もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2019年01月

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京都丹後鉄道の宮津駅。その目の前にある魚料理屋が「富田屋」です。
駅に近いという立地条件に加えて、地元の魚をリーズナブルな値段で食べさせてくれるお店です。
私が行ったのは秋11月の夜。生ビール中と刺身定食で約1500円という安さでした。
刺身はいずれも新鮮で美味しく、中でも貝はコリコリという感触が心地よかったです。

お奨め度★★★★

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何度か紹介しているので繰り返しになるが、自作空母戦ゲーム「海空戦!南太平洋1942」(以下、本作)は、太平洋戦争時における空母対空母の戦いを描いたシミュレーションゲームだ。1Turnは実際の4時間、1Hexは30海里(約55km)に相当し、1ユニットは1隻の艦艇、2~10機の航空機を表す。

今回、その中のシナリオの1本である「珊瑚海キャンペーン」をプレイすることになった。下名は連合軍を担当する。選択ルールは「生存者」を除いて全て採用した。

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「海空戦!南太平洋1942」の概要については-->こちらを参照して下さい。
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前号まで

1942年5月4日から始まった珊瑚海海戦。ポートモレスピー攻略作戦を進める日本軍は、ポートモレスピーに対する航空撃滅戦を開始した。5月5日になると空母3隻(「翔鶴」「瑞鶴」「祥鳳」)からなる機動部隊もポートモレスピーに接近。ラバウル航空隊と共同でポートモレスピー基地を攻撃する。
海戦3日目の5月6日早朝。ポートモレスピー近海に到着した米空母機動部隊(空母「ヨークタウン」「レキシントン」基幹)は、日本機動部隊に対して航空攻撃を実施した。しかし航法ミス等があって戦果に徹底を欠き、空母「翔鶴」に2弾を命中させてこれを中破したに留まった。一方日本空母による反撃も精彩を欠き、「ヨークタウン」が1弾を食らって小破したにとどまった。
午後に入ると米機動部隊は目標をポートモレスピーに近づく日本軍輸送船団に変更したが、零戦隊の妨害等もあり、輸送船1隻を撃沈、2隻を撃破したに留まった。
日没直前、珊瑚海を行動中の米空母機動部隊は距離30~60海里の近距離に日本の水上部隊を発見した。直ちに攻撃隊が発進。日本の重巡「羽黒」を撃沈し、他重巡3隻を中小破した。
そして決戦4日目を迎える。

詳しくは --> こちら

1942年5月7日

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イメージ 1日本軍の輸送船団がいよいよポートモレスピー沖合に姿を現した。当初12隻であった船団は、1隻失われて11隻となっていたが、未だにその威容を失っていなかったのである。
ポートモレスピー基地ではいよいよ「来るべきものが来た」という感じで攻撃隊の発進準備を整えていた。また一旦南方に逃れていた米空母機動部隊も攻撃隊発進準備を急いでいる。

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イメージ 2ポートモレスピーのセブンマイル飛行場からは8機のP-39に護衛された27機のB-26が爆装して発進していった。現在、ポートモレスピー所在の爆撃機兵力による全力出撃である。彼らは2グループに分かれて日本輸送船を攻撃。既に損傷していた輸送船1隻を撃沈。もう1隻にも命中弾を与えてこれを撃破した。

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イメージ 3攻撃を終えたB-26の編隊が帰路につく頃、ポートモレスピー上空に単発機の1団が接近しつつあった。日本空母を発進した零戦18機、艦爆18機、艦攻18機からなる攻撃隊である。上空援護中のP-39の編隊は、「かなわず」と見て迎撃を見合わせた。対空砲火が迎え撃ったが、艦攻3機を撃墜しただけであった。
日本機の爆撃は正確であり、地上では13機のP-39戦闘機が大破又は中小破していた。

引き続いてラバウルから発進した陸攻隊による攻撃を予想した連合軍であったが、何故かラバウル航空隊による攻撃はなかった。実はこの時期ラバウル付近が分厚い雨雲に覆われており、攻撃隊を発進させるのが困難な状況となっていたのだ。天候に左右されるのは航空作戦の常だが、今回の日本軍は悉く天候に見放されている感があった。

遥か南の海上では、米空母を求めてなおも追跡中の日本水上部隊に対し、米空母艦載機が激しい攻撃を加えていた。既に何度も証明されている通り、戦闘機の傘を欠いた水上部隊が航空攻撃に抗するべくもない。45機のSBDドーントレスが2波に分かれて飛来し、重巡「青葉」「加古」が大破。同じく「古鷹」が中破した。

