もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2019年01月

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牛カツとは、トンカツの豚肉の代わりに牛肉を使ったカツです。
豚肉に比べると牛肉は味わいが繊細なので、トンカツとはまた違った味が楽しめます。
「勝牛」は鎌倉駅西口前にある牛カツの店です。牛カツが定食、単品で楽しめます。元々は京都のお店だそうで、東京や神奈川に支店があります。

私はオーソドックスな牛カツ定食を注文。ただし肉とご飯は大盛りにしました。牛カツはわざび醤油と一緒に食べるのが一番美味しいとのこと。確かにわざびの香りと醤油の辛さが牛肉の甘い味と程よく絡み、良い感じです。他にも塩、トンカツソース、カレーなどが用意されており、それぞれ牛カツと一緒に食べることができます。カレーと牛カツの組み合わせはお奨め。美味しいですよ。

駅前で便利というのも有り難い「勝牛」。京都の本場でも食べてみたいですね。

お奨め度★★★★

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DVG社の「Down in Flames - Locked on」(以下、本作)は、ジェット機時代の空中戦を扱ったカードゲームである。基本システムは、同社の第2次大戦における空中戦を扱った「Down in Flames」(以下、前作)に似ているが、いくつかの相違点がある。

空戦機動に関するルールは前作とほぼ同じだが、高度域が前作の5段階から本作では3段階に変わった。また射撃システムが簡略化され、耐久力の概念がなくなった。つまり機関砲射撃を受けた場合、リアクションに成功すれば無傷、失敗すれば撃墜というシンプルなものになった。
ジェット時代ということでミサイル戦の概念が加わった。ミサイルには赤外線追尾(HS)、レーダー誘導(RH)、アクティブ誘導(AH)の3種類があり、かつミサイルのタイプ別に性能が区別されている。例えば同じ赤外線追尾ミサイルでも、最初期のAIM-9Bと新型のAIM-9Lとでは命中率や射撃可能領域に大きな違いがある。
ミサイルによる攻撃は"Tone"と"Missile"の2段階からなる。"Tone"はミサイル発射のためにレーダーその他で目標を捕捉する行為を示す。また"Missile"は、実際にミサイルが発射され、目標に向かって飛行中である状態を示す。両方をパスしないとミサイルは命中しない。
ミサイルの概念と共に加わったのが距離の概念である。距離は遠方からAH距離、RH距離、HS距離、Gun距離の4段階があり、それぞれの距離に応じて使用できる兵器が決まっている。さらに高度差1レベル毎に距離が+1される。言い忘れたが、本作では前作と異なり高度が異なる敵機に対してもEngageできるようになった。

あと爆撃関係のルールがなくなった。従ってA-7やF-105は単なる「弱い戦闘機」である。
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今回、お試しプレイということで、キャンペーンシナリオの1つ、「フォークランド紛争」をプレイしてみた。このシナリオは、タイトル通りフォークランド紛争におけるイギリス・アルゼンチン両軍の航空戦を描いたシナリオである。4本の空戦シナリオよりなり、英空海軍のハリアー/シーハリアーとアルゼンチン海空軍のスカイホーク、ミラージュ、ダガーらが刃を交える。私はアルゼンチン軍を担当した。


第1回戦

英軍がシーハリアーFRS.1 1機、アルゼンチン軍が、ミラージュIIIEA 1機である。機体性能はほぼ互角の両者だが、電子戦装備とミサイル性能(シーハリアーは当時最新型のAIM-9Lを装備)で英軍が有利である。しかしシーハリアーからのミサイル攻撃を回避したミラージュが接近戦に持ちこみ、格闘戦の末、シーハリアーをガンキルした。

英軍:0VP、ア軍:50+18VP

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第2回戦

英軍がシーハリアーGR.3 1機(GR.3だとシーハリアーではなくハリアーなのでは・・・?)、対するアルゼンチン軍はA-4Cスカイホークが2機である。機数では優るアルゼンチン軍だが、機体性能、兵装、電子装備のいずれの面でも劣っている。しかもスカイホークはミサイルを搭載せず、機銃のみの軽武装だ。1機のスカイホークは、AIM-9L 3発を立て続けに撃ち込まれ、2発までは回避したものの、3発目が命中して撃墜された。もう1機のスカイホークは最後まで生き残った。

