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「海空戦!南太平洋1942」は自作の空母戦ゲームです。
作品についての詳しくは-->こちらを参照して下さい。
また入手方法は-->こちらを参照して下さい。
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こちらでもお知らせしましたが、「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)の新シナリオを準備中です。
今回はその中の1つ「第3次ブーゲンビル島沖海戦」を紹介します。これは1943年11月に実施された「ろ号作戦」における一場面を扱ったシナリオで、米新鋭空母群と日本軍第1航空戦隊との戦いを描きます。
「海空戦!南太平洋1942」は自作の空母戦ゲームです。
作品についての詳しくは-->こちらを参照して下さい。
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こちらでもお知らせしましたが、「海空戦、南太平洋1942」(以下、本作)の新シナリオを準備中です。
今回はその中の1つ「第3次ブーゲンビル島沖海戦」を紹介します。これは1943年11月に実施された「ろ号作戦」における一場面を扱ったシナリオで、米新鋭空母群と日本軍第1航空戦隊との戦いを描きます。
本作はデザイナーズノートにも書いたとおり、1942年における日米空母部隊同士を戦いをメインテーマとしている。従って日本軍航空要員の技量が高いレベルにあり、機材面でも米側と互角の状況にあることを想定している。しかし1943年11月の段階では、搭乗員の技量、機材性能とも日本軍の劣勢が明らかになりつつあった。勿論機材性能についてはユニットのレーティングである程度までは表現は可能だが、レーティングに現れない部分、例えば日本軍の「犠牲的献身」のようなものはレーティングだけでは再現できない。そして本作ではそのあたりがCRT等に組み込まれており、それが日本側の潜在的な強さになっているのだ。
ところが1943年の段階になると日本側の潜在的な優位性はかなり怪しくなってくる。機材面での劣勢は勿論だが、術力の低下がかなり顕著になっているのだ。また単に「操縦の巧い下手」ではない戦術能力(実際の戦闘場面で佐官尉官クラスの指揮官が麾下の航空兵力を巧み操る能力)が明らかに低下している。繰り返される過大な戦果報告はその一例であるが、空母と輸送船を間違えて攻撃するとか、空中合同に失敗するとか、そういった「細かいミス」が目立ってくる。そういった点を踏まえて本来ならば1942年と1943年とではCRTを含めて見直す必要があると思っている。
今回は、ボーナスシナリオとして追加したシナリオなので、CRTの変更までは手をつけていない。従って日本軍には史実以上のチャンスがある。出目が良ければ無敵のエセックス級空母を撃沈する可能性がないわけではない。エセックス級空母の能力は「翔鶴」や「エンタープライズ」よりも1レベル以上高いものとしているが、それでも70機の攻撃を受けると、防ぎきれない可能性は十分にある。少なくとも史実のように無傷で済む可能性は半分以下だと思える。
今回は、ボーナスシナリオとして追加したシナリオなので、CRTの変更までは手をつけていない。従って日本軍には史実以上のチャンスがある。出目が良ければ無敵のエセックス級空母を撃沈する可能性がないわけではない。エセックス級空母の能力は「翔鶴」や「エンタープライズ」よりも1レベル以上高いものとしているが、それでも70機の攻撃を受けると、防ぎきれない可能性は十分にある。少なくとも史実のように無傷で済む可能性は半分以下だと思える。
何度かテストしてみたが、インデペンデンス級軽空母であれば十分に撃沈可能であった。エセックス級空母の狙った場合はさすがに撃沈は難しいが、中破程度の損害を与えることは左程困難ではないことがわかった。そこで勝利条件的にはインデペンデンス級軽空母撃沈又はエセックス級空母中破では勝利が確実にならないように設定した。日本軍にとって確実な勝利を狙うのであれば、少なくともエセックス級空母を大破させる必要がある。史実に比べるとかなり日本軍の能力を過大に評価しているとは思うが、まあオマケシナリオなので許して欲しい。