に訪れたのは、9月下旬のある日でした。前夜車中泊で乗鞍高原の入り口である観光センターについたのは午前6時過ぎでした。0700発の畳平行きバスに乗り、出発します。

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途中の冷泉小屋前で下車。早速付近の紅葉をパチリ。

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そこから少し上にある位ヶ原山荘を目指します。冷泉小屋と位ヶ原山荘の間は山道で、紅葉はあまり見えませんでした。

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30分程で位ヶ原山荘に到着。ここからは周囲の紅葉がバッチリ見えました。

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さらに登山道を登って行くと、左右に紅葉の絶景が・・・。しかし残念な事にだんだんガスが深くなってきました。

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登山開始から2時間ほどで宝徳霊神バス停に到着しました。この辺りに来ると完全にガスに覆われています。さらに霧雨まで降ってきました。

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結局、肩の小屋口まで歩いてそこからバスで麓に戻りました。しかし後半戦が待っていたのです。


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