もりつちの徒然なるままに

ウォーゲームの話や旅の話、山登り、B級グルメなどの記事を書いていきます。 自作のウォーゲームも取り扱っています。

2021年12月

今年もあとわずかです。今年はコロナ禍に始まりコロナ禍に終わった散々な年でしたが、そのような中にあっても色々なゲームをプレイしました。そこで例によって 2021年年始に立てた目標 に対する達成度を見ていきましょう。

1.目標達成度

優先度A

(1) 英文8冊
(2) 秋のゲムマまでに「ソロモン夜襲戦」又は「海空戦」続編版を発表する
(3) 「海空戦No.3」をゲムマ春に発表する
(4) 海空戦ゲームを4作品以上プレイする
(5) 2021年の新作ゲーム4本以上プレイする
(6) WW2ゲームを6本以上プレイする(海空戦を除く)

これは全部達成しました。(3)は「海空戦No.3」ではなく「水上戦No.1」というタイトルになりました。

全体像


優先度B

(1) 現在戦ゲームを3本以上プレイする(海空戦除く)
(2) プレWW2ゲームを3本以上
(3) ゲームの和訳1本以上
(4) Red Storm(GMT)でNATOが攻撃側のシナリオを完遂する
(5) VASSALモジュール
(6) Fighting Wingsシリーズをマスターする


これらは(1)(2)(5)が達成しました。うーん、成績が半分というのは如何にも・・・。

RedStoem全体


優先度C

(1) ソロプレイゲームを2作品以上プレイする
(2) 有効プレイ率2.5以上
(3) Command at Seaをプレイする

(2)(4)(5)を達成しました。(4)についてはStalingrad'42ではありませんが、それに代わる大型ゲームとしてThe Doomsday Project: Episode Oneをプレイしたので、まあそれでOKということで。

z03


全体としては達成率81%。昨年から14ポイント低下しました。あちゃー。
来年はまず90点台に復活させたいですね。

それでは、皆様、来年は良いお年でありますように・・・。

例によって年始に立てた主要目標の達成状況について振り返ってみます。

1-3月

・【100名山】赤城山、冬山登山
・【100名山】西吾妻山、冬山登山
・【100名山】蔵王、冬山登山
・【300名山】三峰山(三重)
・北八ヶ岳、冬山登山
・丹沢に登る
・積雪状態の大山に登る
・低山1つ以上
・熊野古道を歩く
・未踏破の200又は300名山踏破
上記のうち3つ以上

結果:達成。冬からコロナが再び広がってきたので旅行はかなり怪しい状況でしたが色々と登ることができました。赤城山、蔵王、三峰、北八ヶ岳縞枯山、久住山、そして憧れの法華院温泉。本当に成果の多い冬でした。

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4ー5月

・【200名山】桜島に登る ・【300名山】涌蓋山(九州)に登る ・【300名山】山伏(東海)に登る。
・【300名山】斑尾山に登る。
・【300名山】笠ヶ岳(志賀高原)に登る。
・低山で桜を楽しむ。
・上記以外未踏破の200又は300名山踏破
上記のうち2つ以上

結果:達成。4月に高尾山に登り、5月に九州涌蓋山に登りました。

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6-8月

・【100名山】幌尻岳登頂(3日)
・【100名山】北アルプス朝日岳、雪倉岳に登頂(3日)
・【100名山】北アルプス槍ヶ岳縦走(3日以上)
・【100名山】北アルプス雲の平縦走(4日以上)
・【100名山】吾妻山縦走(2日)
・【100名山】十勝岳再登頂
・【100名山】晴天の燧ヶ岳に登頂し、尾瀬を歩く
・【200名山】霞沢岳に登る(2日)
・【200名山】西穂高岳に登る(2日)
・【200名山】東北-秋田、森吉山に登る ・【200名山】帝釈山(田代山)に登る。 ・上記以外で100名山、200名山等に登る
・礼文島をトレッキングする
上記のうち4つ以上

結果:一部達成。3つは達成したのですが、大本命の幌尻岳には登頂できず。

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9-10月

・大雪で紅葉を見る
・裏剣で紅葉を見る
・槍沢+涸沢に登る(10月第2週を狙う)
・【100名山】立山に登る
・【100名山】浅間、前掛山に登る(秋の紅葉が綺麗とのこと)
・【100名山】谷川岳に登る
・【100名山】秋の八甲田山、早池峰、安達太良
・【100名山】秋の那須、奥白根、越後駒
上記のうち3つ以上

結果:概ね達成(大雪、栗駒山、大山)。今年は東大雪の紅葉が素晴らしく美しかったです。また栗駒山の紅葉も素晴らしかった。そういった意味では有意義な山歩きでした。

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11-12月

・九州の200名山、300名山に登る
・【200名山】九州、英彦山で紅葉を見る
・京都高雄方面を歩く
・低山で紅葉を見る
・低山縦走
・山スキー
上記のうち2つ以上