ちなみに、本来ならシーハリアーGR.3の搭載ミサイルはAIM-9Gなのだが、ここでは間違えてAIM-9Lを使ってしまった。

英軍:16VP、ア軍:0+18VP

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第3回戦

英軍が前回同様シーハリアーGR.3 1機、対するアルゼンチン軍はダガーAが1機である。ダガーAはミラージュIII系列の機体だが、何故か本作ではミラージュIIIよりもかなり性能が劣っている。また、このシナリオ、アルゼンチン軍には何故かSA-7地対空ミサイル部隊が登場する。アルゼンチン軍の地対空ミサイルがフォークランド紛争で活躍したという話はあまり聞いたことがないが、それよりもSA-7というソ連製携行SAMを持っていたという話もあまり聞かない。ま、良いか・・・。

今回も機体性能に勝るシーハリアーが終始有利に戦いを進めた。シーハリアーの放つミサイルに対してダガーはあらゆる手段で回避に努め、3発のミサイルを回避した。しかし最後のサイドワインダー1発がダガーを直撃。ダガーは四散した。
アルゼンチン軍期待の携行SAMも、1度だけ射撃のチャンスが巡ってきたが、残念ながら外れに終わった。

英軍:44VP、ア軍:0+7VP

第4回戦

最後はシーハリアーFRS.1 2機とダガーA 2機との2対2の対決である。先にも述べたが、ダガーAは、シーハリアーFRS.1と比べるとあらゆる面で劣っている。しかし他の性能は兎に角、速度性能でシーハリアーの方がダガーよりも「優れている」というのは納得できないなぁ・・・。
序盤、接近戦に持ち込んだダガーが1機のシーハリアーをガンキルして最初のスコアを上げた。2対1の優位を占めたアルゼンチン軍。しかし性能に勝るシーハリアーは間合いを取ってAIM-9Lを発射。それがダガーに命中してスコアは1対1になった。
最後はシーハリアーとダガーの近接格闘戦。性能に勝るシーハリアーに対してダガーは苦戦するが、僅かな隙を突いてシーハリアーを機銃攻撃。それが見事に奏功してシーハリアーを撃墜した。

英軍:50VP、ア軍:86+24VP

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結果

英軍:3機撃墜(2 x ダガーA、1 x A-4C)、110VP=作戦的勝利
ア軍:3機撃墜(3 x シーハリアーFRS.1)、203VP=戦略的勝利

感想

DiFのシステムをジェット機時代に応用するということで「うまくいくのかな?」という疑念があったが、本作を見る限りそれは杞憂に終わった。本作はDiFのシステムをうまくジェット時代に応用しており、プレイテンポも良い。航空機の性能値には一部疑問もあるが、このシステムで再現するのだからある程度のデフォルメは避けられない。

という訳でドッグファイトをプレイする分には気持ちよくプレイできるのだが、キャンペーンになるとやや面倒になってくる。スキルルールが加わるためだ。スキルルールがプレイの手間を増やしている感があり、本作の良さであるスピード感を阻害している感がある。そういった意味では、キャンペーンをプレイするよりも、ドッグファイトをプレイする方が楽しめそうだ。

本作には多人数でプレイする「バトルロイヤル」形式のシステムも用意されており、機会があれば試してみたい。

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少し前ですが、12月初め、北鎌倉の紅葉を見に行きました。
さすがに12月だと少し遅すぎたよう。
円覚寺、東慶寺、建長寺を回りましたが、建長寺の紅葉は終わっていました。

円覚寺

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東慶寺

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建長寺

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United States Naval Aviation 1919-1940

E.R.Johnson McFarland & Company Inc

タイトル通りWW1とWW2との間、所謂戦間期における米海軍の航空機について扱った著作である。内容は個々の機体解説、航空機搭載艦についての解説であり、どちらかといえばハードウェアの説明が主である。ソフトウェア、すなわち運用や戦術に関する記述はメインではない。航空機といっても量産された機体ばかりではなく、1機しか製造されなかった試作機や実験機のような機体も取り上げられている。また戦間期の米海軍航空兵力を語る上で欠かせない「空気よりも軽い航空機」、すなわち飛行船についても多くのページを割いている。本書を読むと米海軍が航空兵力の一翼を担う存在として飛行船を重視した様が良く分かる。
戦間期の航空機といえば日本では資料が少なく、そういった点からも貴重な著作と言えるだろう。

お奨め度★★★★

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江戸城は、言わずもがな、現在の皇居です。
実の所、首都圏には長く住んでいながら、実は皇居の中に足を踏み入れたことは、一度もありませんでした。
この度、城巡りの一環として江戸城=皇居に行ってみました。

行ってみて改めて感じたのは江戸城の巨大さ。外堀の中には分厚い石垣が複数張り巡らされていて、難攻不落の感があります。天守閣こそありませんが、城としての防御力は超一流。仮に戊辰戦争の時に江戸城で攻防戦が戦われていたなら、官軍も相当の被害を被ったことは想像に難くありません。

私が訪れたのは11月後半の3連休。紅葉にはまだやや早めでした。

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