2021年07月
書籍紹介「パンツァーズ・イン・ノルマンディ」
パンツァーズ・イン・ノルマンディ
Eric Lefevre/岡部いさく訳 大日本絵画
ノルマンディ戦を戦ったドイツ装甲部隊について、装備、編成、戦歴をまとめた著作である。大判の書籍ではあるが、写真が多いので読み通すのに左程時間はかからない。高価な著作ではあるが、欧州戦線に関する書籍で日本語で読めるものは多くないので、そういった意味では貴重な著作と言える。お奨め度★★★
らーめんまつや
アラド Ar196
実戦で活躍しながら何故かウォーゲームに登場しない航空機ということで取り上げてみました。スタイル的には結構好きな機体です。
プラモデルとかでは結構見かける機会の多い飛行機です。ドイツ海軍の水上機で「ビスマルク」や「シャルンホルスト」等の主力艦に搭載されることが多いため、取り上げられる機会はそこそこ多いと思います。
ウォーゲームで本機を見たことは、残念ながら私は一度もありません。「ライン演習」やノルウェー作戦のゲームでも、本機は少数機がバラバラに登場することが多いので、まとまった戦術単位としては扱い辛い。そんな所ではないかと思います。
同じ水上機でも、日本海軍のそれは空母戦ゲーム等で索敵戦力の重要な一翼を担っており、登場機会が多いです。また米水上艦の艦載機(SOCシーガル等)は、一部のマニアックな空母戦ゲームでひょっこり登場することがあるよう。
「実戦で活躍しながらウォーゲームには登場しない機体」としては、他にはL-4 GrassHopper(映画「バルジ大作戦」では結構活躍していました)、E-8 JointStars、C-47 Skat\ytrainなんかもありますね。C-47はOCSのような汎用システムゲームでは、登場するケースがあるかも・・・。
島原城
江戸時代初期に有馬氏が日向に転封となり、代わりに 日野江城 に入ったのが松倉重政。その重政が新たな居城として築城したのが島原城の始まりとされている。明治時代に一度廃城となって天守等が廃却されたが、戦後に天守閣が再現され、今に至っている。
島原鉄道の島原駅から徒歩約10分。復元天守の端正な姿が目の前にある。入場料を払って中に入ると、内部は資料館になっている。キリシタンや島原の乱に関する史料。当時の武具等が飾られており、見応えがある。
最上階からは島原の街並みを一望できる。
続いて天守周辺を写真を撮ってみた。
城内の一角にある丑寅の櫓は民具資料館になっていて、明治、大正、昭和、平成の庶民の生活を伝える様々な製品が並べられている。それにしてもワープロが資料館の一角に飾られるとは・・・。そのうちノートパソコンも民具の1つとして飾られるのかなぁ・・・。そういえばファミコンがなかったのは少し驚き。
天守閣の入口には愛想の良い案内嬢がいたので、少し話をしてみると、 「島原城武将隊」 というチームらしい。それぞれが島原に由緒ある武将の姿になり、観光案内をしているそうな。その日いたのは、天草四郎さんと高力忠房さん。ご本人の許可を得て写真を撮らせて頂いた。
そんなこんなで島原城。色々と面白い城であった。
お奨め度★★★★