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イメージ 4イメージ 5先の攻撃で日本側の水上部隊をほぼ無力化したと判断した米機動部隊は攻撃の矛先をポートモレスピー沖の日本軍輸送船団に向けた。戦闘機8機に護衛されたSBD艦爆18機が「ヨークタウン」から発進していく。ほぼ同じ頃、同様の攻撃隊が「レキシントン」からも発進していった。
彼らはポートモレスピー沖で上陸作戦を開始している日本軍輸送船団を難なく発見。直ちに攻撃を開始した。「ヨークタウン」隊は輸送船1隻の他、軽巡「天龍」を撃沈。「レキシントン」隊は輸送船2隻を撃沈した。さすがに空母機による攻撃は鋭さが違う、と、思わせるような鮮やかな手並みである。
また被害を受けていたポートモレスピー基地からもB26 18機がようやく整備を終えて発進。損傷していた輸送船1隻を攻撃してこれを撃沈した。ここまでの攻撃で輸送船12隻中6隻が撃沈され、残るは6隻となった。

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その頃、B-17 27機の編隊がオーストラリア本土を発進。珊瑚海に残る日本重巡部隊を襲った。大破した重巡「青葉」を27機のB-17が狙う。しかし海上攻撃に慣れていないB-17の編隊は、「青葉」に1発の爆弾も命中させることができなかった。実はB-17の編隊は、先の0600時のTurnにも日本艦隊を狙って中高度水平爆撃を敢行したが、やはり命中弾を得られなかった。

1400

ポートモレスピ-近海の天候が俄に悪化し、雨が降ってきた。天候悪化は南方を走る米空母部隊も同様である。悪天候に包まれた米空母機動部隊は、水上部隊を分離した。重巡3、軽巡1、駆逐艦5からなる水上打撃部隊である。一時は護衛艦艇の大半を割いて水上打撃部隊を編成する案もあったが、味方空母を裸同然にするのはリスクが大きいと判断。結局は護衛艦艇の約半数で水上部隊を編成することに落ち着いた。

イメージ 6その頃、ポートモレスピ-近海では米潜水艦「S42」が上陸中の輸送船団に近づきつつあった。対潜スクリーンを突破して輸送船を攻撃せんとする潜水艦。しかし結局対潜スクリーンを突破できず、仕方なしに護衛駆逐艦を狙って雷撃を行う。魚雷が駆逐艦「卯月」に命中した。「卯月」は瞬時に轟沈する。しかし残った対潜艦艇の反撃により「S42」も生還することはなかった。

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イメージ 7ポートモレスピ-付近の雨が上がった。空母部隊から分離した米水上部隊がポートモレスピー近海に向けて突進する。日本側の上陸部隊は対潜護衛が主力であり、水上戦用の艦艇は殆どいない。無論、日本軍も黙っていない。日本空母から発進した攻撃隊が米水上部隊を襲う。艦爆18、艦攻18が連合軍巡洋艦部隊を攻撃した。250kg爆弾1発が重巡「ポートランド」に命中。「ポートランド」は小破した。

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イメージ 2連合軍の基地航空部隊と空母艦載機もポートモレスピ-沖の船団を攻撃する。薄暮と悪天候という悪条件下の攻撃であったが、B-26 27機の攻撃で輸送船の1隻が沈没。さらに艦爆36機の攻撃で輸送船2隻が沈没した。生き残った輸送船は損傷しているものも含めて3隻。それを軽巡「龍田」、駆逐艦「睦月」、哨戒艇数隻が護衛しているという状況である。そこへ連合軍水上部隊が突入してきた。夕暮れ時のポートモレスピ-近海はたちまち激しい修羅場と化した。

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イメージ 8距離16,000mから米艦隊が砲火を開いた。「ミネアポリス」「ニューオーリンズ」の重巡2隻が軽巡「龍田」に砲火を集中する。数発の命中弾を受けてたちまち「龍田」は海面下に姿を没する。駆逐艦「睦月」は砲火を回避しつつ距離8000mから「ミネアポリス」に向けて数本を魚雷を発射した。魚雷は「ミネアポリス」をかすめて後方に走り去る。その「睦月」もオーストラリア軽巡「ホバート」の砲撃を受けてたちまち戦闘能力を失う。
逃げをうつ日本側輸送船も米巡洋艦の追跡を免れ得なかった。生き残った輸送船3隻は悉く沈没。さらに輸送船団と同航していた水上機母艦「神川丸」も沈没した。連合軍巡洋艦部隊は無傷である。

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ここにポートモレスピ-上陸を目指した日本軍輸送船12隻は全滅。精鋭南海支隊の将兵達は輸送船全滅と共に失われた。

結果

この時点で日本軍は勝利を諦めて投了した。シナリオの全Turn数は35Turnだが、22Turnまで終了した。所要時間は14~15時間であった。

日本軍の損害

沈没:重巡「羽黒」、水上機母艦「神川丸」、軽巡「天龍」「龍田」、敷設艦「津軽」、駆逐艦3隻、輸送船14隻、哨戒艇1ユニット
大破:重巡「青葉」「加古」
中破:空母「翔鶴」、重巡「古鷹」「衣笠」、駆逐艦1隻
小破:重巡「妙高」
空母機:3x99艦爆、2x97艦攻
その他:1x零戦、1x零観、2.5x96陸攻、3x1陸攻、0.5x97大艇
(数字はユニット数)