結果:完全達成(11月の英彦山、12月の山スキー)

まとめると、目標14件に対して達成11、代替2で達成率は93%になりました。
また「毎月1回以上登山」の目標も達成しました。ただし、今年の目玉にしていた百名山完全達成は、幌尻岳を制覇できなかったためお預けです。自己評価では84点で昨年と同じです。

来年は90点以上を目指しますが、特に幌尻岳は絶対に登りたいと思います。

それでは良いお年を。

今年も年末がやってきました。そこで個人的な今年のベストゲームを決めたいと思います。
今回は昨年同様以下のような縛りにしました。

(1) 過去3年以内に発表された作品であること。
(2) 私自身は今年初めてプレイした作品であること。

候補として残ったのは以下の作品群です。

・ガ島沖砲雷戦(GJ#77)(2020)
・ガダルカナルギャンビット(GJ#77)(2020)
・The Little Land(CompassGames)(2019)
・The Jaws of Victory(New England Simulation)(2020)
・Atlantic Chase(GMT)(2021)
・パンツァーカイル(GJ#78)(2020)
・The Battle for Germany(CompassGames)(2021)
・Bule Water Navy(CompassGames)(2019)
・SS装甲師団長(GJ75)(2020)
この中から私が選んだ2021年ベストゲームは、以下の3作です。

金:The Battle for Germany(CompassGames)(2021)
銀:Bule Water Navy(CompassGames)(2019)
銅:Atlantic Chase(GMT)(2021)

次点は以下の通りです。

・The Little Land(CompassGames)(2019)
・The Jaws of Victory(New England Simulation)(2020)
・SS装甲師団長(GJ75)(2020)

上の2つは良いゲームだと思うのですが、まともにプレイできていないのが難点(そういう意味では"The Jaws of Victory"は来年の候補に取っておきます。

"SS装甲師団長"も悪いゲームではないのですが、傑作「オペドン」と比べると、やはり「ゲーム的」と感じる面が多々あるので入賞ならず、というところで・・・
それでは良いお年を。

TheBattleforGermany

BWN表紙


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県道43号線。別名藤沢・厚木線。藤沢市を南北に縦断する2車線道路は、両サイドにコンビニや外食チェーン、量販店等が立ち並んでいます。そのうちの一つが今回紹介知る「廻鮮寿司処 タフ」。国道1号線藤沢バイパス城南交差点から3kmほど北上した所にあります。

回転寿司屋ですが、IT化されておらず、いまどき珍しい声がけタイプ。「すいません、ブリ3枚お願いします」というタイプです。コロナ禍なのによくやる・・・。ITシステムとまでは言わなくても、せめて紙に書いて渡す方式にして欲しいなぁ・・・。

寿司は美味しかったですよ。炙りサーモン、ブリ、光物等を食べましたが、ブリとサバが美味しかったです。そうそう厚焼き玉子も美味しかったですね。

何やかやで9皿も食べたので、やっぱり美味しいなぁ・・・。


お奨め度★★★


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211031_戦争はいかに

戦争はいかに終結したか 2度の大戦からベトナム、イラクまで

千々和泰明 中公新書

本書は戦争の終結に際してどのような力学が働くかについて、第1次大戦以降の戦史から紐解いて分析している著作である。筆者によれば、戦争を終結させる際に働く論理は勝者の論理であり、敗者(すなわち劣勢側)の能力や行動は勝者の論理に影響を与える要因の1つに過ぎない。勝者(優勢側)が取り得る論理は、「現在の犠牲の縮小」と「将来の危険の排除」という2つの側面があるという。前者を優先すれば劣勢側と妥協的な講和を取らざるを得なくなり、逆の場合は敵国の現政権を打倒する所まで攻め続けることなるだろう。前者の典型がWW2における欧州戦線やアフガン・イラク戦争であり、後者の典型が湾岸戦争や朝鮮・ベトナム戦争となる。WW2における対日戦は、後者にかなり寄った終結パターンだが、「ポツダム宣言」と称する条件提示降伏であったことから、無条件降伏という敵政府打倒から一歩後退した終わり方だとしている。
本書で示されているのは「言われてみれば当然」ということばかりだが、それを整理して示したという点で本書の価値は大きい。さらに言えば、将来起こるであろう戦争に対してどのような青写真を描くかを考察する際にも有益だろう。詰まるところ「戦争は勝って終わらなければ意味がない」のだが、本当に勝った場合に考慮すべき事項、あるいは不幸にして敗れた時にどのような状況が予想されるかについて、本書で学べることは大きい。

お奨め度★★★★

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