連合軍の損害

沈没:給油艦1隻、潜水艦1隻
小破:空母「ヨークタウン」、重巡「ポートランド」
空母機:2.5xSBD,1.5xTBD
基地機:2.5xP-39,2xA-24,4xB-25/26
(数字はユニット数)

感想

今回は感想は短めにしたい。
まず勝敗についてだが、日本軍は輸送船団の対空防御と対水上防御を軽視したのが敗因と思う。日本軍としては上陸部隊を先行させるのではなく、空母決戦の帰趨を見極めてから上陸を敢行するのが良いのではないだろうか。
今回の対戦は、空母決戦、基地航空戦、潜水艦戦、さらには水上戦闘と様々な局面を楽しめたので、大変楽しい対戦であった。特に水上戦闘は決まると気持ちが良い。陸戦ゲームでの白兵戦のように・・・。対戦相手氏にも満足頂けたようで、例によって次回の対戦が楽しみである。

おわり


暁の珊瑚海 空母瑞鶴戦史:機動部隊出撃 ミッドウェー 太平洋の試練(上)-真珠湾からミッドウェーまで Pacific Carrier War How Carrier Fought Coral Sea, Midway and Submarine Actions: May 1942-August 1942 (History of United States Naval Operations in World War Ii, Volume 4) The First Team - Pacific Naval Air Combat from Pearl Harbor to Midway 1942

暁の珊瑚海
空母瑞鶴戦史:機動部隊出撃
ミッドウェー
太平洋の試練(上)-真珠湾からミッドウェーまで
Pacific Carrier War
How Carrier Fought
Coral Sea, Midway and Submarine Actions: May 1942-August 1942 (History of United States Naval Operations in World War Ii, Volume 4)
The First Team - Pacific Naval Air Combat from Pearl Harbor to Midway 1942

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青葉山は福井・京都の県境に聳える標高693mの山です。別名「若狭富士」とも呼ばれる美しい形の山で、特に高浜町の海岸から見る青葉山の山容は美しいとされています。

西舞鶴駅前のレンタカー屋で車を借りたのが朝8時半。ここから車を飛ばして青葉山登山口へ向かいます。距離的には大したことはないのですが、途中で西舞鶴と東舞鶴の市街地を通るので思ったよりも時間がかかります。結局登山口に着いたのは09:15頃。準備を済ませて登り始めたのは09:30頃でした。

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しばらくは歩きやすいく緩やかな登りが続きます。落葉が敷き詰められた登山道は歩きやすく、気持ちの良い登りがが続きます。40分ほどで展望台に到着。ここからは高浜海岸が一望にできます。

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展望台からは紅葉が綺麗な場所が続きます。圧巻は馬の背で、山を染める紅葉と、眼下の高浜の町の景観が見事です。

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山頂の青葉神社に着いたのは1100過ぎでした。所要時間は約1.5時間。決して時間的に大きい訳ではありませんが、出発が遅れた事が災いして後の工程に響きそうな気配です。

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結局帰りは元来た道を戻ることにしました。当初の予定では西峰山頂を経て山裾を回って下山の予定でした。そのルートでも帰れないことはないのですが、西舞鶴で魚を食べるとか、舞鶴港の自衛艦を撮影するとかいったオプションが取りにくい。さらには往路に見た美しい紅葉をもう一度見てみたいという思いもありました。

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帰りは展望台までは写真を撮りながらのノンビリ登山。展望台から先はペースアップして降りていきました。登山口に着いたのは1215頃。所要時間3時間弱の軽めの登山になりました。もっと早い時間に登山口に立つことが出来ていれば、ひょっとしたら周回コースを回ることができたかもしれませんが、まあ制約条件の中で登山プランを立てるのはいつものことたので、これはこれで良しとしましょう。

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日本海軍特務艦船史

海人社

「世界の艦船」の別冊である。この「日本海軍特務艦史」は1997年に発刊された増刊47集(通巻522集)に続いて2度目になる(今回は通巻890)。「世界の艦船」もネタが一回りした感がある。前回と今回と比べると扱っている艦船は殆ど同じ。巻末記事と掲載写真の一部が異なっているだけと言っても過言ではない。だから前作を持っている方にはあまりお奨めできないが巻末記事が面白く、例えば日本海軍における洋上給油の方法だとか電纜敷設艇の任務などは、従来あまり取り上げられなかった事項なので興味深い。

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西舞鶴駅から徒歩2~3分の所にあるお寿司屋さんです。
「ととげん」と読みます。
昼のランチタイムに行きました。
寿司8貫入り、うどんつきの「すし定食」が2000円弱でリーズナブルです。
寿司はさすがに海が近いのでネタが新鮮。美味しいです。

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その時、横のお客さんが食べている海鮮丼。妙に旨そうだったので、翌日再び訪ねてみました。特選海鮮丼(税込み3210円)を注文しました。期待にそぐわない旨さで、魚が一杯に盛られたさらにご飯が入っていて、まさに具沢山の海鮮丼です。

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舞鶴に来た時の定番飯屋がまた1つ増えました。

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